84:書籍化するための方法を考える
活動報告やら外部SNSサイトでは散々宣伝しまくりましたが、このエッセイでも言います。
私、この度コミカライズが決定しました。
六月にお話をもらった時は「まさかこの作品が!?」という感じでしたが、編集様とお話ししていくうち、徐々に実感が湧き始めているところです。
さて、私がこの小説家になろうで果たしたいことが二つありました。
一つ、コミカライズ。そしてもう一つが書籍化。
なんとも強欲な話ですが、念願のコミカライズが叶ったのだから書籍化もしたい!!と以前より強く思うようになってしまいまして、どうすれば書籍化できるか改めて考えてみました。
⚫︎賞レースルート
これはなかなかに厳しそう。
ptの足ぎりがある賞などは上記のランキングの傾向も考えて書かなければなりませんし、もしpt関係なく入選する賞であっても、そのレーベルに合う話でなければなりません。
はっきり言ってレーベルカラーまでよくわからないんですよね……。なので、結構運任せ要素が強めです。
他サイトでも賞に出していたりしますが、多分通らない気がします。
もし通れば結構有名になれる上、賞金ももらえるので一番嬉しいルートではありますが。
⚫︎ランキングルート(短編)
実質、これが一番有力かと思います。
異世界恋愛ランキングの一位になれば結構な確率で書籍化の話がくると聞いたことがあるので、ランキングトップを狙うのです。ランキングでは短編が有利なので、短編からの書籍化が望ましい。
が、今のランキングは殺伐系――別れ話などが多く、甘々な恋愛は人気が出にくい模様。一週間ほど前に溺愛系を書いて爆死したのに対し、三日前に書いた殺伐系の短編は八位まで行きました。
でも、八位です。
一位には程遠い。どうすれば一位になれるのか、試行錯誤していますが私は正直なところ殺伐系が好きではないので、書きづらいのかも知れません。
殺伐系のどこが面白いのか、甘々好きな私は理解に苦しむばかりです……。
⚫︎ランキングルート(長編)
これはかなりの茨の道。
そこそこ受けそうな短編を出して、適度な順位まで上がったところを見計らって連載化し、そちらに読者を集めて完結ブーストでランキングに上り詰め、そこで書籍化打診を待つ――そんな作戦です。
が、そもそもの短編が爆死などしたらお話にならない上、連載も途中でガタっと人気が落ちたりするので難しいです。短編→連載版で毎日投稿してさえ人気を保ち続けられなかった過去があるため、不安要素は強め。
さて、ここまでつらつらと書いてきましたが、結局どれも難しいという結論に至ってしまいます。
しかし貪欲なので書籍化を諦めるつもりは全くありません。そうなると、やっぱり手段は一つ。
可能な限り全ての書籍化ルートをやってみるのです。
無謀ですね。一日どれほど書いても追いつかなさそうなほど無謀な作戦です。
ですがかなり本気で書籍化したいので、やります。やってみせます。それでもダメなら、凹むかも知れませんがやり続けます。
ということで、決意表明のような、ただ自分の脳内にあるぐちゃぐちゃした考えをまとめるだけのような、そんなエッセイでした。




