書取り美しい文字
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(閑話になります)
こちらの作品はカクヨムさんでも投稿させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
said 主人公
学校に忍び込んで転写してきた中に、教科書みたいな物があった。わたしは女神さまのくださったチートのおかげで、読むのはもちろん書く?のも問題なく出来ると思う。
しかし、書く方は気付くと日本語を書いている。やっぱり習慣は大事だ。正しく書かれた本なんかは問題なくても、手書きの文字や癖字とかちゃんと読めるだろうか。
それよりも自分がちゃんと書けるか確認した方がいいかも。それにどうせなら綺麗な文字を書けるようになりたい。前世でも人に送るものや書類に書く時など、ふいに自分の字大丈夫?と自問することがあった。
文字には人柄があらわれる、と言う表現をきいたこともある気がするので、やはりきちんとした文字は書ける方がいい。似た表現に目に人柄があらわれるというのもあるようだ。
前世のわたしは人間が少し苦手で、皆が皆奥底に悪意を隠している気がしてしまいあまりまっすぐ人の目を見られなかった。怖かったのだと思う。信じることも裏切られることも悪意を見つけてしまうことも。
今回の人生では、少しは人の目をまっすぐ見られるだろうか。見たものを受け止めても、傷つかずにいられるくらいに強くあれたらと思う。
まぁ、それはともかく日本語で書くばかりではなくこの世界の言葉をちゃんと書けるようになりたい。できれば美しい文字と言われるくらいが理想だ。
前世でも書道にペン習字など地道に練習したものだ。誰に見られても一応恥ずかしくはないくらいには出来るものだ。でも飾り文字とかカリグラフィーとか、ステキなものはいっぱいあった。やはりそれらも技術、身につけるには練習などの学びが必要だ。
この世界の文字は洋風だ。きっと前世のように美しさを追求した筆記方法があると思う。なにしろ身分社会なので、様式美みたいなものは重要だろうから。
わたしは革張りの古い本などが、書斎の棚にあるのが夢だったのだ。子供のころ日本家屋に住んでいてそれなりに日本の文化も伝統も好きではあったが、想像する夢の世界の多くが、洋式で暖炉や厚い絨毯の敷かれた洋館(お城とか)にドレス姿の自分だった。
わりと早くから日記をつけたりしていたし、そのときも万年筆や羽ペンを使っていた。インクの色は祖母がすすめたブルーブラック。チョンチョンとペン先につけて文字を書きながらひとり悦にいっていた。もちろん当時たぶん5歳くらい。幼稚園でひらがなや時計の見方とかを習っていたので、その頃初めての日記も書き始めた。
こうして自分の時間がたっぷりあるという状態に、完全に慣れてはいないが当分は静かに森で引きこもりたいので練習しようと思う。まずはお手本通りにきちんと書けるように練習だ。
昔を思い出し当時使っていた道具なども再現してみたらどうかなぁ。羽は手に入ると思うし、金属を採掘できればペン先くらいは作れそうな気がする。予定があると日常が充実している気がする。楽しいな。
たくさんの作品がある中で
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