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小椋夏己の創作ノート  作者: 小椋夏己
2024年  7月
108/132

シャンタリオ王家のこと・その1

「あ、この夫婦紹介してなかった」


 次の登場人物紹介を誰にするか調べていて、ある人たちのことを紹介してなかったことを思い出しました。


「親父の国王だけ紹介して息子夫婦紹介してないわ」


 第一部で夫婦そろってちょろっと登場してるのをすっかり忘れてたんです。ある時、トーヤがちらっと見て、色々と批評をしております。


 皇太子については、


「母ちゃんによくにた青瓢箪(あおびょうたん)


 と言ってますし、その奥さんの皇太子妃については、


「かわいいが自分のタイプとはちょっと違う」


 と言いかけて、ある人の反応を恐れて口をつぐんでました。


「そういやそんな前から出てたんだったな、前に割り込ませるか」


 そう思って皇太子と皇太子妃について、


「ああやれやれ、作業終わり」


 とお風呂に入ったんですが、そこで思い出しました。


「やばっ、かーちゃんも一緒に出てるがな」


 そう、ここで国王の奥さん、王妃も出てきてました。


 ちなみにトーヤは、


「若い頃はべっぴんだっただろうから、旦那の『花園』は気にいらなかっただろうなあ」


 と言ってます。


 3人共第一部ではこの程度しか出てませんが、その後でまた出てきますので、覚えておいてくださると助かります。


 ちなみにトーヤは親父の国王のことは、


「まだまだ現役って感じ、そりゃマユリアのことも欲しがるよな」


 と言ってました。


 第一部では全員その程度にしか触れてないんですが、色々とほっとけない要素があるんですよね。なんで親父がそんなにいっぱいべっぴんさんを集めたかとか、奥さんの王妃が自分の親戚の子を息子の奥さんにしたかとか、息子がマユリアを巡って親父と険悪になった経緯とか。そういうのもちょっとだけ説明しておこうかなと思って何回か書いてみたいと思います。


 とりあえず八年前には人に戻るマユリアを父親の国王と息子の皇太子が取り合って、


「国王の言うことが聞けないのか!」


 と、無理やり自分の後宮に入れることに決めてしまいましたが、これはやはり国王が特別な存在だからです。


 シャンタリオでは一番偉いのはシャンタル、その次がマユリアと国王ということになってますが、やっぱり女神様の方が偉いんですよ、実際は。

 たとえば国王がマユリアに「◯◯してほしい」と要望を出したとしても、マユリアが「いやどす」と言ったらそれで終わりです。ですがマユリアから国王に要望が出されたら、国王はそれを否とは言えません。同じ立場と言われても、やっぱり人より神様が偉いのがシャンタリオなんです。


 ただ、国王はずっと国王ですが、マユリアは大体二十歳になったら人に戻って一国民となるので、立場が逆転してしまいます。シャンタルは別格、そして国王とマユリアはそういう関係となるということです。

※王妃、皇太子、皇太子妃が出てくる「18 渡り廊下から」は以下になります。


https://ncode.syosetu.com/n0290gp/329



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