22:異性の人物を書くと、リアリティがない
今回は異性の人物を書くということについて綴ってみます。
どんな物語でも、大抵異性というのは登場します。
私は女ですから、男キャラを書く際の話をしますね。
女視点で物語を書く時、男に恋をしたりすることもあるでしょう。
しかしその際の男キャラの言動が、男性読者からしたら「?」な場合が多いわけです。
だって、女性にとっての男性への理想は、『物腰が柔らかく優しい、いざという時に頼り甲斐があり強い男』。
それに自分の価値観の合う人物を好みます。
が、実際の男性は当然ながらそうではありませんよね。
だから女性の描く男キャラに、男性は非常に違和感、ともすれば嫌悪感を感じるのでしょう。
それは男性作家が書く女キャラも同じです。なんか変だな、と私はいつも思ってしまいます。
けれどそれをうまく描かれている方も当然いらっしゃいますよね。
その「コツ」って何なのでしょう?
私はやはり、人生経験だと思います。
女性であれば男と付き合い、話して、その上男性向けの本などを読み漁る。
男性ならその逆。
私は以前書いて、他の方に読んでいただいた時「性別逆転した方がマシ」と言われてしまいました。
それが悔しくて今勉強している途中です。
なかなか難しい問題ですが、なんとかクリアしたい……、と日々奮闘しております。




