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前回の前書きでプロローグは次で終わると書きましたが間違いです。

前書きの編集方法がわからない

どなたか教えていただけると助かります。

 目を開けると森の中だった。丁度真上にある太陽の光がまぶしい。周りを見ると二階建ての立派なログハウスが後ろに建っていた。

 何を言っているのかわからないと思うが俺も分からない。夢かと一瞬考えたが俺は今まで夢の中で夢だと自覚した事がないし、仮にあったとしてもその覚えはない。故に夢という可能性は低いと考える。何より夢じゃないと思っていた方が眠っていた厨二心を刺激される。すぐに異世界転移を思い浮かべる、勇者や魔王とかには憧れないけどスキルや魔法 異世界特有の種族などは心踊るものがある。

 とりあえず声を出してみる

「異世界転移、キターーーーーー!ヒャッ"ドスン"


 "ドスン ドスン ドスン "


 世紀末的雄叫びをあげようとしたその時、森の中から重量感のある足音が聞こえてきた。その音を聞いた瞬間、沸き立っていた厨二心や高揚感は急速に冷えていき代わりに得体の知れないものへの恐怖が渦巻き始める。

 え、これかなり大声出しちゃったけど大丈夫?やばいのでは?やばいよね?こんな足音だす敵が襲ってきたら余裕で死ねるよ?まだこういうの早いと思うの。もうホラーだよ。本音叫んでる場合じゃないよ

 そんなことをグルグル考えながらも恐怖は高まっていく、とっさにログハウスへ逃げることを思いつくが身体がうまく動かない。

 何度か転びそうになりながらログハウスに転がり込む、内側からドアの取っ手を震える手で必死に抑える。

 それからどれくらい経ったのだろう 手の震えも収まり落ち着いてきた。足音が聞こえない気がする 耳をドアに当ててみるがやはり聞こえない。

 確認のためドアを開けようとして、ふと思いとどまる。俺は知っている、俺が見てきたホラー作品は主人公達が危険が去ったと安心しかけた所で恐怖を叩き込んでくる、俺は騙されない。知っているんだ。きっとドアを開けた先には俺に恐怖を叩き込む存在が今か今かと待機しているに違いない。危ない危ない

 とりあえずドアから離れようとそっと立ち上がった所で気がつく。

 ログハウスの中に人の気配を感じない。ぱっと見て家具などはあるが生活感がまるでなく誰か住んでるようには見えなかった。息を殺しつつ家の中の探索を始める。

(こうしてると泥棒みたいだな)



 探索の結果わかったことは

 一階は暖炉がある広間とキッチンと風呂 トイレ

 二階は寝室と部屋が一つとバルコニー

 そして一番重要なことは二階の窓から外を見ると相変わらず木だらけだったが先程の足音の主らしき影は居なかったことだ。

 俺は生き延びたことに大きく息を吐く。

 さて、恐怖が去ったことを確認した今次にどうするかだが正直疲れて休みたいので勝手だけれど寝室を借りることにする。

 あとで住人が戻ってきても事情を説明すれば許してくれるよね、許してほしい。

 二階に上がりベットに潜る。

 疲れた頭ではここの住人と言葉が通じるのか、寝てる間に殺されないかなどは考えることができなかった。


 スヤァ




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