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プロローグ(2)

長めのプロローグ..,

次でプロローグが終わり 物語スタートです

 おばあちゃんや他の親戚にしっかりと挨拶し蔵へ掃除に向かう。お土産は後だ


 蔵の掃除は母さんが言っていた通り毎年俺の担当となっている。理由はもちろん重いものがあるため男である自分がやるのもあるが一番は蔵に納めてられているものにある。それは狐狸家の男達が代々集めてきた狐に関する歴史的な品々だ お稲荷様をはじめ飯綱(いづな)荼枳尼天(だきにてん)などの物で稲荷神社も小さいながら家の近くに奉っている。農家であるうちは稲を象徴する神様を大切にしている...というのもあるが代々狐が大好きなのである。しかし嫁いできた人たちはこの収集癖に関しては理解できないらしく女性や小さい子はあまり近づかない。それで最近は蔵掃除を俺が請け負っているというわけだ。


 蔵の重い扉を開け中に入ると埃だらけ、去年掃除してから誰も入っていないんじゃ無いんだろうか。兎に角掃除だ終わらないと休めない、奥にある階段を登り窓を開けミッションスタート。



 ………………………………………



 蔵の中の物を外に出して掃除を終え、荷物を蔵に戻している時だった。

「なんだ、これ」

 手のひらくらいの古い木の箱がそこにはあった

 こんなものあったか?と疑問に思い中を確認する箱の中には綺麗な鈴が入っていた。思わず見惚れてを伸ばそうとした時

 パチっ


 ...はっ

 一瞬意識が飛んだような感覚になり怪訝に思っていると

「終わった?」

「うわぁぁぁぁ」

 母さんがジト目で背後に立っていた。

「...失礼しちゃうわ、瞳が帰ってきたら皆でご飯にするから早く終わらせてね」

「了解 もう終わるよ」

 携帯を確認すると蔵掃除を始めてから5時間程経っていた。随分時間をかけてしまったと思いつつ急いで残りを片付けた。

 その後は夕飯が出来上がる頃に姉の瞳がちょうど帰ってきて皆で楽しくご飯を食べ何事もなく眠りについた.....


なんだか背中が痛いまるで地面に寝転がってるように痛い 蔵掃除が背中にきてるのだろうか。それに眩しい...眩しい?

眠い目を擦りながら起きるとそこは森の中だった。


ふぁ?



 



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