14日目 莉那の行動
莉那が行きたい塔へ向かって歩いた3人。
やっと到着したと思いきや、莉那が二人を殺したいことが判明した。
「は・・・?」
「だから・・・死ね・・・?」
莉那は満面の笑みを浮かべながら弓をむけた。
「ほほぅ・・・。受けて立とう・・・。」
稟は1歩前へ出た。
「あ、言っとくけど、私弓道部だったからね?それに、中2だから。」
莉那は弓を放った。そして、稟も弓を放った。
「・・・。」
二人は倒れることもなくただ呆然と立っていた。二人の放った矢は、ぶつかりあい、二人のちょうど真ん中らへんで粉々に砕け散っていた。
「すげえ・・・。」
俊は関心した。
「へぇ・・・。やるじゃん。」
「私も一中の弓道部だ。」
稟は堂々と言った。一中は弓道部の全国大会で3連続で金メダルを手にしている中学校だった。
「一・・・中・・・。」
莉那は愕然とした。
「一中って・・・。俺と同じ学校・・・じゃん・・・。」
「そんなこと・・・どうでも・・・いい・・・。私を煮るなり焼くなりすればいい・・・。」
莉那は跪いたまま動けなかった。
「じゃあ・・・やるぞ・・・。」
稟は莉那に弓を放った。
ドスッという鈍い音が聞こえた。
莉那に矢が突き刺さった。
「ぐはっ・・・!騙して・・・ごめん・・・。ごほっ・・・。」
「いいよ・・・。許すよ・・・。」
俊は頷いた。
「でも・・・。最後の・・・キスは・・・ほん・・・と・・・。」
莉那は二人の前で死んだ。




