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エピローグ〜その傷が癒える日まで〜 5



 殺伐とした毎日と空腹感を忘れ、この川辺の木の下でぼんやりと空を眺める時間が何よりも好きだった。青空を流れる雲を目で追いかけていると、嫌な事はすべて忘れられるような気がしたから。


 彼女と再会してからは毎日が満たされていて、昔ほど空を眺めなくなってしまったけれど。それでも空は変わらず心を穏やかにしてくれるし、何よりこの場所の事は、もっと好きになった。


『『いこくのこうきゅうひん』ではないけど、これもとっても美味しいわね!』


 肩に触れる温かさは世界で一番大好きな彼女のもので、いつの間にか手に持っていたお菓子は彼女から貰った大好物。特に彼女が作ってくれたものは、何物にも変え難い特別なものだ。

 その二つが間違いなく側にある幸せに、気が付けばポロポロと涙を溢してしまっていた。


『まあ! 泣き虫さんなラズくんも、とっても可愛い! でももう泣かなくてもいいのよ』


 ニコニコ笑う彼女は――ソフィアリアは、出会った頃の無邪気なお姫さまの姿で、オーリムは薄汚れたスラムの孤児だったラズの姿をしていた。そんなラズでも躊躇う事なく綺麗なクリームイエローのハンカチで涙をゴシゴシと拭ってくれるから、自然と涙は止まって、気が付けば笑顔になっていた。


『やっぱりニコニコ笑顔が一番だわ! ね、王様?』


『ピ!』


 よく見ればソフィアリアの膝の上には、抱えられるくらい小さな王鳥がいて、ソフィアリアが分け与えていたセイドベリーのスティックパイを、美味しそうに食べている。ラズが大好物のそれは、王鳥だって大好物なのだ。


『美味しいわね!』


『うんっ……うん!』


『ピーピ!』


 思い出の場所で、大好きなソフィアリアとラズとラズの半身である王鳥と三人で寄り添って、大好物のセイドベリーのスティックパイを食べる。この幸せはもう誰にも奪われたくないと強く願う、そんな夢を見ていた。





            *





 波の音と緩やかな揺れが心地いい船内で朝を迎え、一足早く身支度を終えたソフィアリアは、朝食前に王鳥に会こうと思い立って女子部屋から廊下に出る。

 すると扉の外には壁にもたれかかって座り込んでいるオーリムの姿があって、目を丸くした。


「王さ」


「フィア!」


 ソフィアリアが話しかける前にすくっと立ち上がったかと思うと、目を輝かせてソフィアリアを抱え上げるものだから、驚くより先におかしさが込み上げてきて、くすくすと笑ってしまう。


「おはよう、リム様。ようやくお目覚めね?」


 こうやって部屋の外で待ち伏せる行為は大屋敷で王鳥がよくやっている事だし、オーリムは寝ているはずなので王鳥かと思ったが、どうやらオーリムで間違いないようだ。


 オーリムは嬉しそうに目元を和らげて、抱え上げたソフィアリアを見上げる。


「また夢を見てたんだ」


「……そっか」


「セイドの川辺で過ごしたあの日の夢。何故かピーとヨーと同じくらいの大きさの王もいた。三人でフィアの作ったセイドベリーパイを食べてる夢だったんだ」


 夢、という言葉につい表情を強張らせてしまったが、どうやら杞憂だったらしく、ソフィアリアにとっても幸せな夢だったらしい。

 その夢がよほど嬉しかったのか、ソフィアリアの膝裏を抱えてくるくる回り始める。最近ずっと沈んだ表情をしていたし、ソフィアリアに対して塩対応だったので、なんだかその表情を見るだけで泣きそうになってしまった。


「帰ってからまたピクニックでも行きたいわね」


「そうだな。と言っても帰ってから結婚するまでずっと忙しいけど」


「結婚後の蜜月期間とかどうかしら?」


「ああ、いいな。いっぱい三人で過ごそう」


「ふふっ、楽しみね」


 そんな幸せな未来の約束に、顔を見合わせて笑い合っていた。


 しかし、この空気に水をさすようで悪いが、念の為伝えておこうと口を開こうとしたが、どうやら一足遅かったようで、ゴンッと派手な音が鳴り、ソフィアリアの頭に衝撃がはしる。

 この船内は青年であるオーリムが上背のあるソフィアリアを抱き上げて余裕があるほど天井が高くないので、このままだと頭をぶつけそうだと思っていたが、案の定だったらしい。王鳥が先回りして護ってくれたおかげで痛みはなかったが、衝撃までなくなった訳ではなく、頭を抱えてしばし身悶えていた。オーリムはソフィアリアを怪我させてしまったと青褪めてオロオロしているし、楽しい気分が一転、大惨事である。


「なに姉上を始末しようとしている訳? そんな扱いするなら、やっぱセイドに返してよ」


「いっ、いやだっ!」


 そんな所にちょうど男性陣が通りかかり、呆れたように溜息を吐いたプロディージの言葉を、オーリムは断固拒否と言わんばかりに首を横に振り、絶対離さないとばかりにギュウギュウ抱き締める。ちょっとだけ苦しいが、それより嬉しさが勝るソフィアリアも大概である。


「気持ちはわかるけど、はしゃぎ過ぎだろ」


「何の音?」


 くつくつ笑ったプロムスが側まで来たのと同時に、部屋からアミーが顔を出す。ソフィアリアを抱えるオーリムを見て怪訝な顔をし、プロムスに説明を受けてからは、冷たい目でオーリムを見ていた。


「おはようございます、ギース様、皆様」


「おはよう、マーヤ。ペクーニア嬢、ここからのエスコートは私が引き受けるよ」


 仲良さそうに腕を絡めて出てきたマヤリス王女とメルローゼを見たフィーギス殿下がそう言ってマヤリス王女を回収しようとするが、メルローゼはキッと目を吊り上げて、ギュッと絡めた腕に力を込める。


「絶対渡しませんわ! だって船から降りてしまえば、もう私達は大屋敷で偶然会った時くらいしか、こうして側にいられないんですからねっ!」


「はは、諦めたまえ。マーヤの運命は私だ」


「絶対に私ですわっ‼︎」


 そう言ってマヤリス王女を巡って言い争いを始める二人を、ようやく衝撃から立ち直ったソフィアリアは、ニコニコ見つめていた。


「平気か?」


「ええ、もちろん。朝からモテモテね、リース様?」


「嬉しいやら申し訳ないやら……。でも、そうですね。ビドゥア聖島に住んでも、メルちゃんとはなかなか一緒にいられないんでした」


 その事に今まで思い至らなかったのか、しょんぼりと寂しそうな表情を浮かべ、肩を落としている。 


 メルローゼはマヤリス王女と旧知とはいえ秘密の関係だったので、仲の良さは公になっておらず、またペクーニアは成り上がりの子爵家でしかないので、家格差を考えれば側に行く事すら困難だ。社交の場なんかは特に、遠くから見守るのが精一杯だろう。だから今は離れがたいらしい。


「せっかく同じタイミングで学園にも通い出すのに、聞けばあまり登校しないようですし!」


「すっ、すみません……結婚するまでにやる事が多いので、テストくらいしか通えないと思います……」


「そもそも飛び級を認められているから、最終学年に編入する事になる。つまり学年も一つ上だ」


「絶対会えないではないですかっ⁉︎」


 ラトゥスの言葉に絶望したメルローゼは、腕を絡めるのはやめて首に縋り付き、すんすん鼻を啜っていた……多分あれはマヤリス王女成分を吸って気分を落ち着けているわけではなく、泣き真似だろう。そう信じたい。


 フィーギス殿下もそろそろ堪えかねたのか、笑みを浮かべながら青筋を浮かべている。


「気が済んだかい?」


「下船するまで済みませんわっ‼︎」


「ローゼ、今は我慢して。僕が側近になったら、簡単に堂々と会わせてあげられるようになるからさ」


 そろそろ本格的に駄々をこね始めそうなメルローゼを鎮める為に、プロディージはそんな助け船を出す。


 その言葉は予想外だったのか、メルローゼはプロディージを見て、大きな目をより見開いていた。


「えっ、ちょっと待って。ディーが側近になりたいのって、お義姉様が側妃になるからじゃなかったの?」


「だったらもう目指す必要ないよね」


「フィーギス殿下の覚えをめでたくして、出世したいんでしょ?」


「それもあるけど、それより大事な事があってもいいじゃん」


 そう言ってじっとメルローゼを見つめるから、メルローゼもじわじわと頰を赤く染め始めていた。どうやら信じる気になったらしい。


「ふ、ふーん? そうだったんだ……」


「だからしばらくは大屋敷で会うだけで我慢して」


「しょがないわねぇ……」


「ふふ、メルちゃん、お顔が真っ赤です」


 マヤリス王女に赤くなった頰を指で突かれ、仕方ないとばかりに腕を離したから、ようやく静けさが戻ってきた。


「私の側近の座はプロディージにとって、マーヤのおまけだったのかい?」


「まさかそんな恐れ多い。この程度の点数稼ぎでしたら、いくらでも協力させていただきますよ」


「それも真実かは怪しいところだがな……」


 遠い目をしたラトゥスの一言には無言を返していて、フィーギス殿下には有能だから手放し難いけれど厄介な側近候補だと溜息を吐かれていた。観察眼に優れるフィーギス殿下から見ても真偽不明らしい。


「――――王がはやく来いってさ」


 そんな賑やかな一幕を楽しげに眺めていたのだが、王鳥が呼んでいるなら仕方ない。


 ソフィアリアを離そうとしないオーリムは過ちを繰り返さない為にソフィアリアを横抱きにすると、その場をあとにしようとする。


「飯までには戻って来いよー」


「わかってる。行こう、フィア」


「ええ。では皆様、少しだけ席を外させていただきますわね」


 そう言って腕の中からみんなに手を振って、やや小走りで外に向かうオーリムに身を委ねていた。


「……はしゃぎ過ぎね」


「仕方ねーんじゃね? 記憶だけがそのままに、好きな人が強制的に変わるなんて災厄に見舞われたらよ。戻ったらはしゃぎたくもなるだろ」


「だね。よく頑張ったよ、リムも、ソフィも」


 みんながそんな話をしながら温かい目で見送ってくれていたのは、その場にいなかったソフィアリアは知らない事だった。





            *





「おはようございます、王様」


「ピ」


 甲板には王様が待ち構えていて、オーリムに抱えられたソフィアリアに近付くと、ツンっと(くちばし)が唇に触れる。


「あっ、王!」


「プピィ」


「ふふ、ラズくんもする?」


「………………あとで」


 視線を逸らしながらたっぷり考えて、ポツリとそう結論を出す。想像したのか、耳まで真っ赤になっていた。


 ソフィアリアを想って顔を赤くする。少し前までは当たり前だったこの姿を見るのも随分と久し振りで、なんだか胸が詰まって、ギュッと首に腕を回して縋り付く。緊張でビクリと身体を震わせて、聞こえてくる鼓動音がとてもはやい事に、こんなに幸せを感じる日が来ようとは。


「ラズくんは、わたくしの事がとても好きなのねぇ」


「当たり前だろ! ……いや、当たり前じゃなかったけど。でも本当はずっと、フィアが好きだったんだ」


 ようやくオーリムに降ろしてもらい、でも離すのは不安に思ったのか、ギュッと腕の中に囲われたままそんな事を言われる。


 その切なげな表情を見たソフィアリアは手を伸ばし、オーリムの頰を包み込んだ。


「謝るのはわたくしの方よ。わたくしはね――――」


 ――そうしてソフィアリアは、オーリムにも懺悔した。オーリムを後回しにて他所ごとに気を取られ、なのに結局何も出来なかった愚かさの一部始終を。出来れば叱ってほしい、そう願いながら。


 けれど、全てを話し終えてもオーリムは微笑んだまま、ソフィアリアへの悪感情なんて見当たらない。プロムスも王鳥も、張本人であるオーリムまで笑って許してくれるから、ますます罪悪感が積み重なっていくばかりだ。


「俺はそこまでフィアの信頼を勝ち得ていたんだな」


「たしかにわたくしは王様とラズくんの事を誰よりも信用しているけれど、今はそういう話ではないの」


「そういう話だろ。周りの配慮に乗っかる事はあっても、あまり自分から甘えるような事をしないフィアが、無意識に俺に甘えてたって話だ。俺はそれを嬉しいと思いこそすれ、怒る事なんて出来ない」


 きっぱりとそう言い切る。やはり二人と同じような理由で許してしまうんだなと、眉尻が下がるばかりだ。


 納得のいかない顔をして押し黙るソフィアリアをオーリムは優しい目で見つめ、何か思い出したようにソフィアリアの唇を指でなぞってくる。


「闘技場から落ちた時に、怖い思いをしなかったか?」


「ロムが助けてくれたから平気よ。……ラズくんがリスティス様を優先した姿には傷付いたけれど、あれはラズくんを放置したわたくしの自業自得だもの」


「……俺が噛んだ時に出来た傷は?」


「王様がすぐに治してくださったわ」


「昨日は本当に怪我しなかったか?」


 だんだんと声に余裕がなくなり、表情もどこか苦しそうなものに変わっていく。

 ソフィアリアが好きなはずなのに勝手に心変わりをして、護る事を第一に考えるオーリムにソフィアリアを傷付けさせた事は、やはり相当なトラウマになっているようだ。


「わたくしは怪我なんてしていないわ。でも、ラズくんにそういう表情をさせてしまったのはわたくしだから、やっぱり怒るべきだと思うの」


 そんな顔をさせてしまった事実が辛くて、ソフィアリアも泣きそうな表情を浮かべてしまうけれど、オーリムは頑なに首を横に振るばかり。どうあってもソフィアリアのせいだと責めてくれないらしい。


 嫌われない事は嬉しいけど、許されてしまって苦しい。側にいられる事は幸せなのに、一緒にいると嫌な記憶が蘇ってしまい、どうしようもなく辛い。 


 今回の事件があって、そんなふうに歪に変わってしまった恋心を、二人で抱えて共有していた。


「ピ」


 王鳥がそんな二人を大事に羽で包み、慰めようとしてくれる。二人してそんな王鳥に寄り掛かり、遠慮なく慰めを求めた。

 王鳥の羽の中で隙間を埋めるように、ギュッと強く抱き合う。


「フィア、苦しめてごめんな。でも、どうしようもなくフィアが俺の運命の人なんだ。そう思ってずっとフィアの事ばかり考えて生きてきたから嫌ってやれないし、苦しめているのがわかっても、今度こそ二度と離してやれない」


 ソフィアリアの罪悪感に気付いてなお、オーリムは縋るような眼差しでそう懇願する。


 でも、それはソフィアリアにとって都合がよく、願ったり叶ったりでしかなかった。だからソフィアリアこそ縋るような眼差しを、二人に向けた。


「わたくしは王様とラズくんが世界で一番好きよ」


「ああ」


「ピ」


「でもね、世界で一番大好きな二人の事だけを考えて生きる事は、わたくしには出来ないわ」


「知ってる」


「ピピ」


「わたくしを二人の運命の人にしてしまって、本当にいいの……?」


 オーリムがリスティスに一目惚れした時の光景がよぎり、身を竦ませながらそれを尋ねる。運命の人とは、ああして一目見ただけで強烈に惹かれ合い、何をするにしてもお互いが一番だと断言するような関係なのではないかと思わずにはいられない。

 二人を最優先に生きられないソフィアリアが本当に二人の運命の人なのか、ソフィアリアにそれを望む権利があるのか、どうしても不安になってしまう。


 けれどソフィアリアの不安をよそに、オーリムは嬉しそうに笑い、王鳥はコツリと額をソフィアリアに押し当てて、ぐりぐりとじゃれついてくる。まるで『運命』という言葉をソフィアリアに塗りこむように。


「いいも何も、もうずっと前から名前をくれたお姫さまは、俺にとって全てだ。そんな子が運命じゃないなんて、万が一にもありえない」


「ピーピ」


「そっか……そっか」


 その言葉と表情に安堵して、肩の力が抜けていく。オーリムの運命の人は別にいるのではないかと打ちのめされた心の傷が、じわじわと塞がっていく。


「王様、ラズくん」


「なんだ?」


「ピ?」


「好きよ。わたくしと、運命の恋をしてくださいな」


 眩しいほどの笑顔と共に発せられた告白に、二人は幸せそうな表情で応える。


「もうとっくにしている」


「ピー」


「あらあら」


 くすくす笑い合って、ゆっくり近付いてくるオーリムの瞳の真ん中にはしる輝くようなオレンジ色を見て、大きくなった『ラズ』の姿を思い出す。

 リスティスに恋焦がれていた姿がどうしても頭をよぎるけど、コンバラリヤで楽しい時間を過ごした事も事実だ。だからいつかまた『ラズ』の姿で会えるよう頼んで、幸せな思い出を積み重ねていこう。


 『オーリム』と『ラズ』の姿が重なって混ざり合う。その両方を受け入れるように、ソフィアリアはゆっくりと目を閉じた。




 

 ――心に受けた傷は完全になくなる日はこないのかもしれない。また古傷が疼いて、痛む日もあるかもしれない。

 だがそれは、ソフィアリアを傷付けたオーリムも一緒なのだろう。側にいながら傷付いて、慰め合って、王鳥に包まれながらゆっくりと癒していく。


 ただでさえ背負うものが多過ぎる歪な恋心が、自傷行為じみた形にまで変わってしまったのだから、なかなか始末に負えないなと苦笑する。




 けれど、この形こそがソフィアリア達の幸せで、運命の恋だった。





 



第三部〜甘橙の恋慕の変心〜  完



第三部〜甘橙の恋慕の変心〜これにて完結です。3/11から開始でしたので、約5ヶ月間お付き合いいただき、本当にありがとうございました!


詳しいあとがきはまた活動報告にていつか語らせていただきますが、もともと学園生活!修学旅行!みんなでワチャワチャ!を目指したつもりが、予想以上にシリアスになり、また三人の恋に業を重ねる結果となりました。あれ?

あと第二部のあとがきで第三部は半番外編になると言いましたが、普通に本編で同じくらい長くなりました。……はて?


という反省を踏まえ、第四部は長さには言及しませんが、本編でも匂わせていた通り、いよいよ結婚式です!

まあ、当然何も起きないはずがなく……ですが。第三部でいくつか伏線を散りばめていますので、書き溜め終えるまでしばしお待ちください。


1週間と少しお休みをいただきまして、8/26(月)から第三部番外編を週2、3ペースで連載します。今まで通り裏話と余談、ミウムやリスティス、レイザール殿下の後日談など予定しておりますので、お楽しみいただければ幸いです。



ブックマーク等大変励みになりました。もちろんここまでお読みいただいたありがたや〜でございます。アクセスカウンターが回るのを眺めるのもニヤニヤが止まりません。

最後によろしければ評価等していただけますと、膝から崩れ落ちて咽び泣きます(小声)



では、また番外編や第四部でお会い出来る事を祈りつつ。ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

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