表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

569/620

騎士の矜持⑩

「待ってくれリーナ。オレもお前が好きだ。あの時言った事はオレの本心だ。猫耳好きだったハズなのに、いつの間にかリーナの事しか考えられなくなった」

「真正ロリコンじゃねーか。ド変態だな。相棒よ」

「うるせぇ! リーナが可愛すぎるんだよ! 何度、任務地のカルディア帝国まで連れて行けたらと思ったか。リーナは中学生だし、無理だと割り切るのが辛かったよ」


「だから、リーナに気付かれないように村を出ようとしたんですか?」

「ああ。そうだよ…」


 ルシアの言葉に、レドモンドは力なく頷いた。項垂れるレドモンドの耳に「ロリコン」「ヤバいんじゃない?」「犯罪者」といった声が聞こえてきた。


「レドモンドさん。嬉しいっ!!」

「おぅわ!」


 ボスン!とリーナがレドモンドの胸に飛び込んできた。その顔は真っ赤に紅潮し、片思いだと諦めていた男性と相思相愛であったことで嬉しさに満ち溢れ、太陽のように明るく輝いている。


「あたし、レドモンドさんと帝都に行く! いいでしょお母さん。あたし、高校を卒業したらレドモンドさんと結婚したい!」

「リーナ、自分の幸せは自身で見つけるものよ。レドモンドさんさえ良かったらお母さんは反対しないわ」

「ありがとう、お母さん! レドモンドさんもいいでしょ!?」


「あ、いや…」

「ダメ…、なの?」

「うっ…」


 涙で潤むキラキラした瞳で見つめられ、レドモンドは「うっ」と言い澱む。そのレドモンドの肩をポンと叩いたエドワードがニヤニヤした笑顔で決断するように言ってきた。


「レドモンド、覚悟を決めろよ」

「…わかった。オレも男だ。リーナ、一緒に来てくれるか? オレの嫁になってくれるか?」

「うん! 一緒に行く。お嫁さんになる! 嬉しい。初恋だって叶うんだ。今凄く幸せよ!」


「よかったわね、リーナ。レドモンドさん、親の私がいうのもなんですけど、リーナは家事全般こなせるし、料理も凄く上手なんですよ。いいお嫁さんになると思うわ」

「よかったな、レドモンド。優良物件じゃねーか。リーナもな、よろしく」

「ありがとう、エドワードさん。これからは、レドモンドさんを悪い遊びに誘わないで下さいね」

「なんだよ、もう尻に敷くのかよ」


 レドモンドの呟きに周りの皆がどっと笑う。レドモンドはリーナの肩の下に手を入れて高く掲げて笑いあい、しっかりと抱きしめた。リーナは満面の笑みでレドモンドの頬にキスをした。心を通じ合わせて照れ笑いするふたり。いい場面なのだが、どう見ても変態ロリコンが美少女を誑かしてわいせつ行為をしているようにしか見えず、キャティは逮捕すべきかどうか迷っていた。


 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


「エドワードさん」


 リーナとレドモンドを囲んで皆が囃し立てている脇からエドワードを呼ぶ声がした。振り返るとエマとアリシアだった。二人とも真剣な表情をしている。


「エマ、アリシア」


 エドワードはドキリと心臓(血圧)が跳ね上がるのを感じた。ふたりはぺこりと頭を下げて、危ないところを助けてくれてとても感謝しているとお礼を言ってきた。そしてエマが真っ直ぐエドワードを見つめ、意を決した瞳で告白してきた。


「エドワードさん。私、エマ・ブライトンはエドワードさんを愛しています。私は2度もあなたに命を助けられた。それだけじゃない。それ以前から学校で優しく子どもたちに接するあなたを見て、いつしかあなたから目が離せなくなってしまったの。好きなの、エドワードさん。私をあなたの彼女にしてください」

「エマ…」


 エマが顔を紅潮させ手を組んで祈るようにエドワードに告白してきた。アリシアは俯いていて表情をうかがい知ることは出来ない。エドワードが返事をためらっていると、エマが不安そうに聞いてきた。


「あの、お返事は…。もしかして私じゃダメなんですか?」

「あ、いや…」


 チラリと横目で見るとレドモンドとリーナがこっちを見てニヤニヤしていた。その後ろではルシアたちも青春劇場の始まりに、わくわくした顔をしている。その憎たらしい笑みが腹立たしい。


(あいつら…)


 その時、パッとアリシアが顔を上げた。


「エドワードさん、エマは凄くいい子よ。美人だし、トゥルーズ出身だからファッションもセンスもいいし、とても穏やかで優しい性格なの。私なんかとは大違いの素晴らしい子よ。わたしが男だったら間違いなくエマを彼女にしちゃうな。どう? もう彼女にしちゃったらいいんじゃない?」


 アリシアはエマの背中をポンと叩いてエドワードに勧めてきた。しかし、その顔は笑顔なのにどこか悲しみを帯びている。エドワードは川の事故直後にエマの部屋で聞いたアリシアの言葉を思い出していた。自分を閉塞した世界から救ってくれるかも知れない男性に初めて巡り合ったと。それがエドワードだったと。しかし、彼女は友人の恋心を優先し、自分の想いを殺そうとしている。エドワードにはアリシアの心の涙が見えたような気がした。そして今、しっかりと自分の気持ちに整理をつけることができた。


「エマ」

「は、はい!」

「ごめんなさい!」

「えっ!?」


 ざわ…ざわざわ…ざわ…。思いがけないエドワードの返答にレドモンドたちが一斉に騒めく。そりゃそうだろう、この流れならエマとラブラブカップルになるのが流れというもの。エマも何が起こったのか理解できずにきょとんとし、アリシアも鳩が豆鉄砲を喰らった様な顔をしている。


「お、おいエドワード。何でエマ先生の告白を断るんだよ!?」(レドモンド)

「そうだそうだといいましたー!」(リーナ)


 BOO!BOO!とブーイングが飛んでくる。しかし、エドワードは頭を下げて再度エマにごめんなさいした。


「エマ。君の気持ちは嬉しい。だが、君と付き合うことはできない」

「ど、どうして…?」


 エマは泣きそうな顔で理由を聞いてきた。


「オレには既に好きな人がいるからだ」


 エドワードは顔を上げてアリシアを見た。アリシアの心臓はドキッと極限まで高鳴った(超高血圧状態)。


「アリシア、オレは君が好きだ。君の美しい心が好きだ。君は友の想いのためなら自分の気持ちを殺すのも厭わない優しさを持っている。しかし、その優しさは君の弱さでもあり、壊れやすいガラス細工のようなものだ。オレはそんな君をずっと支え、守ってやりたいと思ってしまったんだ」

「エドワードさん…」


「オレは以前、任務でビフレストのダンジョンを攻略した時、吸血鬼の眷属であった女と戦った。その女は闇から逃げ出したいと願いながらも叶わず、呪縛から解き放ってくれるようオレに懇願してきた。しかし、吸血鬼となった女を救えるはずもなく、仕方なくオレはこの手で女を殺した。最後に見せた悲し気な笑顔と涙、そして死の間際に言った「ありがとう」という言葉が頭からずっと離れなかった」


「その女、エウリアという名だったが、エウリアの言葉とアリシアの想いとが重なっちまったんだ。スマン、川の事故後、お見舞いに行った際にエマとアリシアの話を盗み聞きしてしまった」


「エマには申し訳ないが、オレはアリシアが好きだ。アリシア、君の気持ちを聞かせて欲しい」

「うう…ぐすっ。ふぇええん。嬉しい…っ、嬉しいよぉ…。わたしも好き。エドワードさんが好きなのぉ。でも、エマの気持ちを考えると我慢するしか無いのかなって…。自分の心を押し殺せば、みんな幸せになれるって思ってた。わたしが選ばれるなんて思ってなかったもの。ぐすっ…、うわああああっ!」


 感極まったアリシアはエドワードの胸に飛び込んで泣きじゃくった。エドワードは愛おしそうにアリシアの髪を撫でる。気持ちを通じ合えたふたりだったが、失恋したエマはいたたまれなくなり、目に涙を浮かべて新緑亭から走って出て行った。


「…くっ。ぐすっ…」

「あ、エマ!?」


 出て行ったエマを追ったほうが良いのだろうか。逡巡しながらも追おうとしたエドワードからアリシアが離れた。


「待って、わたしが追うから」

「ダメよ」

「アリシアさんじゃ逆効果だわ。私が行きます。リーナ、後はよろしくね」


 ルシアが新緑亭を出ようとしたアリシアを止めた。そして、「後は任せて」と言ってエマの後を追った。思わぬ恋愛劇の展開になったパーティは解散となった。村長のアルベールは「楽しいものを見せてもらったわい」と満足して家に帰り、レオンはリーナと一緒にテーブルの皿を片付け始め、ロティとキャティは空き部屋に泊まるといって2階の奥に消えて行った。思わず舌打ちするレドモンド。エドワードはアリシアを家まで送り、両親にこれからの事を話すという。1人残されたレドモンドはリーナの手伝いをすることにして話しかけると、リーナは満面の笑みで「ありがとう」と感謝の言葉を述べた。その笑顔に「やっぱりリーナはカワイイ」と思うレドモンドであった。


 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


 その日の深夜、アリシアの家で両親に歓待を受けたエドワードは新緑亭への道を月明かりを頼りに1人歩いていた。アリシアの両親からは村を救ってくれた事に対するお礼を述べられ、むしろ娘をお願いしますとまで言われた。アリシアの弟妹からも祝福という名の冷やかしを受けたのだった。


「月が綺麗だな。それにとても静かだ。あんな惨劇があったとは思えんな。おや? あれは…」


 道の向こうから人影が近づいてくるのが見えた。こんな時間にと思い、警戒して近づくと月明かりに照らされてその姿がハッキリしてきた。


「エ、エマ!?」

「…エドワード…さん」


 5mほどの距離を取って相対するふたり。無言の時間が流れ、じっと見つめ合う。


「エマ…」

「いい…。何も言わなくていい…」

「…………」

「ねえ、最後のお願い聞いてくれる?」

「なんだ?」

「あなたの胸で泣かせて。そしたら、あなたの事忘れられると思うから」

「ああ…」


 エマがエドワードの胸に飛び込んできた。


「ぐす…。ううっ…。うわああああっ。ふぇええええん! 好きだった…。好きだったのよぉ~ッ! うぇえええん! でも、でも忘れるわ。ルシアさんからも人の想いはそれぞれだから、自分の気持ちが届かない場合もある。そんな時は、思いっきり泣いてスッキリして、新しい恋を探せって言われた。わかっているわよ、私だってそんなことくらい。ひぐ、ひぐっ…。そうよ、絶対エドワードなんかよりもいい男見つけるんだから…ふぐっ…。うわああああああん!」


 エドワードは自分の胸で泣きじゃくるエマを支えるしか出来なかった。涙で顔がぐしゃぐしゃになるのも構わずにエマは泣き続ける。ふたりの姿をルナが優しく照らし、いつまでも見守っていた。


「ぐすっ…。ごめんなさい…」

「いや、いいんだ」

「ふふっ。紳士なんだね。やっぱりステキ」

「…………」

「アリシアはとってもいい娘よ。優しくて面倒見がよくて相手を思いやる気持ちがとても強いの。私の大切な友人…。それに、何より美人だし胸もこの村で一番大きいしね。大切にしてあげてね…」

「ああ。約束する」


 エマはエドワードの胸から離れた。


「宿舎まで送るよ」

「ううん、大丈夫。さようなら…」


 寂しげなエマの背中をエドワードは見えなくなるまで見送った。


(オレが言えた義理ではないが、君の前にもいい男が現れるよ。間違いなく…)


 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


 翌日、出立の準備を整えたレドモンドとエドワードは、新緑亭の前でルシアたちに別れを告げていた。


「世話になったな。ありがとう」

「世話になったのはこちらの方です。私たちを救ってくれてありがとうございました」

「ここは良い村だ。ユウキ様が勧めてきたのもわかる気がするよ」

「ふふっ、ありがとうございます」


「レドモンドさん、お待たせ!」


 新緑亭の奥からリュックサックを背負ったリーナがトテテと走ってきて、レドモンドの隣に並んだ。パーティ後に話し合い、リーナは絶対にレドモンドと離れるのがイヤだと言って聞かないものだから、帝国の学校に編入することで納得し、その間の世話はレドモンドが責任をもって見ることとなった。


 リーナの笑みに照れるレドモンドを眺めながら「このロリコン変態野郎」と小さく呟いたエドワードにも声が掛けられた。


「お、お待たせ…」

「アリシア? くっ、何て素敵なんだ」

「そ、そお? なんだか恥ずかしいな」


 現れたのは旅行鞄を持ったアリシアだった。カワイイ花柄のワンピースドレスにエナメル靴がとても良く似合っている。しかし、エドワードの視線は、ワンピースからでもわかる、くっきりと激しく自己主張している巨乳に釘付けになっていた。その視線に気づいたレドモンドは「おっぱいフェチ野郎めが…」と小さく呟く。結局、アリシアもエドワードについて帝都に行くことになったのだ。


 4人は麓の町ポーティアに戻る警備隊治安部隊の馬車に同乗させてもらい、山道をごとごと下っている。馬車自体剛性が高く、天然ゴム製車輪でサスペンションも取り付けられていることから、荒れた山道でも快適な乗り心地だ。

 窓の外を眺めてはしゃぐリーナを見ていたレドモンドはふと気になった事を思い出し、同じ馬車に同乗している警備隊員に聞いてみた。


「そういえば、イザヴェルの御貴族様が来る件はどうなったんだ?」

「その件ですか。ウルの残党が村を襲ったのが意外と大きな問題になりまして、イザヴェルでも大騒ぎになっているそうです。なので、安全が確認できるまでは延期になったそうですよ」

「まあ、そうなるよな…」


「残念だったなぁ。せっかく練習したダンス、レドモンドさんに見せたかったのに」

「ま、別の機会にでも見せてくれよ」

「そうだ! 今度二人きりの時に見せてあげる。ちょっとエッチな水着で踊ってあげる♡」

「バ、バカ! 変なこと言うなよ!」

「え~。嬉しいくせに」

「う、嬉しくない! …いや、ちょっと嬉しいかも」


「お前、マジでロリコンにジョブチェンジしたのか? エドモンズ様やヴォルフ様と双璧を成すな。このド変態野郎。今日からお前をロリコン騎士ナイトと呼んでやる」

「ロリコン騎士ナイト…。なんか、無駄にカッコいいわね」(アリシア)


 レドモンドを見るエドワードやアリシア、警備隊員の目が冷たい。そんな周囲の目も気にせず、リーナはレドモンドに甘えまくる。幸せそうな彼女の顔を見ていると、いつしかレドモンドの顔もにやけてしまうのであった。


「ところで、アリシアは仕事をどうする? 帝都で働くならオレに伝手があるが」

「うーん…。帝都のお仕事も魅力的だけど、わたしとしては直ぐにでも同棲生活(専業主婦)でもいいんだけどな。エドワードのお仕事を私生活の面からサポートしてあげたいわ。ただ、お休みの日は、いろんな所に連れて行ってくれると嬉しいな」

「いいのか? オレとしては願ったり叶ったりなんだが。本音を言えば、アリシアは美人でスタイルもいいから帝都に出すと、いろんな男が寄ってくる感じがして嫌だなと思ってたんだよ」

「心配してくれるんだ? ふふっ、嬉しい。でも大丈夫、わたしはエドワード一筋だもん」


「ったく。なにイチャついてんだよ、この発情野郎。どうせアリシアに裸エプロンでもさせて変態プレイでもするつもりなんだろうが、この巨乳フェチ野郎が」(レドモンド)


「裸エプロンって…。エッチなあれ?」(アリシア)

「そんな事させる訳ねーだろ! どこまで変態なんだよ、オレは!?」

「…エドワードが望むなら、いいよ。裸エプロンしてあげる♡」

「マジか!?」


「じゃあ、あたしもしてあげる。裸エプロン!」

「リーナはしなくていい!」

「え~、いいじゃん」


 恋人同士のイチャラブ会話に、同乗している警備隊員の怒り(という妬み)が爆発した。


「もう、アンタらいい加減にしろ!」

「彼女無し=年齢の俺たちには目の毒なんだよ!」

「クソッ! 巨乳系ケモ耳美少女よ、オレの前に現れてくれーッ!」

「オレは女子小学生とイチャラブしてぇ~」

「お前、ポーティアに到着したら逮捕な」


 警備隊員の魂の嘆きにレドモンドとエドワードは恋人を抱き寄せて大笑いする。村に来る前は心が疲弊して任務にも支障をきたしていた。支えてくれる人もおらず、護衛騎士という矜持だけで心を奮い立たせていた。しかし、今は違う。山間の美しい村で日々、新たな出会いに心が満たされていった。また、思いがけず生起した事件を解決し、村の日常を守ることができた。その際、護衛騎士という意味を改めて認識したのも大きかった。そして今、生涯の伴侶となる素敵な女性を連れて帰路についている。レドモンドとエドワードは村を紹介してくれたユウキに心から感謝するのであった。


 山道を行く馬車は、幸せな笑い声と警備隊員の慟哭で満たされ、その声は森の中に楽しく響き渡っていた。


 おわり

 すみません。どうしても男主人公の番外編を書きたかったのです。それで、本編中で活躍しながらもスポットを浴びなかったレグルス君の護衛騎士のふたりにご登場いただいたわけです。どうだったでしょうか、物語中屈指の強さを誇る騎士様の活躍ぶりは。作者としてはカッコよさを前面に出したつもりなのですが。


 場所をサヴォアコロネ村にしたのは、この物語中、温泉地であり、静かな場所といったら、ここの他はイザヴェル王国のグランドリューくらいしかなく、必然的にサヴォアコロネ村に決まりました。また、村の危機には最初魔物の群れによる襲撃を考えたのですが、毎度毎度それでは芸がないと思い、ウルの残党にしました。当然、あの戦争で生き残って下野した連中は一定数いると考えたので。


 なお、エドワードの恋人はエマ先生を充てる予定だったのですが、急遽方針転換して巨乳美人のアリシアさんにしました。巨乳フェチの設定を生かした結果ですが、エマ先生にはかわいそうなことをしました。でも、エマ先生ほどのいい女なら、すぐに素敵な恋人が見つかるはずです。

 あと、本編中ではモブキャラだったリーナが主人公並みに出番を得て、レドモンドとくっつく展開は作者も想像してませんでした。初恋は実らないにする予定だったので。実はリーナのかわいらしさに作者が負けたということでご了承ください。


 もう少しだけ番外編にお付き合いいただければ幸いです。では次話でお会いしましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ