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私の創作つぶやきエッセイ  作者: 柴野いずみ@『悪女エメリィ』一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞!


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29/92

29:バッドエンド厨という病

 さて、前回ハピエン厨であると語った私ですが、実は……バドエン厨でもあるわけなんですね(笑)


 バッドエンド厨。バッドエンド至上主義は、バッドエンドを好みそれしか読まない・認めないこと。


 前回の冒頭私は、『準ハピエン厨』と言いました。これはそういうわけです。


 私はファンタジーや恋愛ジャンルではハピエン厨です。

 でもそれ以外、ホラーやSF、ミステリー、そのほかヒューマンドラマなども。


 バッドエンドでないと、気が済まないんですよ。


 例えばミステリー。最後の最後で謎が全部解けて、結局事件は何も起きていなかった~、誰かの勘違いだった~、みたいな結末ありますよね。


 あれとかもう絶対に許せない。

 事件がなかったって何!? どうせなら最強のバッドエンドで終わらせろよ! と叫びたくなります。


 SFも同じ。

 色々ありながら、結末は「そうして人類は幸福への道を歩いていくだろう」みたいな、なんとなくハッピーな終わり方ありますよね。


 どうかしてるんじゃないの?

 そんなのご都合主義じゃない。せっかくならもっと不穏で救いようがない終わり方が見たいのに。ご都合主義ならファンタジーでお腹いっぱい。


 ホラーもハッピーエンドだと気が抜けます。「化け物に襲われたが、俺たちは無事に帰宅した。今でもあの夜が忘れられない」


 なんで死なないの? もっと恐怖して死んでほしい。めちゃくちゃになってほしいのに物足りないじゃないですか。


 とまぁ、かなりなバドエン厨なわけであります。


 前回とは正反対のことを言ってますね(笑)


 書く時は基本、同じ基準でやっています。私の中でハッピーエンドが許されているのは、恋愛とファンタジーだけなんです。


 こうやって整理していくと、私は準ハピエン厨であり準バドエン厨であることがわかりました。


 そのジャンルを読むのだから、期待した通りの結末であってほしい!

 登場人物に愛を注ぐファンタジー等々は必ずハッピーエンドであってほしいし、悲劇を楽しみに読んでいるヒューマンドラマや最高の恐怖こそが楽しみのホラーは必ずバッドエンドであってほしい。


 これが私の本当に勝手すぎる望みなのです。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 御意見、めちゃくちゃ賛同いたします。 当方は、バッドエンド病の末期症状なので、何故かしらそう言う話しばかりを好んで読んでしまいますね バッドエンドストーリー最高\(^_^)/
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