12:SFを書きたいのに……
今回はSFの話をしましょう。
私は今まで、たくさんのSFを読んできました。
大抵ショートショートですが、基礎くらいは知っているつもりです。
けれど、書くとなると途端に難しい。
今まで、一度だけSFっぽいものを書いたことがあります。でもそれはファンタジーに近く、あまり科学的ではありませんでした。
SFを書くにはどうしたらいいのでしょう?
化学を知らないからかけないのでしょうか。それも多分あると思いますが、問題の根幹ではないはずです。
ズバリ、私がSFを書けないのはリアリティが持てないからということです。
これは世界観構築についての時も、キャラクターについての時も言いました。
やはり小説には、リアリティが必要なのです。
特にフワッとした感じでは済まされないSFではそれが顕著に現れるのでしょう。
世界観も細かく設定、その上科学というソース、そして人間の感情。
これが全部組み合わさって、ようやくSFができると思うのです。
だからジャンルとしては、純文学並みに難しいと思っています。(純文学なんかまともに書けませんし読めません。お恥ずかしながら……)
だから、有名なSF作家たちのあの面白い文章やストーリーを見ると、本当に「すごい」と思います。
そして私も書きたくなり、またキーボードを打つわけですが、やはりうまくいきません。
これはきっと、試行錯誤が必要なのでしょうね。これからはSFジャンルも書いていこうと思っています。