86:一年前の作品を改稿がてらに読み返して自分の成長を感じる
最近寝不足気味に加えてメンタル凹みがち。
リアルの事情も多分にあるのですが、近頃執筆がうまくいかずに悩んでいます。
好きなものほど読まれないことへのやるせなさがあります。
好きなキャラをたくさん出し、展開も考えに考え抜いて、全力を注いで書いた長編……ランキングに載れたはいいもののすぐに落ちました。
あまりスパダリヒーローが好きになれないので自分好みのキャラに設定しつつテンプレも取り入れて、自分的にはかなり上出来になった作品……これも全然ダメ。
逆に息抜きがてらにサクッと書いたものほど評価される。けれどコンテストは大体において掠りもしないし通ったとしても落選するし、編集様からの拾い上げは一度きりでそのあとは全く兆しすらない。
それなら書籍化されるほどの面白いものを書かなくては。でも面白いものとは?などなど、考え過ぎで新しい短編もろくに進まず8000文字あたりで放棄するということを繰り返す始末なのです。
仕方ないのでえいやっと短編連載を始めてみつつ、別サイトへの転載でもしようかなと思い、過去作を改稿がてら読み返してみました。
五十話の長編で、完結したのは去年の9月10日。明日でちょうど一年になります。(まあこれに気づいたのはつい先ほどなのですが笑)
結論から言いますと、言い回しがいちいち雑でした。
こんな出来でコンテストの一次通過をしたなんて信じられないほど、キャラ設定もセリフも、そして特に描写がとにかく雑。改稿をたった二話で諦めてしまうほどだったのです。
一年前の私、こんなものを書いていたんだなぁと思う一方、この一年でかなりの成長を感じました。
今もまだ全然ダメダメだけれど、さらに一年続けていればきっとさらに上達するはず。軽く折れかけていた気持ちをどうにか立て直して、これからも書き続けようと決めました。
たまに泣き言を言うかも知れませんが、大目に見ていただけると幸いです。




