14:楽しいキャラネーミング
小説を書き始める前の一番の醍醐味。それが、キャラネーミングだと思います。
私はキャラクターに名前をつけるのが好きです。
プロットや世界観を組む前、一番の初期段階。
ぼんやりとしたアイデアが頭の中でふわふわしているその時、キャラクターというものを確立させるために名前はあると思うんです。
私は、その小説ごとに名前を使い分けています。
なんというか好きな名前というのが見た瞬間にわかるというか、感じるんですよ。
それで、「このキャラにはこの可愛い名前がいいな」「このお話だからこのキャラにはダサめの名前がいいな」みたいなのを選んでいるんです。
例えば、『マリー』という名前。
これは私の考えでは、可愛いと思います。ので、愛らしいキャラなどにつけます。
一方『メアリー』とかは中流だと思っています。良くも悪くもない、そんな名前。ふさわしいキャラを選び、名付けます。
『ジュリー』。これなんか顕著な例ですね。この名前の方には本当に申し訳ないのですが、私はあまり好きな名前ではありません。ので、悪役やモブキャラ、捨て役、またはそれ相応のキャラとします。
このように、名前を見た瞬間ピンとくるのです。
今は外国の名前を例に挙げましたが、日本の名前でも同じ。美人系、可愛い系、ブス系、気が強い系、などなど完全に私の主観で名前を系統分けして考えています。
いつも思います。名前づけは楽しい。
そのキャラクターが、初めて生まれる瞬間なのですから。