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17/92

17:五感を描く

 五感を描くことは、私にとっては大きな障害の一つです。


・触覚

・聴覚

・味覚

・嗅覚

・視覚


 私は、このうち二つがあまりよくありません。

 嗅覚と視覚です。

 生まれつきちょっと障害を抱えており、嗅覚はありません。

 そして視覚も、片方は見えずもう片方も危ういという状態なわけなのです。


 私の小説を読み返すと、嗅覚の描写はほとんどないのがわかります。『磯の香りがした』とか『芳しい花の香り』とかその程度の、ざっくりした感じしか描けないんです。


 一方の視覚は、もちろん描けるには描けるのですが、ぼんやりしているというか、やはり作者の見えている世界に近寄ってしまうんですね。


 ですから大切なのは、聴覚と触覚、味覚です。

 味覚はあまり万能ではないので、主に聴覚と触覚で伝えることになります。


 聴覚は言うまでもなく音、または声。

 これは小説にとって大切な分野になってきます。五感の中では最重要でしょう。

 声があるから、話が進むわけで。

 音があるから人間は何かを感じるんですよね。


 そして触覚。これも大切になってきますが、私はあまり多用できていません。

 これとオノマトペなんかを合わせると、読者により状況が伝わるはずですから、なるべく使うようにするつもりです。


 五感を描くと、物語に深みが出るとよく言います。

 普段から五感を意識し、それを文にも活かす。これが小説を書くにあたって大切なことだと、最近よく思います。

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