13日目 塔へ歩く
~あらすじ~
野宿をすることになった3人。
そこで、莉那が塔に行きたいということが判明。
「塔・・・?あ、あれか。」
俊は指差した方向には、そびえ立つ古ぼけた塔があった。
「そこに、宝があるらしいんだぁ・・・。」
莉那は少し悲しげに言った。
「じゃあ、明日行ってみるか。」
稟はうんうんと頷いた。
3人は横になると、すぐ眠り始めた。
次の日、俊は稟に起こされた。
「こら、いつまで眠ってるんだ。」
「ふぁぁ・・・おはよ・・・」
隣の莉那を起こそうとしたら、莉那はもう起きてた。
「お寝坊さんなんだねぇ」
莉那はクスクスと笑った。
「飯食わなきゃ・・・。」
「何を言っているんだ?腹減ったか?」
俊は自分の腹に手を当てた。
「あれ・・・?減ってない・・・。」
「なんせ、夢だからな。」
稟はいばって言った。
「そんなことより、早く塔へ行こうよ!」
莉那は俊と稟の袖口を掴んで外に走っていった。
「つかれたぁ・・・。」
1番元気があった莉那が最初に疲れてしまった。
「しゃーねーな。」
俊は莉那をおぶった。
「ありがと!」
稟はそれを少し口をへの字にして眺めていた。
「莉那、あとどれぐらい?」
「塔見えるんだから、自分で判断してよぉ・・・。もう少しかな。」
3人は歩き続けた。
そしてようやく着いた。
近くで見ると、古ぼけていていまにも崩れそうな感じだった。
「ここまで連れてきてくれてありがとう!ちゅっ!」
莉那は俊の頬にキスをした。
「なッ・・・!」
「だから・・・。ここで死んで?」




