71:じっくり書いた長編より、サクッと書いた短編が読まれるという事実
以前大長編を書きたいという一方で、私には大きな課題があるのです。
それは、心を込めて書いた長編作品より、サクッと書いた短編作品の方が圧倒的に読まれ、好まれるという事実です。
なろうにはその傾向が強いとは言いますが、そればかりではありません。
家族などに見せても、絶対的に短編の方がウケがいいのです。
なぜ……? その度にかなりのショックを受けます。
当然、かけた時間や思いの濃さは違うわけで。
短編だってもちろん頑張って書くわけですが、長編はその努力量が違う。
なのにこの結果は何なのよ! と叫びたくなるわけです。
きっと私の長編が好まれないのは、不要な部分が多いからだろうな……とは思います。
無駄に長かったり、いらないシーンというものが必然的に増えてきて、読みづらくなるのでしょう。
でも書いている当人はそれがわからないものですから……、困った。
今度臨む予定の大長編は、そこらへんを気をつけて書かなくちゃなあと思ってます。
余談ですが、もう一つ不思議なのは本編よりスピンオフなどが読まれる現象。あれって何なんでしょうね……?




