40:どんでん返しの面白さ
小説の魅力。それはやっぱり、どんでん返しですよね。
単調な流れで終わりが見えた……と思いきや、大きくひっくり返すような展開。
私はそれがとても好きです。
でも、書くとなると難しいんですよ。
プロット構成段階から考えるわけですが、どうしても私は真っ直ぐ突き進んでしまう傾向が強いのです。
そこで考え直しました。結末から考えてみようと。
結末→どんでんがえし→序盤
こうするとできるのではないかと、思ったわけです。
例えば恋愛もの。
ヒーローBとの結婚エンドとします。
どんでん返し、それは突然ヒロインがヒーローBのことが好きになること。
そのためには、ヒロインは元々ヒーローAという存在が好きでなくてはいけません。
ヒーローAとの障害をなんとかしてくれたヒーローB。
ヒロインは彼に恋をしてしまい、ヒーローAを振り切ってヒーローB側に着くという奇行に出るわけです。
どんでん返しとしては薄めですが、こんな感じ。
結末から考えてみれば、結構楽なものかも知れません。
短編はもちろん、長編にはこの手が非常に有力かと思います。
長い長い物語ですから、平坦でいるわけにはいきませんものね。
面白いどんでん返し作りに向けて頑張ります。




