44:知らないものは書けない
先日のこと。
作者さんとの交流で、私はご指摘を受けました。
「知らないのに想像で書いている。だからおかしい(現実味が欠如している)」と。
言われてみれば確かにそうです。
例えば私は「最後のパレード」という作品を書きましたが、実際にパレードを見たことはありません。
ミステリーも書きましたが、現実に別荘へ行ったこともないですし、恋愛小説で言えば恋愛を知らない。友情物語に関しては本当の友情を知らないわけです。
実際の「それ」を知らないで描くというのは、至難の業。想像で補っているものの、それでは足りないとちゃんと見抜かれてしまったのです。
実は家族にも前々から言われていました……。
こうなったら仕方ない、「それ」を知りに行くしかありません。
ご時世もあり外に飛び出すのは難しいこともあります。が、今の世界ネットが盛ん。動画などで見たり調べたりして、ある程度の知識を蓄えることもできます。
図書館の文献などももちろん役立つでしょう。
そうやって描く対象を深く知り、描くことが大切だなあと思うのでした。
これから実践するつもりです。




