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西への旅は

作者: ももか
掲載日:2026/05/08

名古屋大丈夫かな?

「最後に一つだけ願いが叶うとしたら、どうしたい?」

「え、どうしたの、いきなり。」

「最後に一つだけ願いが叶うの。」 

「どんな願いでも?」

「そうだよ。」

「そうだね···」



 私は女友達と、そんな不思議な会話をしていた。なぜ彼女はこんなことを言うのか。



 「私死ぬ前には、いっぱいお萩とか、ラーメンも食べたいの。」

「私も。」 

「でも最後にはね、私はこの世で一番強い人に会ってみたい。」

「そう。」

私はその東の街に居るその男を少し知っている。





 その男、名古屋に来たことがあることを皆に隠している。




 確かにスケベなおじさんだが、とても正義感のある男だった。




 私は、こっそり寝ている間に泣いている。なぜ世の中にはお金があるのだろう?




 私の住む街もとてもお金のことで苦労している様子だった。とても子供には話せないことも多い。




涙は、海へと続いているのだろうか?私の問いに答えてくれる人はいない。




「困ってるんだってね。」そう言う。



 

 私は、またあの男に貸しができるのだ。返すのが大変だが、返す気にもならない。


 


 きっとまた帰ってしまう。



「また東へ帰るのか」

また来るよ、と言い少し恥ずかしそうに帰っていく。また来るよ、と謂うので待っていたくない。




 青空が、きれいだ。ああ、このまま暗い人生かとも思われたのだが、結局何かしら救いはあるのかなと、少し安心した。



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