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私の創作つぶやきエッセイ  作者: 柴野いずみ@『悪女エメリィ』一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞!


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83/92

83:これ、読んでもらえるの……?

 現在、秋に向けてとある連載を始めようと準備中。

 まずはそれの元となる短編を書いているのですが……ふと、気づいてしまいました。


「これ、読んでもらえるの……?」




 私は自信作、というか自分の好みで自信満々で出した作品ほど読んでもらえない傾向にあります。

 たとえば、一週間ほど前に完結した『その口付けは呪いとなりて』という26000文字くらいの中編。

 舞台は王子や令嬢が当たり前にいる、異世界恋愛ジャンルで好まれる世界観。そしてその中に私の好み(文章の具合だとかヒロインの性格だとか展開だとか)を思いっきり詰め込みました。


 はっきり言って自作の中で二番目くらいのかなりの自信作でした。

 ちなみに一番目は代表作の長編です(そちらは幸い10000pt超えましたが)。


 そして二番目の自信作の結果はというと。

 300ptをちょっと超えたあたり。異世界恋愛ジャンルでいうと、すごくすごーく低い。


 わかっていました。テンプレじゃありませんしね?

 婚約破棄も、白い結婚――偽装結婚とも言います――要素もない。でももう少し読まれたらなぁと思っていたのに、ランキングの下の方にすら入らなかった。


 他にもワーシープのヒロインのお話だったり、龍人ヒロインのお話だったりと、自分の好みを詰め込んだ作品ほど人気が出ず、軒並み500pt程度。

 婚約破棄の短編が5000pt以上取れることを考えると、天と地の差です。


 さて、一方で今書いているのは白い結婚ものです。

 しかしテンプレの「お前を愛することはない」系ではなく、ヒロインから白い結婚を提案するという形。

 そしてヒーローはただツンデレなだけで、ヒロインとの間でもだもだする話、なのですが。

 

 意気込んで短編を書いて、一万字以上書いた時、気づいてしまったのです。

 あれ、この短編、ランキング上がれる気がしないぞ?と。


 実は今度目指すものは、月間ランキング入り。

 短編をあげてランキング十位くらいまでになり、それから書き溜めておいた連載版(10万字予定)を連続投稿したらpt爆上がりなのでは……?という考えのもとでした。


 なのにそもそもの短編が受けなさそう。すごく受けなさそう。

 それなら連載版を書く意味がなくなるのではと、筆が止まってしまうのでした。


 どうせならたくさん読まれたいので、別のテンプレ短編を書いてそれを連載化すれば確実には違いないでしょう。

 でもせっかく思いついた物語、最後まで完成させたい。


 ぐるぐるとそんな風に考えながら悩んでおります。

 はぁ……一体どうしたものか。

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― 新着の感想 ―
[一言] けっきょくは自分の中で折り合いをつけるしかないのよね(´・ω・`) 伸びなくても書きたいのなら書いたらいいよ。 少なくとも作品を執筆した経験は残るから……
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