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書きたいジャンルは

 そのようにして、芥川賞受賞作を3作品読んでみたが、何というか・・・暗い。笑えたり、すかっとしたりはしない。ああそうか、そういうのは直木賞を取る小説なのか?

 そう考えて、直木賞受賞作品を調べてみた。その中になんと池井戸潤の「下町ロケット」があった。これは読んでいた。文学賞受賞作品を読んだことがないと思っていたが、嘘だった。

 「下町ロケット」は本当に面白かった。家族が買ってきたものを読んだわけだが、これぞエンターテインメントだ。池井戸潤の小説は他にも「空飛ぶタイヤ」や「陸王」や半沢直樹シリーズも読んだ。とても面白い。

 だが、他の直木賞受賞作品のラインナップを見ても、読んでみたいと思う小説がない。なぜだろう、芥川賞受賞作品の方が、タイトルに引かれる作品が多いのは。

 さて、それじゃあ自分はこれからどんな小説を書いていこうか。昔から綺麗な文章が好きだ。流れるような、読みやすい文章でありつつ、美しい情景が広がるような文章。それを目指すなら、純文学だろう。けれども、面白いものが好き。笑ったり、ワクワクしたりスッキリしたり。そういうエンターテインメントとしての小説が書きたい。私の夢は“私の小説で人を元気にしたい”だから。

 というわけで、今あるジャンルに当てはめようとするのは辞めようと思う。綺麗な文章で、笑わせて、ワクワクさせて、世の中に訴えたい事も交えて、そしてスッキリさせるようなお話を書こうではないか。わあ、ハードルが高い。

 今までも、BL作品であろうとも、これだ!という道筋が見えた時に書いてきた。何かに夢中になってハマった後に、その瞬間はやってくる事が多い。だから、心が動かされるような事を体験して、道筋を、光明を見つけて行くしかないのだろう。

 芥川賞を目指すぞ!とか、文学賞を取る!という目標を2023年の初頭に掲げようと思ったが、やっぱり目標は「自分の納得のいく作品を書く」だと思う。納得のいく作品を書き、それをしかるべき所で発表する。それしかない。納得のいくものが書けてから、それに合う投稿先を見つけるとか。ただ、勉強の為にたくさんの、色々な本を読んでいくのは言うまでもない。


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― 新着の感想 ―
[一言] 文学賞を獲るよりも、自分の納得のいく作品を書くという所に目標が帰着するのが素晴らしいなと思いました。確かに芥川賞の純文学に惹かれつつも「暗い」という感想にすごく共感します笑。明るくて描写も綺…
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