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小学生の恋物語。  作者: けふまろ
旅行
47/95

キャンプ場出発&前書きの大事件

 前の話の前に、パソコンが起動しなくなるという大事件が発生しました。我が家のデスクパソコンには父親の写真のファイルや私の小説の記録や母親のビデオ記録等が入っているのです。そのデスクパソコンが廃棄になったらあぁぁぁぁぁっっっっっ!

 という諸事情により、パソコンの中身を見てみたら埃が沢山溜まっていました。こりゃ動かないわけだわ。

 父親が直してくれ無事書くことが出来ました。修理代お小遣いから差し引いたけど、やったよありがとう!

 10年使ったのに生き残っているデスクパソコンにも礼を言わなきゃな。

 朝。俺はいつも使ってる目覚まし時計に耳元で叫ばれながら起きた。

 この母親(森川桜花)の怒鳴り声のようにうるさい目覚ましはそろそろ売り飛ばしたいところだ。

 俺は目覚ましをたぐり寄せる。いつもと違うベッドの感触にちょっと違和感を覚えつつ起き上がった。

 俺は目をこする。向かい側で寝ていたはずの遥ももうとっくに起きていて、上(コテージのベッドは二段ベッド。)に寝ていた加奈は起きてコテージのダイニングに一人腰掛け、本を読んでいた。

「おはよう加奈」

「おはよう想太。眠そうだね。私も眠いよ」

 隣では、加奈がこれまた皆によく向けるお気楽そうな笑顔を向けて話しかけた。

「全然眠くないでしょ。むしろ楽しんでいるようにも思えるんだけど…」

「想太ってばもう、知らんぷりしちゃって! ほら、ここ見てよ」

「ん?」

 加奈はにこりと笑って、俺に向かってちょっと長い足を出してきた。いつも長いジーンズしか履いてこない加奈は、足が白かった。

 その綺麗な足に、ポツンと赤い塊がある。

 それは夏によく見かける、虫に刺された跡だった。

「こんなのがどうかしたの?」

 俺が話しかけると、加奈はフッと笑みを消して喋った。

「私、去年の夏休みに公園で本を読んでたの。新しい本だったから、そんなに汚したくなかったの。だったら家で読めばいいじゃんって思うじゃん? でも違うの。その日は兄のサッカーの大会が始まる予定だったからその公園で本読んでたの。長袖長ズボンで!」

「夏休みなのにその格好、暑くないの?」

「暑かった。でね、私はそこで本読んでたのよ。そしたら蚊に刺されて私がムヒを塗って、周りに虫除けスプレーかけようと思ったら! かかっちゃったのよお気に入りの本に! スプレーが!

 それ以来、蚊を見るとカビキラーかけたくなるのよ。虫なんて大っ嫌い!」

 加奈の話の一部始終を聞いた。

 俺は思わず叫ぶ。

「それは加奈の自業自得だから!」

 

 俺達は朝食の準備に取り掛かる。

 加奈は蚊に刺されたのでコテージ中にくまなくスプレーを塗った。おかげで後に起きた人が朝一であのヤバイ匂いを嗅ぐことになったのだ。

「おーい清香、朝食用のパン冷凍庫にあるよな~」

「あるよ萩尾~」

 清香さんと萩尾君は何故か昨日と微妙に違う。

 俺以外の全員の女子がニヤリと笑った。

 俺も意味が分かって、遅れてニヤリと笑った。


「ご馳走様でした!」

 俺達は焼いたパンを食べ終えた後、帰り支度をして、バスに乗り込んだ。

「忘れ物はない?」

 遥君が皆に言った。

「はーい!」

 今日は四つ子姉妹、心奈さん達もバスに乗っている。

「ありがとうございましたー!」

 遥君が挨拶をする。

 スタッフの人達が手を振った。その中には、浅倉那智さんもいる。

「ありがとうございましたーーー!!」

 皆が挨拶をする。

 バスが出発した。

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