蒼の星/国
【ブルメリア王国】
グラス大陸の中央西部に位置する王国。大陸で最も大きい王国で、世界最大の兵力である王国騎士団を有する。かといってその兵力を活かして他の国を侵略するといったようなことはせず、グラス大陸の他の諸国と友好な関係を築いている。
【ブルメリア王国/ウィンザー】
ブルメリア王国の城下町。城下町なだけあってブルメリア王国の中で最も栄えている。城下町には主に王族や貴族が住んでおり、王城の周りに展開される中央区、商人が店を構える商業区、武具や装飾品、工芸品などを作る職人達の工房がある工業区、商人や職人などが住まう居住区という四つの区画から構成されている。こうした区画の他にそれらの微妙な隙間を埋めるように貧困街と呼ばれる比較的貧しい者達が住む場所が存在する。
【ブルメリア王国/ヴィオラの街】
グラス大陸の中央付近に位置する街で、ブルメリア王国の首都の東隣に位置する。ブルメリア王国の首都ウィンザーへの玄関口として機能するこの街は人々の行き交いが多く貿易が盛んであり、そこに集まる品物や情報を目当てとした人達により数多くのコミュニティが形成されている。このコミュニティはギルドとも呼ばれ、交易、傭兵活動、研究など目的を同じとする人々が集まって形成される。特に法律などで体系だっているわけではなく、目的や規模も様々で無数のギルドがこのヴィオラの街には存在する。
【ブルメリア王国/ヘリオトル】
グラス大陸最南端にある港町。交易で栄えている。
【ブルメリア王国/イナク村】
ヴィオラの南東にある村。果物が特産物として有名でグラス大陸中に出荷されている。しかし近年原因不明の干魃により全く作物が育たなくなり、水不足及び食糧難に陥っている。
【ワーブラー王国】
ブルメリア王国の北東にあり、ブルメリア王国の同盟国。ジェリド大陸と隣接する国であるインファタイルからの侵攻に合っている。数ではワーブラーの軍が圧倒しているが、インファタイル軍のオーパーツを使った戦争により、圧されている。
【ワーブラー王国/カールトン】
ワーブラー王国の首都。
【ワーブラー王国/要塞都市ドロヘダ】
グラス大陸とジェリド大陸、インファタイル帝国とワーブラー王国の境目付近にある要塞都市。巨大な傭兵ギルドアガートラムの本拠地がある。頻繁にインファタイルの侵攻にあうためその作りは頑強で街中の至るところに兵器が配置されている。
【インファタイル帝国】
ジェリド大陸最南の国。土地は痩せていて作物が育たないため、飢饉が起きている。この問題を解消するため、ワーブラーへ侵攻する。国の存亡がかかっているため命を惜しまない兵士と強大な力を持ったオーパーツを使用した戦争により、ワーブラー軍と互角の闘いを繰り広げている。
インファタイル帝国は元々ジェリド大陸に存在するいくつかの小国だったが、遺跡やイーパーツに恵まれていた今のインファタイル帝国の前身であるインファタイル王国が他の小国を侵略して統一することによって誕生した。
インファタイル王国の目的はジェリド大陸全ての民に豊かな暮らしをさせることで。はじめは抵抗する小国も多かったが次第にその目的と勢いに同調して傘下に入る小国も増え、最後はジェリド大陸の土地の九割以上が参加するインファタイル帝国となった。
その名残として、現在のインファタイル帝国は至る所の組織の上層部にはインファタイル王家の血筋の者が在籍している。