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詩集「人生」

人の血と涙で酒作んなよ

作者: 坂町 小竹

ばかやろう。

何人死んだらいいんだよ。

この世界をどうしたいんだよ。

はっきり言えよ。


このやろう。

わかんねえのかよ。

みんな迷惑してんだよ。

もうやめろよ。


俺らの友達を敵にするんだろ。

全員敵と思わせるんだろ。

そうやってただでさえ感情的な時期の奴らを

餌食にしてお前らの言う通りにさせんだろ。


ばかやろう。

もうこりごりなんだよ。

人の血と涙で酒作んなよ。

人の肉と瓦礫(がれき)でバーベキューすんなよ。


このやろう。

俺には何も出来ねえからって、調子乗りやがって。

俺まだ怖いんだぜ、せめて来る日は教えろよ。

いきなり来られんのだけは許さねえ。


俺らの友達を敵にするんだろ。

全員敵と思わせるんだろ。

そうやって俺らの精神喰い千切って

優越感に浸りてえんだろ。


ばかやろう。

彼奴(あいつ)らにゴミ食わせてんだろ。

火ん中ぶっ込んで一睡もさせねえんだろ。

挙句(あげく)に故郷取り上げてんだろ。


このやろう。

たまには他の人の気持ちもわかれよ。

たまには良い事とかしてやれよ。

根性持って、違う事やってみろよ。


俺らの友達はまだ敵じゃねえ。

全員仲間なんだよ。

お前らだって仲間になれんだよ。

ただ気に入らねえ事止めればいんだよ。

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― 新着の感想 ―
[一言]  今日は。率直な感想です。  本文からは逆に作者の意図がわからなくて、あらすじを拝読してやっと理解できました。
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