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悪役にされた冷徹令嬢は王太子を守りたい~やり直し人生で我慢をやめたら溺愛され始めた様子~  作者: 阿井りいあ
学園の始まり

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二章のあらすじ&キャラ紹介 ※一、二章ネタバレ注意

お待たせいたしました。

明日(8月29日)から三章「陰謀の始まり」編スタートします。

毎日一話、もしくは二話ずつ三章完結まで毎日更新しますのでどうぞよろしくお願いします!


内容どんなだったっけ? という方のために、またあらすじをご用意いたしました。参考にしてくだされば……!

読み返してもらっても良いですよ! よ!

【二章のあらすじ】


 王立イグリハイム学園へと入学したレセリカは、まず友達を作ろうと決意する。未来を変えるため、自分のイメージを払拭するために味方や理解者を増やしたいためだ。

 だが、表情や態度に出にくい性格はなかなか変わらず、うまくいかないでいた。また、婚約者である王太子セオフィラスと一緒にランチをすることで余計に人が寄り付かなくなってしまったのだ。


 そんな中、キャロルが話しかけてくれたのをキッカケに友達になることが出来たレセリカ。このまま少しずつ増やしていこうと決めた矢先、王太子セオフィラスの婚約者であるレセリカ派と、セオフィラスに想いを寄せるラティーシャ派という派閥が出来ていることを知る。しかも、まるでレセリカが悪女かのような噂が出回っているというのだ。

 また、セオフィラスではなく王弟の息子であるフレデリックが次期国王にふさわしいという声も上がっており、慎重に様子を見ることとなった。


 しかし、二年生へと進級しても噂は消えず、派閥の勢いは増すばかり。早く手を打つべきだったと反省したレセリカの下へ、噂のもう一人の令嬢であるラティーシャがやってきた。仲の良いところを見せれば噂は間違いだと広まるのではないか、と提案してきたのだ。

 本当の友達になれたら嬉しいというラティーシャの言葉を信じ、レセリカはその作戦に乗ることに。だが、やはりそれはラティーシャの罠であった。彼女はレセリカと会うたびに被害者ぶるのだ。


 キャロルや新しく友達になったポーラ、弟のロミオやヒューイの協力で、レセリカも動き出す。生徒たちの前に出て、自ら質問に答える場を設けたのだ。

 最初は戸惑い気味だった生徒たちも、質問会の様子やヒューイの密かな活躍により次第にレセリカのことを知っていき、風向きが変わっていく。

 そうしてついにラティーシャの本性が暴かれ、一連の騒動は収束したのだった。


 騒動後、互いに本音で話し合ったことでラティーシャと少しだけ仲良くなったレセリカ。友達も増え、当初の目的が果たされた反面、守るべきものが増えたとレセリカは責任の重さを自覚する。セオフィラス含め、みんなのことを守りたいと改めて決意した。


 平和が訪れたと思ったのも束の間。過去にフローラ王女が亡くなるきっかけとなった事件で使われた毒の出所が、水の一族だとヒューイからの情報で知る。

 しかも、その水の一族の一人が来年度から教師として学園に来るという。


 王太子暗殺事件に繋がる陰謀の片鱗が見え始め、レセリカたちに魔の手が忍び寄る……!



【キャラ紹介】※年齢は三章開始時のもの(レセリカ三年生)


レセリカ・ベッドフォード(11)

ベッドフォード公爵家長女。期待に応えようと必死で頑張る努力家だが、想定外の出来事に弱く、慌てることも。無表情がデフォルトだが、二度目の人生で本音を告げるようになってから少し笑うことが増えた。王太子の婚約者に選ばれる。


セオフィラス・ロア・バラージュ(12)

(セント)エデルバラージ王国王太子。幼い頃に姉を亡くしてから常に笑顔の仮面を被って人を信用しない。レセリカと出会ってからは彼女に心を開きつつある。無自覚に独占欲を発揮し、目的のために外堀から埋めていく系腹黒王子。


ラティーシャ・フロックハート(11)

フロックハート伯爵家長女。兄がいる。セオフィラスを一途に思い続けており、レセリカに嫉妬の炎を燃やしていたが、目論見は潰えて今では不本意ながらレセリカの友達ポジションに。人当たりが良く、自分が可愛いことを自覚している。


リファレット・アディントン(13)

アディントン伯爵家長男。ラティーシャの婚約者(仮)。ラティーシャに一目惚れをしており、何の得もない条件を受け入れた。体格が良く、堅物で真面目。レセリカのことを誤解していたが、オリエンテーションを通じて考えを改めた。


ヒューイ・ウィンジェイド

不思議な力を使う元素の一族が一つ、風の一族の少年。生涯でただ一人のために尽くす一族で、レセリカを主人に選ぶ。情報収集が得意。誰が相手でも態度を変えない、明るく飄々とした性格。貴族が大嫌い。


ダリア(ダリア・レッドグレーブ)

レセリカ付きの侍女。護衛もこなす完璧メイドだが、実は火の一族から追放されたという過去を持つ。レセリカ第一主義。風の少年に対抗心を抱いている。


ロミオ・ベッドフォード(10)

ベッドフォード公爵家長男でレセリカの弟。姉様大好き。姉様は僕が守る。感情表現豊かで、厳かな雰囲気になりがちなベッドフォード家の光。前の人生では萎縮してオドオドした少年だったが、家族と和解してからというもの頼もしく成長しつつある。


シィ・アクエル

水の一族。七年前の事件で毒を用意したという一族の者ではあるのだが、新学期からイグリハイム学園の教師に就任するため当事者である可能性は低い……?


フレデリック・バラージュ(11)

王弟ヴァイスの一人息子で、王位継承権第二位。彼が王位を継ぐべきという派閥があるらしい。


ヴァイス・バラージュ

王弟であり、本来なら王位継承権第二位なのだが、息子が生まれた瞬間にその継承権を譲り、自らは世界中を旅して回っている。


シンディー・バラージュ

フレデリックの母。隣国から嫁いできた強気な女性。


キャロル・ネッター(11)

ラティーシャのお茶会に参加した大商家の娘で、学園でレセリカの親友となる。明るく素直であまり物怖じしない少女。レセリカが大好き。


ポーラ(11)

平民の生徒で女騎士志望。レセリカとキャロルの友達となる。レセリカとキャロルがとても好き。


ジェイル・ヴィシャス(13)

セオフィラスの幼馴染み兼護衛候補の一人。

かわいい系の女の子が好きなやや軽い少年。将来は女たらしになりそうナンバーワン。剣術の腕が立つ。


フィンレイ・バクスター(12)

セオフィラスの幼馴染み兼護衛候補の一人。

のんびりとした穏やかな男爵家の少年。おっとりとした見た目ながら体術の腕が立つ、キレると怖い系男子。


ドルマン・アディントン

伯爵家当主。前の人生でヒューイを奴隷にした人物。


フローラ・バラージュ

セオフィラスの姉。九歳の時、毒で亡くなる。

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