望まれていない王太子 5
エピローグ後と過去話。フィーギス殿下視点。
これで終わりです。
作戦の一環として、フィーギスは国外にも協力者を得る必要があった。
この国の貴族は基本的に国外に出たがらない。何故かというと、この国の出入りには大鳥による検問を通過しなければならないからだ。
この検問の基準がとても曖昧で、大鳥が邪悪と判断したもの、又はそういう人と繋がりがあると見做せば国内に入国不可となる。だから国外に出る事は容易でも、帰国出来るかはわからないのだ。
ビドゥア聖島で得た爵位は当然だが国内でしか通用しないので、国外で地位を確立していない限りは入国不可と判断された地点で価値を失う。それを恐れて、特に当主なんかは国外に出たがらないし、場合によっては禁止している家もあるらしい。
そんな国外にフィーギスは出向いていた。王族、それも王太子が国外に出るなんて、王鳥との交流が途絶えてからは一切行っていない。帰って来れないと一大事だから仕方ない事だった。
フィーギスが出向いたのは、海を隔てた隣国であるコンバラリヤ王国。数百年振りの交流という事で盛大な歓待を受け――運命の人と出会った。
王城の離れにあった小さな教会で身を隠す様に住んでいた彼女は、出会った時は使用人かと冷や汗をかいたが、マヤリス・サーティス・コンバラリヤという名の由緒正しい第一王女だった。
第一王女が何故こんな所で使用人のような格好をして暮らしているのかと聞けば、彼女は国王の政略結婚をした前妻の子で、今は恋愛結婚をした後妻が子供と暮らしているので、教育だけは施されているものの、捨て置かれているのだとか。
なんだか何処かで聞いたような話だと笑うしかない。
交流を深めれば深めるほど、一目惚れする程好みの容姿に共感出来る似たような境遇、話していて楽しく会話が途切れる事はない聡明さに、好みや性格も合う。扱いは不遇ではあるものの、地位も申し分ない。
まさしく自分の為に存在するかのようなマヤリスに、フィーギスは瞬く間にのめり込んでいった。
オーリムがお姫さまの為に生きていると言っても過言ではない生き方をしていたが、その気持ちがわかったような気がした。
まあ残念ながらフィーギスはそうしたくても国を第一に考える王族としての教育を受け、近頃はその自覚も出てきたので恋に溺れる事はどうしても出来なかったが。
けれど今後も接点を持ち続けたかったフィーギスは国外の協力者として、彼女を選ぶ事にした。
彼女もフィーギスの事を憎からず想ってくれたようで事情を話すと泣かれたが、最後には二つの条件をのんでくれれば引き受けてくれると言ってくれた。
一つ、その作戦が成功した場合、マヤリスをビドゥア聖島へ連れて行き、聖都にある大鳥を祀る教会のシスターとして入信出来るように手配する事。
二つ、その作戦が失敗した場合、マヤリスをフィーギスの伴侶として迎える事。
これには大いに驚かされた。まさか逆にプロポーズされるなんて思わなかったのだ。顔を真っ赤にして熱っぽい視線を向けられれば、言葉にしなくても理由なんて明確だった。
嬉しくて、フィーギスの頑張りが報われず失敗してくれと思ってしまうくらい幸せで、思わず腕の中に掻き抱いて了承したのは仕方のない事だろう。思い返してみても、あの瞬間以上に幸せな事はないと断言出来る。
とりあえずフィーギスはマヤリスを婚約者にする事にした。その際色々あったが王鳥の協力を得てなんとか認められて、協力者どころか最愛の婚約者を手に入れて帰ってきた。
本当は連れてきたかったがあちらが認めず、また作戦には国外に居てもらう必要があったので泣く泣く断念し、こまめな手紙と半年に一度、コンバラリヤ王国に赴き滞在するという形で落ち着いた。
結婚するのはマヤリスが成人する四年後の春。作戦を決行するのは遅くてもオーリムのお姫さまがデビュタントを迎える三年後になりそうなのでちょうど良かった。
最愛を得てこの世の春を謳歌しつつ、作戦の為に相変わらず王太子という揺るぎない地位を築く毎日に――本当にこれでいいのかと思い悩む事が増えた。
ここに来て初めて、国王となりマヤリスと共に歩み、このビドゥア聖島をいい国にしたいという欲が出てきたのだ。
今はまだラトゥスとマヤリスしか知らない事だが、フィーギスがこうやって王太子としての地位を築いているのは、将来国王として立つ為ではない。――断罪され、その衝撃をより大きくする為だ。
フィーギスは元々王位に然程興味はなかった。なのに王鳥に次代の王なんて呼ばれ、大鳥と人間の調整役という役割を与えられた。
それに対してフィーギスは後者に重きを置いた。王子は他にもいるが、大鳥と交流出来る王族は自分しかいない。フィーギスは王鳥と交流を持って、彼らには決して逆らってはいけないと、より強く思ったのだ。
その王鳥が人間の――それも地位の低い男爵令嬢を娶る気でいるのなら、叶えなければならないだろう。だがその為にはまず、王鳥の妃――王鳥妃に決して危害を加えようとしてはいけないと、人間側に周知徹底させる必要があると考えた。
自身も恋をして深く理解した事だが、人間の手によって王鳥妃の命に何かあれば王鳥の怒りを買い、人間が滅びる危険性すら孕んでいるのだ。王鳥と話せる人間側の王族として、それだけは絶対阻止しなければならない。
その為には実際にフィーギスが真っ先に加減をしながら危害を加えようとして、どうなるか見せしめになってやろうというのがフィーギスの企てた作戦だ。
何を馬鹿な事をと思われるかもしれないが、フィーギスは元々生きる事に固執していなかった。昔なんて成人するまで生きている事すら怪しいと思っていたくらいだ。
それに、王鳥に恐怖心を抱いてはいるが、それなりに感謝もしているのだ。大屋敷で過ごせたのはあの日、王鳥がオーリムの面倒を見させてやると頼んだからだし、来た当初に散々脅された言葉は、今思い返してみると王族としての自覚が希薄で考えの浅かったフィーギスに自覚と王としての心得を叩き込んでくれていた。
王鳥がきっかけで大屋敷で過ごした日々は本当に楽しくて、危なっかしいオーリムの成長を見守るのも、アミーを側から離さないプロムスに子分だからと称して子供らしく面倒みてもらうのも、ラトゥスと共に貴族らしくない時間を楽しむのも、どの時間もかけがえのない思い出になった。
その恩に報いて、助けるつもりが助けられてばかりのオーリムを救いたいと思ってしまった。これは私人としての願いだ。
公人として王鳥に逆らわない事。私人として友人達への恩義。その為に、フィーギスはこの命を使いたいとオーリムのいなかった半年間で考えていた。
王鳥妃に危害を加えようとした衝撃は大きければ大きい程いい。反動は出来れば人気のあるフィーギスの首一つで済ませたいが、最悪このビドゥア聖島ごと巻き込んでもいいかもしれないと考えた。国一つで世界が護れるならまだ安いものだろう。そう考えた地点で人間の王としては満点でも、この国の王太子としては失格だ。
けれど一つの自国より世界を護る為に、なんて王としてこれ以上ないくらい誇らしい生き様ではないか。
誰にも望まれていなかった王子として、最期に自国の王族に――国王に、目に物見せるいいチャンスだとすら思っていた。そう思うという事は、かなりの鬱憤が溜まっていたのかもしれない。
この国が滅びた場合、真実を外に伝え広めてもらう為に国外に協力者が必要だったのだ。けれど、それで得た協力者のせいで未練が生まれるなんて予想外だった。
それに、フィーギスの首一つで済んだとして、フィーギス以外の王子が王位につくと国が荒れるのは目に見えていた。王子は他に三人も居るのに、全員使えそうもないとはどういう事だと頭を悩ませる。
やはり国民には申し訳ないが、自国全てを巻き込んでしまうか。それも致し方ないと思っているが、視察で国中を周り、民の顔を直接目にして触れ合った分躊躇いが生じる。でも生かしておいても残った王族があれでは生き地獄を味わう事になりそうだ。
さて、どうしたものだろうか。
「フィー。ラスも。ちょっと来い」
そうやって悩んでいる時に大屋敷にて、プロムスに招かれた。昔はヤンチャなガキ大将として派手な装いをしていたが、今はオーリムの侍従になり、ピシッとした礼服を纏うようになった。
見た目がいいのでそうしていると様になっているのだが、本来のプロムスを知っていると違和感しか感じない。その眼鏡は何の冗談だと今でも思っている。
プロムスに連れて来られたのは食堂。しばらく待っていたらプロムスが持ってきたのは、焼きたてのパンケーキとあつあつのホットミルクだった。それを三人分並べていく。
「……なんだい、これは?」
「おーじ様ってパンケーキ食わねぇの? ……なんてな。いいから食え。落ち込んでる時は、あったかくて美味いもんでも飲み食いすれば落ち着くって昔教えただろ?」
ニッと笑うプロムスに目を見開き、だがふっと笑って誤魔化す。
「さて、何の事やら。でも、せっかく用意してくれたのだから、いただかないとね」
「そうだな。フィーは特に食べるべきだ」
ラトゥスにすらそう言われる始末。どうやら思い悩んでいる事は二人にはお見通しなようだ。
思わずくしゃりと歪ませそうになる表情を抑え、美味しいと言わんばかりの表情でパンケーキに舌鼓をうつ。プロムスはしばらくじっと待っていたが、何も言わないとわかると寂しそうに笑っていた。
悪いとは思うが、プロムスには打ち明けられないのだ。知られたら全力で止められるし、見逃してくれるはずがない。
プロムスは最近念願叶ってキャラメル色の大鳥と契約出来、身体能力が格段に上がっているので、実力行使に出られれば勝てない。だから話さないという選択しか取れなかった。
そんな自分でも黙って慰めようとしてくれるのだから素晴らしい親分だ。初対面の時は困惑したが、今では子分になれて幸せだったとすら思っている。
そうやってまた、もっとここに居たいと未練を重ねていく。
――そして十七歳。本日デビュタントを迎えた一人に、オーリムのお姫さまが居た。
「楽にしたまえ。今日からよろしく頼むよ」
流れ作業的に同じ言葉を繰り返しながら、フィーギスはソフィアリアという人間がどの程度出来る人間か測ろうとした。まあデビュタントを迎えた男爵令嬢にきちんとした挨拶なんて期待していないが。
だが予想に反して誰よりも綺麗な所作でカーテシーをして、上品に微笑んでいた。表情に出さないが、その事にとても驚く。
「はい、お目通りが叶った事、大変光栄に存じます。セイド男爵が長女ソフィアリアと申します。未熟者ではございますが、フィーギス殿下の臣下として、セイドの名に恥じぬよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします」
ふわりと笑い、堂々とそう言って去っていく後ろ姿に呆気に取られる。緊張を一切感じない言葉と表情、人好きのする笑みに綺麗すぎる所作。何よりセイドはフィーギス派だという宣言。あれはどこの高位貴族だ?
案の定、オーリムのお姫さまは大層目立ち、話題をさらっていた。色々予想外だった。
だが目論見通り、事態は大きく動く。あらゆる想定の中からフィーギスは――プロムスのオーリムがやらかしたという笑い話と、側近の一人がデビュタントを迎えた初恋の君を久々に見たとはにかんでいる表情を見て、急拵えになる新たな策を選ぶ事にした。
*
『なっさけないのぅ。いつまで寝ておるのだ』
「あいたっ⁉︎」
ひっくり返されたまま呆然と空を見上げていたフィーギスは、その空にぬっと夜空色の大きな鳥が姿を現し、額に衝撃が加わった事で飛び起きた。
額を押さえ身悶えると、側でふぅーと溜息を吐かれる。
『その程度耐えよ。それでも王族か?』
「王族に額の硬さは関係なくないかなっ⁉︎ というか本当に痛いんだから、突くのはやめてくれたまえっ!」
王鳥だった。どうやらあの大舞踏会以降フィーギスの額を突くのがお気に入りらしい彼は、隙あらば容赦なく突いてくる。迷惑極まりない。可憐で美しいマヤリスの隣に立つのに、額が凹んだらどうしてくれるのだ。
「すまない、うっかり足が出た」
バツが悪そうにそっぽを向くオーリムに苦笑して、鬱憤を晴らす為に額を指で弾いてやった。……それなりに強くしたはずなのに、こちらに視線を向けただけなのが腹立たしい。
「実戦経験のない私相手に容赦なさ過ぎないかね?」
「フィーもそこそこ強くて、ついやり過ぎた」
「そこそこねぇ。まあ、褒め言葉として受け取っておくよ」
ただの人間であるフィーギス相手に、戦術のプロフェッショナルと言っても過言ではない鍛えられ方をしたオーリムが、随分と高く評価してくれたものだ。
オーリムに庇われたあの日から失態を繰り返さないように鍛えていたのだが、成果が認められたなら嬉しく思う。
立ち上がり、剣を鞘に収めて大きく伸びをした。
結局フィーギスが四年もかけてコツコツ下準備をし、半年かけて策を築きあげてきたのに、ものの見事に失敗に終わってしまった。それも敗因は自分の価値を低く見積もり、王鳥の好意を信じなかったからというのだから笑う事しか出来ない。
どうやら王鳥はフィーギスが思うよりずっと人間が好きで、フィーギスに強い信頼と親愛感情を抱いていたらしい。正直青天の霹靂だった。
だってフィーギスは王鳥に厳しく矯正された記憶はあれど、好かれている、信頼されていると感じた事なんて一度もない。出来は悪いが一番マシだから使ってやっているとでも思われていると思っていたのに。
フィーギスにとってはそうでも、ラトゥスはなんとなく気付いていて、どうせ失敗するだろうと思っていたようだ。
だったら恥をかく前に止めてほしかったが、止めなかったからこそ支持率を集める為に活動していく中で王太子としての自覚が芽生え、マヤリスに会えたのだから複雑だ。あの有能過ぎる側近は、それも見越していたのだろうか。
フィーギスはこれから生きて国王となり、マヤリスを迎える幸せな結末を受け入れなければならないようだ。この王鳥に今後も振り回されるのかという不安と、それ以上の幸福感。まったく、なんて未来を掴み取ってしまったのか。
「おーい。ソフィアリア様がアミーと一緒にスコーンを焼いたから休憩しようってよ」
今日も侍従の格好が似合わないプロムスが向こうで呼んでいる。彼にずっと長い間隠していた事が捨て身の策だったとバレると、しこたま怒られて頭をぐりぐりされた。自業自得だが、この大屋敷にいるみんなはフィーギスの頭をなんだと思っているのか。
「フィアが」
「ピピ」
オーリムと王鳥、二人揃って表情を蕩けさせてそそくさと行ってしまう。その背中を、穏やかな気持ちで見送った。
オーリムは念願叶ってお姫さまを迎え、両想いになってからは毎日幸せそうだ。失意のまま生きていた頃が嘘みたいにいい表情をするようになった。
王鳥もソフィアリアが来てからだいぶ柔らかくなっていたらしい。それに気付いたのは最近だ。
ソフィアリアがわかりにくい王鳥の想いを通訳して、言い過ぎていたら遠慮なく叱ってくれるからというのもあるのだろうが、王鳥もそうやって対等な場所で向き合ってくれる存在がよほど嬉しいらしい。
今ではあの王鳥を恐れ、何を考えているのか読めないと言っていた自分が情けないとすら思う。ちゃんと向き合って理解すれば、案外可愛い所もあるではないか。
「……行かないのか?」
気がつけば後ろにラトゥスが控えていた。彼はいつも気がつけば側に居て、案外フィーギスより広く周りや先を見ているのではないかと思う時がある。
感情に流される事もなく常に冷静であれて、視野が広く、柔軟性もあるラトゥスの方が王に向いていそうだと密かに思っているのは内緒だ。多分、また弱気になっていると呆れられるだろう。
ラトゥスはよく知っているのだ。フィーギスは育ちのせいで捻くれていて悲観的だと。そんな事、隙を見せる訳にはいからないからおくびにも出さないよう気をつけているが。
「もちろん行くよ。せっかくセイド嬢が作ってくれたのだからね」
「……一つ聞いていいか」
ラトゥスがなんでも見通そうとする静かな目をしてフィーギスの目をまっすぐ見つめる。微妙に嫌な予感がしつつ、笑みを浮かべて表情を隠し、頷いた。
「なんだい?」
「本当にセイド嬢に懸想なんてしていないな?」
何かと思えばそんな事。思わずふっと笑ってしまうのも仕方ないだろう。
「絶対ないよ。私にはマーヤという最愛が居るってラスも知っているだろう? 何故みんな私にセイド嬢を見て欲しがるのだろうねぇ」
そう言って歩き出す。答えなんかわかりきっているのだから、言うのも馬鹿らしいではないか。フィーギスはマヤリス以外の女性を懐に入れた事なんてないし、入れようとも思わない。
「僕の知る限り、王になりたくないという本音を吐いたのはセイド嬢だけだからだ。それはマヤリス王女にすら言わなかった事だし、僕にすら直接溢した事はない。でも君は、会ったその日にセイド嬢に漏らしていた」
思わず足を止めた。思い返して、冷や汗が流れる。
確かに言った。何故そんな事を言ったのかわからないが、気がつけばそう漏らしていた。その本音を、無意識で溢していた。
何故あの時、ほぼ初対面で本心すら見抜けていないうちから、そんな事をしてしまったのだろう。
けれど、ひとつだけ確かな事はあった。
「でも、それは恋じゃないよ。私はその気持ちを、三年前から知っているからね」
振り向いて、心からの笑顔を浮かべてそう言い切った。フィーギスのそれは、もう三年もマヤリスにだけ向けているのだ。それだけは絶対に揺るぎない。
ラトゥスはしばらくじっと見て、納得したのか小さく頷いた。
「ならいい」
そう言って歩き出したラトゥスの隣を歩く。この話はこれでお終いだ。きっともう掘り返してくる事はない。
だから、彼女に感じる何かしらの『愛』なんて表に出てくる事はないだろう。それが出る事なんて周りも、向けられたソフィアリアも、そして抱いた当の本人であるフィーギスにすら、望まれていないのだから。
フィーギス殿下の過去編でした。最後に爆弾投げ込んでます。第二部の伏線です。
見せしめになる気なわりに、最愛の婚約者作ったりガバガバ作戦決行したりとわりと奇行に走っていたのは、最後まで未練募らせて、本当にこれでいいのか最後まで悩んでいたんじゃないかな〜という言い訳でした。
まあ見せしめだってかなり極端な振り切り方してますが。
王太子として優秀でも、彼もオーリムとは違う意味の思春期のボーイだからね。若いうちは間違いを犯してフラついて反省してるくらいがちょうどいいと思ってます。
マヤリス王女との事はさらっと流しましたが、三部が始まる前か同時進行で中編〜長編の話を書く予定なのでそちらで詳しく語りたいと思います。よければ覗いてやってくださいませ。
第一部番外編はこれで終了です。ダラダラ書いたのでそのうち矛盾が出てくるかもしれません。
番外編だけで13万字超え(⁉︎)という思わぬ長編になりましたが、お付き合いいただきありがとうございました!
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登場人物紹介を挟んだ後、来週から第二部開始です。よろしくお願いいたします♪




