「かくれんぼ」について
少し前から新しく始まったけど内容的には新しくない「盛り合わせ」が新しいパートに入りました。
「かくれんぼ」
そういうタイトルの20話の中編です。
本文最後に説明がありますが、これは2021年に「小説家になろう」の「夏のホラー」に投稿しようと思って書いた作品です。
「一発ホラー書いてみるか」
そう思って考えていた内容があるんですが、まあいつもの私のやることです、いざ書き始めてから、
「え、お題があったの!」
と、気がつきました。
「かくれんぼ」
それがそのお題でした。
書き始めたのはもう締め切り間際、
「うーん、今から新しく書くのもなんだしなあ、これをいじってなんとかするか」
と、本当になんとかしたのがこの作品です。
前回の5本は同じ年の「ノベルアップ+」の夏のお題で、長編「黒のシャンタル」以外で初めて書いた「短編」ですが、それでいくとこれは「初めて書いた中編」になりますか。
まあ初めて書いたということで、色々とつっこみどころも多いと思いますが、そのあたりは、
「初めて書いたんだからね!」
ということで、お許しいただけるとうれしいです。
全部で20本、毎日1本ずつ公開してきますので、夏の真ん中、お盆前ぐらいまで楽しんでいただけるかと思います。
「そんな蛇の生殺しみたいのめんどくさい」
という方は、オリジナルの、
「かくれんぼ ~いても見えない誰かがいる~」
を読んでいただけたら最後まで一気読みできますので、よろしければそちらをよろしくお願いいたします。
しかし、これらがもう3年前なんですよね。当時は色々と大変な時代で、それを思うと「3年も前」ではなく「たった3年前」なのかと驚いてしまいます。
夏と言えばホラー、今年もあちらこちらでホラー企画をやっているようなので、何か浮かんだら参加してみようかなと思わないでもないですが、なかなかそこまでのゆとりがないので、この作品を掘り起こしながら、その気になったら書いてみるかもぐらいにしておきます。
そういや「ア・ラ・カルト」や「お題に挑戦」で多少ホラーらしいのを書いてるような気がしますが、何しろ気がつけば本数を書いてるので、
「どういうの書いたっけ?」
と思うこともしばしば……
実はこの前のシリーズもこの作品も読み返しながら、
「ほう、こんなの書いてたのか」
と、読み返して結構他人の目で見られるのが面白かったりもします。
一番恐ろしいのは、そうして書いてて書いた本人がすっかり忘れてるというこの3歩歩くと全て忘れる素晴らしい記憶力なのではないか、と多少思ったりもしてますが、まあそのこともすぐに忘れることでしょう。
元になったオリジナルの「かくれんぼ ~いても見えない誰かがいる~」は以下になります。
https://ncode.syosetu.com/n2199he/