08:世界観の構築について
世界観の構築というのは、中編や長編にとって要となる場合が多いです。
例えば長編ファンタジーの場合、まずこの世界と舞台となる異世界がどう違うのか、詳細を詰めていかなければなりません。
SFとかでも同じでしょう。
でもSFを書くのは得意でないので、ファンタジー系の話をします。
よくある世界観の一つに、「剣と魔法の世界」があります。
騎士がいて、魔女がいて、勇者がいて、魔王や悪の帝王がいるわけですね。
剣と魔法のファンタジー、これ、読むのは好きなんですよ。
でも、書くためには、かなり手順が必要です。
まず、魔法の種類や、その矛盾がないように設定しなければならない。
魔法があまりにも優れていたら話になりませんし、劣りすぎていてもまた同じ。
微妙なバランスに設定した後、それを中心に出来上がった世界というものがどういうものなのか、それを考えていかねばなりません。
多くの剣と魔法のファンタジーは、中世っぽくしてあります。
でも魔法というものがあれば、もっと文明が栄えるはずですよね。あれ、私は不思議というか変だと思うんです。
でも、近未来的な世界観に魔法だの剣だのって合わないでしょう?
だから悩みどころなのです。
私は長編数個を書いておきながら、いまだに剣と魔法の世界が描けていません。
今、一応書いていますが、もしかしたら裏エタ(勝手につけました。未投稿でエタるってことです)するかも。
世界観の構築は、やはり歴史を知らないとダメなのでしょうね。私、歴史がちんぷんかんぷんなんですよ……。
今後はそこらへんも勉強していかなきゃなあ、と思いつつ、自分の物語世界の構築に励むのでした。