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男の名

主人公の名前だけは変えられなかったです

 『ギルド』ギルドとは冒険者とゆう庸平まがいの者達が自分の『欲望』のために日々通う場所である。

 冒険者とは依頼を請け、そして請けた依頼を達成する事によって報酬を貰う。依頼は安全な薬草取りから危険な魔獣狩り、はたまた戦争の参加まで冒険者を一言で例えるなら『庸平』である。


 ギルドはその冒険者に仕事を与える所である。ギルドにはギルド長に提出する報告書を作るギルド員から、冒険者に依頼をするギルド受け付け員がいる。

 

 カリカリ。その空間は鉛筆で紙に文字を書く時に鳴る音で支配されていた。その他の喋り声や物音はしない。

 そこはギルド員が報告者を作成する時に使う場所である、その空間にはギルド員達から密かにこう呼ばれている『監獄』 何故そう呼ばれているかと言うと、その空間に入れば仕事を終わらせない限り出れないのである。 出られなくしたのはギルド長である。ギルド長は『バシップススキル』と呼ばれる特殊なスキルの持ち主である。

 ギルド長のスキルの名前は監獄の囚人 《哀れなる存在》とゆう名の言わば拘束専用スキルである。監獄の囚人《哀れなる豚》の能力は拘束である。ある条件をクリアしなければ解除される事は無いまさに『監獄』である。


 そんな『監獄』と呼ばれる空間に一人の男がいる。手はピアニストのように綺麗で目は黒曜石のように黒い。その男はただひたすら黙々と報告書を書いている。

 その男の名前は『吉良吉影』

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