54:底辺脱出作戦開始
ということで、早速内容を考えて行きたいと思います。
まず私は、タイトルから内容を考えます。
ので、どんなタイトルであれば人気出るのかを見ていきますね。
私は、なろうに投稿されていたエッセイを探し出し、読みました。
↓がそれです。
【参考文献①】
底辺作家がたった2日で、ブクマ10倍を実現した
https://ncode.syosetu.com/n0996es/
このエッセイによりますと、《20%ブクマ診断法》というのがあるんだそうです。
詳しくは上記のエッセイを読んでください。
私はその方法で、いくつかのキーワードを見つけ出しました。
『悪役令嬢』
『ざまぁ』
『追放』
『婚約破棄』
ひと目見るだけで、「ああ」となる人も多いことでしょう。
このキーワードを使えば、かなりの高確率で底辺卒業ができるらしいのです。
ただし、これらのキーワードはタイトルに含まなければならなりません。
そこで考えてみました。
『婚約破棄で追放された悪役令嬢、勇者に拾われ魔法使いに!? ざまぁみやがれ王子! あんたの腹黒暴いてやりますわよ!』
よくありそうな長文タイトルですね。てんこ盛りです。
これで行こうかと考えていたその時、こんなエッセイを見つけました。
【参考文献②】
長文タイトルは、もう遅い? ~軽くデータ分析したところ、「小説家になろう」で長文タイトルの流行が終わりつつある……かもしれない件【2021年4月時点の仮説につき取扱注意】~
https://ncode.syosetu.com/n0589gx/
ここには、四十文字以下のタイトルの方がニーズがあることが書かれていました。
私は慌ててタイトルを見直してみました。すると……なんと五十六文字! 長い!
四十文字までへつろうと努力した結果、下のタイトルになりました。
『婚約破棄追放の悪役令嬢、勇者に拾われ魔法使いに!? ざまぁ、腹黒王子は許さない!』
ピッタリ四十文字。
これで大丈夫なはず!
次はあらすじです。
これについては、月間ランキングの作品などを参考にしました。が、いまいち違うかも知れません。
好まれそうなキーワードを考えます。
タイトルに入れてあるワード以外にも、『冒険』や『復讐』、『逆ハーレム』なども入れてみたりして需要を増やすようにしました。
これで終わり……と思いきや、決めておかなければならないことはまだあります。
例えば、連載か一話完結か。
当然のことながら一話完結の方が文字数が少なくていいので書きやすいです。しかしその代わり、投稿が一度きりで人の目に触れる機会が極度に少ないのでおすすめできません。私は連載を選びました。
連載にしても色々ありますよね。
短編連載、という形式もあるにはあります。ですがここは長編連載でいきましょう。
重要なのは文字数です。
なろうには十万字ブーストというのがあるのをご存知でしょうか。
連載小説が十万字を超えると、起こると言われている現象。私は一作だけ十万字を超えましたが、まだ体験したことがありません。
でもこれに期待をかけるしかない!
文字数が決まれば、ついでに話数も定めてしまいましょう。
うん、キリがいいので百話としました。計算上、一話につき千文字ですね。
毎日更新というのがポイントを稼ぐ上では重要になってきますので、毎日更新をするにも苦しくない文字数がいいです。千から二千文字がベスト。
よし、あとはプロットを組んでいきましょう! 百話と決めているので、その項目に合わせて話を考えることにします。
十話書き溜め時点で投稿です!




