物語の最初は退屈なだけだから基本飛ばしちゃっても大丈夫!
私の名前は新天 大地普通の高校1年生だ
とは言い難い日常になってしまったのが今の現状だ
「普通、超能力とかいったら炎出したり物浮かしたりだろ!」
「しょうがないよ、だって基本僕等の自業自得だもん」
と部活仲間という位置に立つ翔真が答える
この暑い夏の中
どうしようもなく途方に暮れてる俺らの後悔と回想が始まる
7月29日
朝起きて二度寝して部活に送れるまでが俺の夏休み中の日課だ
「朝から罰走かよ、ダルすぎ」
「ははは、今日も遅刻して罰走かよ」
「って、お前も走ってるのかよ!!!」
って翔真と駄弁ってる内に気づいてしまったんだ
普通の高校生なら誰しも気づいてしまうことだ
「俺の日常って平和じゃね?彼女いないけど」
そんな事から願ってしまったんだ
「このまま、この平和のまま止まって欲しい」
そして部活帰り道変な奴がいたんだ
黒いフードを被ってる変な奴
変な奴だな離れておこう
道の端へと行く
変な奴は俺に声をかけてきた
「君は、この日常のまま止まりたいんだね?停滞したいんだね?
ならば力を売ってあげよう!そうしよう!」
「いらないんで帰っていいすっか?俺朝飯抜いたから腹減っちゃって」
なんで?っ顔してやがる
考えてみろそもそも平和と力は正反対
世の中平和ならば力はいらないし力があるから平和が消えるよって答えはNo そんなものいらない
「そんな…この薬を買ってくれなきゃ私達家族は…」
なんか部活帰りで疲れてるのに話がながくなるのも嫌なんで
「なら俺が薬買ってくれそうな人紹介しますよ」
スマホに写真を写して話を続ける
「こいつの名前は三上 翔真バイトもしてるから金持ってるだろうし性格も騙されやすいからコロッといきますよ!」
「えっマジで!ありがとーう!!」
黒パーカーの奴は握手をしてきた
「薬2名毎度あり☆」
2名?
なぜ2名なんだ?2名も紹介したか?
「なっ!動かねぇ!」
体が全身指先から足先まで頭以外が動かなかった
「なっ抜けねぇ!」
指先が動かないので握手した手をそのまま捕まえたままだった
「どうしよう?どうしたらいいかな?一生握手はやだよ!」
「ふざけんな!俺だって一生握手握手はやだよ!なんか方法はないのか?」
「超能力買う?」
まだ商売する気かよ!と思ったが買うことにした
「いいよ!いいよ!男に二言はなしなんだからね!解除!」
体が動くようになった瞬間注射を刺された
その瞬間から意識が遠のき始める
そして奴は言った
「目が覚めたら君は【停滞】の能力者だ好きに使うといい」
さらに奴は俺の財布にをとり中身の2万3000円を盗んでいきやがった
・
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「絶対にこんな事して許されると思うな黒パーカーの変態野郎!!」
「部活仲間売ってるお前がなに言ってんだ!!!」
思っきり後頭部殴られた、いたい、たすけて(涙目)
「結局!俺はお前のせいで苦労してんのか!もう絶対にお前に俺の時之話なんてしねぇ」
「機嫌直して翔ちゃん」
「翔真言うな!!!けどその停滞の能力ってなんなんだ?
まさか!ゴルゴーンの魔眼みたいな?」
「触った相手を2秒間止める事が出来る」
滅茶苦茶弱っ!みたいな顔された
だって仕方ないじゃん選んだの俺じゃないもん
「ちなみに翔真の能力名は?」
「ゴミ処理の能力」
滅茶苦茶ドヤッているが普通漢字2文字とかじゃないの?
それもゴミ処理ってなに?いつもゴミ分別するあれ?
「因みにどんな能力なのそれ?」
「おっと、部活仲間を売るような奴にはまだあかさないze」
「うっぜぇ…」
けど俺達のやることは能力者にされてしまった人間に手がかりを聞きこの高校生なんちゃって能力者二人で
あの黒パーカーを捕まえて能力をもっといいのにかえてもらう
今年の夏休みは暇しなさそうだ