ぷろろーぐ
さてと…あれ?
あなたも聞きに来た人でしょうか?
私が語る魔女さんの話を、どうぞ聞いていってくださいね。
森の魔女さんはいつも通りに散歩をしています。
すると、薄汚い布切れのようなものが落ちているではありませんか…!
思わず魔女さんは…
森の魔女「なんじゃこれは?」
と…呟きました。
とりあえず魔女さんは、枝で突いてみました。
布を枝で持ち上げると男の子が居ました。
魔女さんは…
森の魔女「仕方無いのぉ、置いて行って、明日骨が見つかっても嫌じゃし…持って帰るかの」
と…ブツブツ言いつつ、家に魔法で持ち上げて持って帰ることにしました。
◇◇◇
魔女さんは、家に入れる前に魔法で洗浄にすることにしました。
なぜなら男の子は、すごく汚れていたので、魔女さんがこのまま家に入れたくないと思ったからでした。
森の魔女「しょうがないのぉ、[洗浄]うむ、これで良いのじゃ!」
洗浄した男の子は、美しい顔をしていました。
まぁ、魔女さんには負けますけどね…
だって魔女さんは神様に好かれて美しくなる加護をかけられたのですから。
魔女さんにはもう一つ加護がついています。
不老不死の加護です。
それはいつも魔女さんにつきまといます。
今生きていること、森に住んでいることでさえ呪いのせいなのです。
死にたくても死ねない気持ちはどんなことでしょう。
それはきっと誰にもわかりません。
魔女さんは呪いにいつも苦しんでいました…
誰かが彼女から、呪いを消すことを私は祈ります。
なんて、そんなことはないと、知っている私が言うのも変ですね…
じゃあ、そうですね。
魔女さんが人を愛すことができたら、呪いを解いてあげましょう。
私が誰か?
それは…コンコンコン
あっすみません。
お客さんが来たので、今日はここまでにします。
また会いましょうね。
??「何をしてたの?」
私「えぇ、少しお話を聞かせていたのですよ」
??「え?見たところ人は居ないけれど…だれに?」
私「説明がしにくいのでその質問は秘匿させていただいても?」
??「あなたはいつも変なことばかり言うわよね…
一体何なのかしら?」
私「あんまり気にしなくていいですよ?
世界は気にしてもしょうがないことだらけですから」
??「そうね、気にしたら負けな気がするわ…
まぁあなたの言葉がおかしいのはいつものことだし、気にしないわ」
私「ええ、それが良いでしょうね
あなたの頭痛の種が増えるだけですから」
??「!?…っ貴方まさかっ?」
私「気にしないでくださいね?」
??「……はぁ…わかった、わかったわよ
…分かったからそんなに圧をかけないで頂戴…」
私「ええ、それでよいのです
これは私の大切な暇つぶしですからね」
??「また✩$♪€年後に会いましょう…」
私「ええ、また✩$♪€年後にでも…あぁ、愉しみですね♪」