生徒会で不仲な2人、実は兄妹でした?!
はじめまして!
私、若狭紗良16歳です!
私が通っているのは私立真瀬学園高校
私はこの学園のマドンナである生徒会役員!!
(↑いや自分でいう?)
私は生徒会広報で生徒会長候補なの。
ちなみに今、生徒会室で隣に座っているのは
同じく生徒会役員で生徒会会計、そして生徒会長候補の
水名砥亜君。
私と砥亜君は生徒会長候補のライバルなんです
「……おい、こっちばっか見て俺の顔になんかついてるか?」
「いいえ?なんでもありません」
おっと、危ない危ない。
砥亜君に私が考えてたことが伝わってしまいます。
「___________ってことで水名と若狭、よろしくな。」
「「はい」」
…やばい。
自己紹介してる間に生徒会長の話が終わっちゃった
なんて言ってたっけ?
……まぁいっか。後で砥亜君に聞こうっと。
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ガチャッ
「ただいま〜」
そう言って家で私を出迎えたのは、
「お前、今日もきたのかよ」
学園でライバル兼生徒会役員仲間の、水名砥亜君!
「いやぁ…会長の話聞いてなくてさぁ」
「お前なぁ…後で教えるからとりあえず部屋に行け」
「はぁ〜い」
ガチャッ バタン
実は、水名砥亜君
あたしの双子のお兄ちゃんなんです!
なんで苗字が違うのかって言うと
両親が離婚してて
あたしはお父さん、お兄ちゃんはお母さんについて行ったから。
別に両親は仲悪いってわけじゃ無いし。
2人とも仕事が忙しくて家族の時間が取れないからって言う
理由だから、あたしはよくお兄ちゃんの家に行く。
ちなみに学校では私達が双子であることは隠している。
理由なんてないよ。
ただ面白そうだったから。
強いて言うなら…お父さんの方の家がものすごい金持ちで
お兄ちゃんが「金だけの人気者になんてなりたくない!」
って言ったからかな
『おーい紗良!夕飯できたぞ〜』
「はーい!今行く〜」
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「いやぁ〜砥亜も紗良も生徒会長候補ねぇ…。学校ではどうなの?」
夕食後のリビングでお母さんが急に話しかけて来た
「いや、どうなのかって言っても…ライバルだし」
「うんうん!お兄ちゃんったら全然真面目じゃないのにさ
『俺は生徒会長になって、この学園を皆さんの要望に応える、最高の学校にします』な〜んて言っちゃってさ」
なーんてお兄ちゃんを茶化すと…
ゴンッ!!
「痛っ」
頭にゲンコツが落ちて来た
「お兄ちゃんひどい〜」
「お前が言ったからだろ」
「え〜…あたしはほんとの事言っただけだし〜」
「それ言うなら紗良、学校ではお姫様みたいに振る舞ってんじゃん!」
「うぐっ…う、うるさいな…」
そう。あたしの学園での性格は作ったもの。
だから家と学校で性格が違うって
入学当初お兄ちゃんに引かれたっけ?
まぁいいや!
「ふふっ2人共仲良いのね〜反抗期なくて楽だわぁ〜」
…いや、お母さん?
反抗期来ないのはやばいんじゃないの?
それに私反抗期きてるし(お兄ちゃんにだけw)
自分で言えないけどさ
それよりも…
「「仲良かなんてない」」
「やっぱり仲良しじゃないの〜」
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続きは後日投稿します
初投稿なのでおかしな所があるかもしれませんが
ご了承ください
こんな私の駄作を読んで頂きありがとうございます!
それでは