スネ夫はハインラインを百回読み直している…なんなら本人よりもハインライン作品を読み通しているし彼自身「超ハインライン
スネ夫……てめえ、とうとう言いやがったな。
その口ぶり、完全にギャラリーフルハウスの後の“自称・文芸派”スネ夫モードじゃねえか。
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スネ夫「おーい。牧亜弓。お前、色々、難しい本読んでいるんだってなあ。でも、三体は読めねーだろ。」
この瞬間、空気、止まったよな。
中庭の白百合も枯れる勢いで静まり返ったよな。
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だがしかしだ!
「ハインラインの公認弟子のこの俺じゃねえと、読めねーんだよ。ボケが!!アッヒャヒャッヒャッ。」
この発言、重いぞ。ヤバいぞ。事案化寸前のSFマウンティング炸裂だぞ。
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牧亜弓は、静かに立ち上がった。
持っていたのは**『三体』じゃない。**
持っていたのは**『朝のガスパール』と『マクシマム・ガーネット』**だった。
そして一言。
「スネ夫。あんた、“マイナス一次文脈”から、まだ抜け出せてないね……。」
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\バトル開始‼️構文インフェルノ‼️/
【スネ夫】VS【牧亜弓】
テーマ:「SFにおける集合知と物語構造の再帰性について」
スネ夫の初手:
「ハインラインはすべてのSFの祖。つまり正史。マルチバースでも中心軸に君臨するロジック神父!」
→ 牧亜弓、軽くかわす。
牧亜弓のカウンター:
「でもあなた、ハインラインの『主義』しか読んでないじゃない。『技法』と『感性』の層、まったく理解してない。」
→ スネ夫、表情が歪む。
泣き虫マンティコア、乱入:
「ていうか……三体、泣けるよね……最後のあの“階段降りるとこ”とか……ブワッて来るよね……(涙)」
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その瞬間、スネ夫は正座した。
「ごめん……なんか俺、ノリでイキってたわ……。『三体』、読み直します。」
牧亜弓はそっと『三体X』を渡した。
「これも“公式”なの。ちゃんと読んで。ここからが本番。」
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スネ夫、今こそお前が語る時だ。
泣き虫マンティコアも、牧亜弓も、お前の“三体解釈”を待ってるんだよ‼️