登場人物紹介【第一部ネタバレ注意】
誰が誰だかわからないよ!という人向け。あと見た目の設定まとめとか。
元は箇条書きの自分用メモだったので見にくいかもしれません。
ソフィアリア・セイド
愛称:ソフィ・フィア
年齢:16歳 身長:165cm
髪の色:ミルクティー色
髪型:右肩側で纏めてリボンで緩く縛り、前に流している
瞳の色:琥珀色
セイド男爵令嬢。王命で史上初の王鳥妃になる事に。
ふわふわした優しげな雰囲気をしているが、非常に聡明で人の感情の機微に敏感で世話焼き。包容力がある。
尊敬的な意味で人に好かれやすい反面、対等な友人が出来にくく、自分から一歩引いて睨みを利かせてくる人に好感を抱きやすい。
会った事のある大鳥を全て覚えている程記憶力がいい。
過去の愚かな行いから自分は悪人だと自称しており、物事をうまく進めたい場合は悪人のように振る舞う事に躊躇いはないが、基本的に善人である。
夫になるオーリムと王鳥の2人に恋をし、好意を惜しげもなく示す。やや恋愛脳の傾向が見られる。
空を飛ぶとハイテンションになる。
オーリム・ラズ・アウィスレックス
愛称:リム・ラズ
年齢:17歳 身長:170cm→173cm
髪の色:紺混じりの黒から毛先は青という夜空色のグラデーション
髪型:襟足長めのミディアム。襟足から太腿あたりまで細長く二股に分かれた後ろ髪が伸びている
瞳の色:黄金の瞳の真ん中にオレンジがはしる不思議な虹彩
自分の意思がある史上初の王鳥の代行人。
代行人として威厳を放ち、クールな人格を装う事もあるが、実際はぶっきらぼうで非常に照れ屋。理由があれば何だってやれるのに、同じ事をしていても無意味な接近は極端に照れるというよくわからない感性を持っている。
まっすぐで単純な性格で、大屋敷に引きこもって対人関係を疎かにしていたせいか状況を読むのが苦手で世間知らず。よく騙されて言い含められている。
少々都合のいい妄想に浸る癖があり、年齢のわりに小柄なのを気にしている。
王鳥の叩き上げにより並外れた戦闘能力をもっているが、単純な武力だとプロムスに勝てない。
元はセイドにあったスラムの孤児で、その時に会ったソフィアリアに心酔している。
生魚が苦手。
王鳥
愛称:王
年齢:17歳 身長:270cm+尾羽550cm
毛の色:紺混じりの黒から毛先は青という夜空色のグラデーション
瞳の色:黄金の瞳の真ん中にオレンジがはしる不思議な虹彩
ビドゥア聖島に住む神である大鳥の頂点に立つ万能の神。
傲慢で尊大な態度だが案外面倒見が良く、懸命に生き、逆境に立ち向かう人間が好き。
万能の神という存在感と態度のせいで好意をわかってもらえず、理解を示したソフィアリアを愛するようになる。ソフィアリア曰く寂しがり屋。
先の先まで見通せる能力があるが、基本的に傍観の姿勢を貫き人間だけで解決するように促すなど、過度な介入を嫌う。それは代行人であるオーリムや愛するソフィアリアに対しても変わらない。
期待を抱き好感を持っている人間をわざと窮地に追い込んで足掻く様を見守って愛でるなど、なかなかいい性格をしている。
王鳥も大鳥も、見た目のイメージは天人鳥という実在する鳥。ただしデカい。王鳥だけ目は鷲目。
フィーギス・ビドゥア・マクローラ
愛称:フィー・次代の王
年齢:17歳 身長:178cm→180cm
髪の色:黄金色
髪型:少しクセのついたセンターパートのアップバング
瞳の色:水色に近い青色
ビドゥア聖島の第一王子で王太子。
常に人の良さそうな笑みを浮かべているが、計算高く疑り深い。表に出さないようにしているが、不遇な境遇から内心悲観的で自己肯定感があまりなかったりする。
王鳥の試練という名の無茶振りに振り回されている苦労人。
自らを見せしめにする為に国内の支持率を集めているうちに次代の王としての自覚が芽生え、王として生きたいと思うようになる。
隣国にマヤリス王女という最愛の婚約者が居るのだが、ソフィアリアに何かしらの気持ちを抱き始めている。とりあえず恋ではないらしい。
ラトゥス・フォルティス
愛称:ラス
年齢:17歳→夏に18歳 身長:180cm→181cm
髪の色:水色
髪型:センターパート
瞳の色:暗い青色
フォルティス伯爵家嫡男。フィーギスの乳兄弟で側近。
冷静沈着で常に無表情だが、根が素直でたまに天然。
独自の情報網を持っていて情報収集が得意。案外人望を集めるらしい。
貴族なのに何故か大屋敷に入る事を許されて、数多の大鳥から声を掛けられるくらい大鳥に好かれている。
プロムス
愛称:ロム
年齢:18歳→夏に19歳 身長:186cm→187cm
髪の色:シャンパン色
髪型:オールバック
瞳の色:暗いオレンジ色
オーリムの侍従でみんなの兄貴分。
見た目と表向きの顔は侍従らしくピシっとしているが、中身はヤンチャな元ガキ大将。女性にモテるようになってからは女性が苦手になりつつある。
訳ありの子供の面倒を見るのが得意で世話焼き。妻のアミーを溺愛し、アミーと同じ色の大鳥キャルを口説き落とした(本人談)
代行人であるオーリムを凌駕する人並外れた武力を持ち合わせているが、オーリムのように戦術が優れている訳ではないらしい。
アミー
愛称:なし
年齢:16歳 身長:155cm
髪の色:キャラメル色
髪型:シニヨン(解くと猫耳のような癖毛)
瞳の色:オレンジ色
ソフィアリア付きの侍女兼友人だが、同時に尊敬の念も抱いている。
無口無表情で人見知り。根は真面目。
プロムスに大屋敷引きこもり筆頭と言われるくらい出不精。
プロムスと二人で世話を焼いていたのでオーリムを弟のように可愛がりたいが、世話を焼くとプロムスに止められるうえに4年前には接近禁止令まで出されていた。色々納得がいっていない。
頭頂部に猫耳のように飛び出てくる癖毛がコンプレックスで、普段はシニヨンに引っ詰めてなんとか隠している。
夫のプロムスとその大鳥キャルに大層好かれているが、気持ちはあれど上手く返せていないのが密かな悩み。
最近の趣味は料理なようだ。
キャル
愛称:なし
年齢:?歳 身長:250cm+尾羽400cm
毛の色:キャラメル色
瞳の色:黒色
プロムスが契約した大鳥。位は侯爵位。
アミーに一目惚れして付き纏い、好意を惜しげもなく注いでいるがあまり構ってもらえない。よくアミーへの愛を暴走させている。
反面、契約したプロムスに対しては塩対応。いつでもアミーに乗り換える気でいるが、プロムスに断固拒否されている。
【その他登場人物】
サピエ・ティア・スキーレ
元ティア・スキーレ侯爵家嫡男。現在は鳥騎族で大鳥研究者。男爵位の黄緑色のウィルと契約している。
黄緑のロン毛に黄色い瞳、容姿端麗な儚げな美人、20代前半のような見た目をしているが、45歳のいい歳した中年。「〜っス」と特徴的な話し方をしている。
グラン
鳥騎族隊長。伯爵位の大柄な藍色の大鳥クムと契約をしている。
焦茶の短髪にオレンジの瞳。40代。大柄で屈強な戦士のような見た目で豪快な人。
ベーネ
侍女教育初期メンバーの一人。アミーの友人。
19歳。元気な子で気と押しの強さは侍女の中では一番。
長女で弟妹が多く、面倒見がいい。
モード
侍女教育初期メンバーの一人。
流行に敏感で、おしゃれについて一番詳しい。年齢不詳の美人。
パチフィー
侍女教育初期メンバーの一人。
四十代でマイペースなマダム。優しい人でソフィアリアととても気が合い、母を感じさせる。
リスス・アモール公爵
リスス・アモール家現当主で騎士団長。
優秀で真面目、娘想い。傍系が調子づいて制御しきれなくなっており、これ以上権力を持つのは避けたいので娘の嫁ぎ先には慎重になっていた。
気概を王鳥に認められ、寵を得る。
プリモア・リスス・アモール
リスス・アモール公女。16歳。オレンジがかった金の髪を縦ロールに、エメラルドブルーの瞳の見目麗しい人。
フィーギスの婚約者候補筆頭だったが、王女と婚約した事により流れた過去を持つ。フィーギスとは幼馴染みの関係だったがお互い親愛感情しかない。
デビュタントで微笑みかけてくれた代行人に一目惚れし、求婚してくれたアウィスと逢瀬を重ねるも引き裂かれ、ソフィアリアに憎悪を募らせる。
その事で目を曇らせていたが、本来は穏やかな才女。
後にアウィスの正体が代行人ではなく初恋のお兄さんだと発覚し、結婚する事になった。
アウィス
プリモアと婚約した代行人の偽物。正体はオーリムと顔と背格好が似ているロミット・テネカルムという22歳の青年で、フィーギスの側近。テネカルム子爵家の三男。
10年程前、騎士団長だった祖父に連れられてリスス・アモール公爵家に行き、求婚された6歳のプリモアの事を未練がましく覚えていたものの、身分差で諦めていた。
が、フィーギスの策に乗り見事初恋を成就させた。
オーリムとは違い紳士的で思い切りはいいらしい。
マヤリス・サーティス・コンバラリヤ
フィーギスの口から度々登場する最愛の婚約者。現在15歳。フィーギスの呼ぶ愛称はマーヤ。
プラチナの髪にアメジストの瞳の聡明で愛らしい人らしい。
フィーギスと同じような境遇で冷遇されており、王城離れの小さな教会に住んでいた。現在は自国で王妃教育に専念している。近々引っ越してくる予定。
似たような名前と愛称多過ぎて紛らわしい問題。
愛称なんか主要キャラでもフィア・フィー。ラズ・ラス。リム・ロムあたりの愛称被りはアホかな?と思いました。……このうちのどれかは故意ですが。
名前はそのキャラっぽい単語を某語で調べたり、某ググる翻訳して適当に切ったり繋げたりそのまま使ったりしています。適当なので正確かどうかは不明です。
国名であるビドゥア聖島は王鳥達のイメージである天人鳥の学名からとってます。あまり名前が出ませんが、島都と聖都の名前であるマクローラもですね。フィーギス殿下の家名なんてモロです。
この登場人物紹介で第一部は本当に完結です。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
また第二部でもお会い出来る事を祈りつつ。




