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剣士は闇へと進む 1  作者: プラチナ/白金
1/1

闇の襲来

ーこの世は戦いで全てが決まる。

その武器と武器をぶつけて争う。

時には逃げる人。

怒り狂う人。

絶望に襲われ自ら命を落とすもの…

その攻撃は正しい運試し?

それとも無駄な特攻?ー


ドクン…

心臓が鳴る。

俺は目の前の『敵』【灰のゾンビ】に標準を合わせまた剣【アイアンブレード】を振る。

ガン!と鋭い音がする。灰のゾンビはうめき声を上げている。

俺は呼吸を整え敵の攻撃を見切るため観察をする。

敵の攻撃は『石をなげる』約16個の石を投げつける。

しっかりと方向を把握し左右へ動く。

石を投げたあとに隙ができるから【スキル】『フレイムバーン』を発動。灰のゾンビの胸を突き刺した。

灰のゾンビは灰へと還った。

「はぁ…」ため息を吐く俺。

なぜ戦うのか。

なぜ剣を持つのか。

そう思いつつ洞窟の壁へ腰掛ける。


すべてはあの日、

【闇の王】がやって来たからだ。


1


今から4年前。

俺が12歳の頃。

「クロ、行くよ。」

母親にそう呼ばれ公園から離れる俺。

もっと遊びたい。もっと体を動かしたい。そう思っていた。

父親は「よく体を動かすいい子だねぇ。クロは。将来スポーツ選手にもなったらどうだ?」

と笑顔で言う。俺はこの時将来のことなど微塵も考えていなかった。

毎日遊んで食べて寝て。

勉強なんてしなかった。おかげで数学がちょっと嫌になっちゃったけど。

俺にはもう1人弟…正確には『双子の』弟、【シロ】がいる。

シロも俺と同じで外で遊ぶのが好きだ。一緒にサッカーや鬼ごっこなんかしたっけな。

そんな平和な毎日が続いたらいいなー…


そう思っていたある日。

俺とシロがいつものように外で遊び父親と母親が見守る中…

シロが突然「ねぇ、あの光何?」

俺は空を見上げた。

黒い光が見える。その光が徐々にこちらへ…

そう思った時だった。

突然目の前に飛行機が通ったかのそうな音が聞こえた。

そして目の前が一瞬にして赤く染った。

周りにいる人たちもなんだと思い周りを見渡す。

すると、唐突に隕石が落石。また、熱風が舞う。

「うわあああああ!!」

俺たちは悲鳴をあげた。

まさに地獄絵図。周りにある木が燃えている。

親は「早く!車に駆け込んで!」と叫び俺とシロの手を掴み走っていく


その時だった。

突然闇の様なものが

「消えろ」

と言った。

その時親は血を出して倒れていた。

「!!」

俺とシロは言葉が出なかった。

血。始めて見る人の倒れ。

「あ…ああ…あ…ああ…」

俺とシロは絶望のあまり声が出なかった。

その時。

「クロ…シ…ロ…

逃げ…ろ…お父さんの…ことは……気に…す…」


そこて言葉は途切れた。

溢れ出る涙目。

2人は泣いた。

包まれる闇。

上がる温度。

そして俺とシロは走り出した。

お父さん…

お母さん…


ごめんなさい…


俺が…ちゃんとしていれば…。


どれだけ走っただろう。暗い森の中にいる。

俺とシロは顔を真っ赤にして今にでも倒れそうだった。

もう言葉が出ない。

水が欲しいけどそんなこと思う暇もない。

そう思っているとシロはこう言った。

「…水…探す…」

そう言って森の中を走り出した。

まずい、と思い走り出す。

しかし間に合わなかった。シロの姿を見失ってしまった。


やがて俺は孤独になった。深い森の中。

どうしよう。

どうしようどうしよう。

焦り、悲しみ、怒り。

全て込み上げてくる。

今の俺には生きる価値なんてない。そう思っていた。


「…ねぇ。君」

声が聞こえた。その天使のような声。

見上げるとまさに[天使]のような美しい顔。

腰に剣を背負う少女。

「君、…ここで何をしてるの?」

俺は焦りを抑えて冷静に答えた。

「…逃げてきたんだ。闇から。

恐ろしいものから。

俺の…親を…殺した…奴から…」

堪えてきた涙が溢れてきた。

少女は悲しそうな目で見てきた。

「…大変だったね。

君も、君たちの家族も。」

俺は言葉が詰まった。

ここに気持ちをわかってくれている人がいる。

一緒に泣いてくれる人がいる。

それだけでも今の俺には嬉しかった。

絶望からほんの少しだけ光が見えた。

「えっと…私ヒカリと言います。

剣士として闇に侵された者倒すということをしています。」

その事を聞いた俺は驚いた。

闇を…倒す…

考えられない。不可能だ。

あんな凶悪な者、誰が倒せれるか。

そう思った矢先だった。

突然木の陰から猿が出てきた。

目が赤く光っている。

俺は背筋が凍った。

逃げたい。

死にたくない。

怖い…。

そう思っていると少女は腰から剣を出して構えている。

すると猿はヒカリの方へ向かって噛み付いてくる。


ーやばい!

そう思った時だった。

ヒカリは左へ避け…そのまま剣を振り下ろした。

カン と音がした。

「キ…」

猿は気絶した。

「…まぁ、こんな感じね。」

少女は言った。俺は驚愕していた。

なんで倒せれる?

なんで怖がらないの?

なんで逃げないの?

「君は…」

そう言いかけると少女は

「着いてきて」

と笑顔で言った。


「ここだよ。」

着いたのは家だった。木造建築で新しい感じである。

俺は家へ入った。

沢山話すことが…あるな。

そこへヒカリがお茶を持ってきてくれた。

ありがとう。と一言伝えてお茶を飲む。

その味わいはいつも夜ご飯を食べるお茶と同じような味だった。涙腺が緩む。

「…ねぇ。なんで戦えれるの?

なんで?」

俺は質問した。

するとヒカリは言った。

「…親の仇をとるため。

闇に殺されたの。」

と言った。

俺と同じ状況。なぜ闇を殺せれる。

なんで?

疑問が沢山浮かんだが少女は言った。

「ごめん、ちょっと一緒に外でないかな?」

俺は勿論。と答え外へ出た。


PM10:21。また森へ行った。

ヒカリは呟いた。

「…君も親を殺されたんだね?

…じゃあ一緒に闇のものを倒そうよ。」

そういった。


「俺には…そんなこと…」

「できるよ。」

ヒカリが俺の発言を遮った。

「私が剣の使い方、教えてあげる。」

俺は

「…お願いします。」

と答えた。


「まず、剣の持つところ…柄と言うんだけどそこを右を下、左を上にして持って。」

と、言われた通りにしてみる。

「どう?違和感ない?持ちにくい…とか。」

俺は「大丈夫」と答えた。

ヒカリは笑顔になって、よし!じゃ次。と言った。

「次なんだけど、まず降ってみて。」

と言われよく漫画やアニメで見る振り方を真似してみた。

するとヒカリは「いいね!」と言ってくれた。


……


「…どう?とりあえず教えたいこと全部教えたよ。」

俺はヒカリに剣の持ち方や攻撃の当て方、相手の攻撃を避ける方法などを、教えて貰った。

「ありがとうヒカリ。これで…戦えそうだね」

と言ったその瞬間。

「グルゥゥ!」

熊が出てきた。

「…よし。教えて貰ったことを発揮しよう」と、いったその時だった

いきなり脳内にプツッとノイズのような音がした。

「…?な、なんだ?」

どうやらその音はヒカリにも聞こえているらしく

「な、なに!?」と言っている。

そのとき、「あの声」がした。


「…闇を滅ぼそうとしている人達へ。

いい覚悟だ面白い。

だがただ単に倒すのは嫌だろ?


これから私たちを倒すものはHP、つまり体力 MPつまり魔力を与える。

まるでゲームだ。

とことん楽しむがいい。

私を倒せれるものよ、

かかってこい…」


とその声は聞こえなくなった。

その瞬間ヒカリが」「はっ!?」と驚いた声を出した。

原因は俺もわかった。

左の中指を何も無いところでスライドさせるとステータスが出ていた。

『クロ HP25 Lv1

ヒカリ HP32 MP10 Lv4』とある。


これは…

ゲーム…なのか?

その瞬間、我に戻った。

今は…戦いに集中せよ。

熊の動きを見て…

右へ避ける。

そのまま腹に向かって剣を突き出す。

熊は「グアア!!」と声をだし、こちらへ突進。

避けるタイミングを誤りダメージを受ける。

するとHPが3減り HPが22になる。

と思った矢先にヒカリが走って熊の腹へ剣を刺す。

熊は倒れた。

すると、俺のLvが2になった。

どうやらLvが上がるとHPだけでなく色々なステータスが上がる。

「…何やら複雑な問題にあったね。

…もしかしてこの体力が0になったら…

私たち…死ぬの?」

そう聞いた瞬間身震いが起こった。

その時だった。


強くなりたい。負けたくない。

これ以上…人を倒れさせたくない。

俺はそう決意した。


今日はヒカリの家で寝ることに。

「じゃ、おやすみ」

ヒカリはそう行って自分の部屋へ向かった。


俺はリビングで寝ている。

…女の子の家で寝たことないから

正直緊張している。


朝だ。


もう、「起きてー」という親の声はない。

しかしなぜか早めに起きてしまった。

…そうだ。

狩りにいこう。

あそこの森の入口なら弱い敵ばっかりだ。

それで…『レベル上げ』をしよう。

朝まで…ヒカリを心配させないように帰ってくるんだ。


そしてやがて4年が経った。

俺は慣れない戦闘から少しずつLvをあげて15になった。

ヒカリはLv16になった。


今日は…

いよいよ闇を倒しに行く日。

旅立つ日。

それは自分を鍛えることでもあり、

危険に晒すことでもある。


「また、帰ってくるよね。」

ヒカリは言った。

「…ああ。帰って来れるよ。

2人で…

倒そうよ。」


そう言って俺とヒカリは旅たちの1歩を踏み出した。


いつかは平和な日を作るために…。

はじめまして。プラチナ/白金と言います。

プラチナと読んで頂けるとありがたいです。

さて、始めて小説を作ってみました。

こう言ったライトノベルのようなものを書いて見たかったので書いてみました。

どうですかね。気に入って貰えたでしょうか。

やっぱりまだまだ不十分なところはありますよね。

文書が悪かったりしていたらすみません…。

設定とか色々とおかしいですよね。

まぁ、現実世界がいきなり敵を倒すゲームになった とかんがえて頂けるとありがたいですね。


さて、このストーリー実は8年前位から考えてたんですよね。

なのでで続きはもう考えています けど、途中で変わるかも知れませんね…。

あと、この終わり方をやってしまいましたね。

これから次を期待させるような終わり方を多々するので宜しくお願いします…。


(まだこのサイトに慣れてないんですよね…

何が何だか分かってないです。)


さて、ここまで読んで頂きありがとうございます!

次回はいつ出すかは不明ですができる限り早めに出したいので期待しなくても期待しててもいいですよ?(誰目線)

また次回お会いしましょう。


9月10日 1:29

プラチナ/白金

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