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32:手を止めてみて考える
前回、連載小説が書けない話をしました。
そこで一度、手を止めて考えてみたんです。
私は一体何をしたいのだろうと。
最初は純粋に書きたかった。書いた作品を読んでくれる人が少しでもいたらそれでよかった。
しかし今はどうでしょう?
人より勝りたい、人気が出たい。邪念が多すぎる気がします。
いつまでもピュアでいる必要はないと私は思っていますから、邪念があってもいいんです。その邪念こそが向上心に繋がるのかも知れませんから。
でも、本末転倒になっているのではないかと考えました。
人に見せなければならない、期待されているから、書く。
これだとうまくいかないんですよね、きっと。
やりたいじゃなくてやらねばならない、ですから。義務になってしまっては楽しくありません。
義務じゃなくて楽しみとして捉え、かつ向上心を持って上へ行く。
それがきっと理想で、私のやりたいことなんだと思います。
ので、目指す場所を決めましょう。
次回に続きます。




