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あっという間に世界を飲み込んでいく灰色の化け物。

無力な人類には、対抗する手段なんて何もなかった。


ただ一つだけ、僕の脳味噌に焼き付いて離れてくれない『あの日の奇跡』を除いて。



「舗装された道なんて、久しぶり」


無邪気な笑顔。

とっても楽しそうに、彼女は歩いていく。


『ピギィヤァァァ』


鼓膜を震わせる生体アスファルトの断末魔。

幾重にも幾重にも塗り重ねられたソレを突き破り、彼女の足跡に黄色くて可愛らしい花が咲いた。



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