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海底ダンジョン4階層

みなさんの目にとまりお読み頂ければ嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。


こちらの作品はカクヨムさんでも投稿させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

side 魔狼???


 ダンジョンってこんなに早く進めるものだったか?イヤイヤ、リーダーがおかしいんだろう。最初はへっ?って思ったよ。でも聞き間違いじゃなかった。たしかにリーダーはこう言っていた。


 「カッコいいポーズ!」


 な、なに?なんで?とにかくここに来るまで、俺たちは出番はなしだった。まぁ役割はあったよ、アイテム拾いな。あらかじめ手渡されていた魔法の袋にポイポイ入れればいいやつ。


 リーダーについて来た理由?お供じゃねーよ。腕試しと運動不足の解消、ストレスの解消の意味もあるな。


 何しろ、こんなメンツと行動を一緒にしているんだ、疲れるに決まってんだろ。まいっちゃうぜ。ハイハーピーなんて、笑った顔のままもうずぅーっとそのまんまだし。


 息抜きに出て来たんだが、コレ息抜きになっているんだろうか?腕が痛い。


 そろそろ5階層が近づいたところで、リーダーに言ってみた。


 「なぁ、俺たちもそろそろ参加していいか?」


 「もちろんだよ。ドロップ品拾ってくれてありがとう。そろそろ4階層の端まで来たし三等分するね、はい。袋はそのまま倒した相手のドロップ品を入れればいいよ。この辺りまでは小型で数の多い魔物が多かったけど、つぎの階層からは少し大きくなりそうだから2人が参加するのに丁度いいね。」


 えっ、拾ったアイテム分けてくれるつもりだったんだ。いや、独り占めとか考えていたわけじゃないよ。獲物と戦利品が雑魚すぎて、あんまりほしいとは思ってなかっただけ。もともと暴れる方が目的だし。


 4階層のボスは、少し大きい蛇だった。20匹くらいいる。リーダーが何匹づつ相手をするか聞いてくるので、ハーピーと目で相談し6:6:8でお願いした。もちろんリーダーが8だ。


 なんとなく扇状に広がり相手をする。ハーピーは毒羽で瞬時に地面に縫い留めていた、猛毒だから即死だろう。俺はダークバインドで動きをとめたまま、ネジ切った。


 リーダーは片手をかざしポーズをとって、ニヤリと笑っている。本人的にはカッコいいはずなんだろう。冷静に見るとなんというか、砂場の1番上でカッコつけている子供にしか見えない。


 いやリーダーは、子供だから間違ってはいない。ただやっていることは凄いのだ。8匹すべて氷漬けにした後木っ端微塵に砕け散った。背景だけみれば間違いなく強者。本人を見ちゃうと残念臭がする。


 悦にいってるリーダーにはとても本当のことは言えない。リーダーがカッコ良さげにしたり、ニヒルな感じにしても似合わないよ、なんてこっちが締められそうだ。


 ごめん、リーダー。そんなわけだから、今の見てくれた!みたいにこっちを見ないでほしい。

 

どうしよう、どうしてもなぜかリーダーの凄さが上手く描けません。パァーと活躍して、凄みを出したいのにとても残念。今後もリーダーの凄さをなんとかお伝えするべく頑張ります。

お忙しい中お読みいただきありがとうございます。

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