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始祖の魔導書  作者: 富良斗雫
第一章
24/24

ネズミ捕りⅡ 〜下水道の決戦・序章〜

ふざけたサブタイでごめんなさい。思いつかなかったんです。

千字ちょいなので、少し短めです。

翌日──


 僕らは、再び──いや、三度か──冒険者ギルドに来ていた。

 新たな依頼を受けるためと、昨日の毛皮を受け取るためだ。

 その用事の一つ、素材の受け取りはもう済んでいた。


 掲示板を眺めて、短時間で、かつ高報酬な依頼を探す。

 が、そんな都合のいい依頼なんてそうそうないだろう。最悪、またネズミ捕りかな……。


 ……あった。

 

『下水道のスノウラットの討伐 10匹〜 成功報酬銀貨五枚 別途、一匹につき銀貨二枚』


 Fランクの割に報酬がいいのは、下水道という環境だからだろうか。

 下水道は、暗くて見通しが悪いし、何より臭い。

 そう。臭いのだ。

 暗いのは灯りやら魔術やらでどうとでもなるが、臭いのだけはダメだ。

 この一張羅のローブに臭いがついてしまったら、目も当てられない。

 ハルカも臭いのはいやだろう。


 うん。やめだ、やめ。


 他のを探そう。



『なんで? 受ければいいじゃん』

「臭いからやだ」

『あのなぁ……、そんな甘ったれた根性じゃこんな稼業やってらんないぞ?』

「いや、でもさ。今は服、一枚しか持ってないんだよ。僕もハルカも。それに臭いが移ると、着る物がなくなっちゃうじゃん」

『そうか……。もう、しょうがないなぁ(ダミ声)』

 アルはなぜかダミ声で言う。

『ま、この始祖と魔導書に任せなさい。てことで、受けてきて』

「ええ……? 本当に大丈夫なんだろな」

『だいじょびだいじょび。任せなさいって』

 やけに自信満々だ。他に案もないし、ここは従っておくか。

「ハルカ、下水道だけどこれでいい?」

「うん……。下水道は嫌だけど、何か対策があるんでしょ? それならいいよ」


 これは常時依頼ではないようなので、掲示板から剥がしてカウンターへ持っていく。


「はい、承認しました。下水道の入り口はわかりますか?」

「わからないです」

「では、地図をお渡ししておきます。貸与は無料ですが、破損や紛失をされると大銅貨一枚で弁償していただきますので、気をつけてください。では、ご武運を」


 手渡された地図には、下水道の入り口までの経路と、下水道の中の地図が書いてあった。

 

 それの通りに街を歩き、下水道の入り口にたどり着いた。

 

「で、対策って?」

 始書の中にいるであろうアルに聞く。

『始書の334ページのやつ使って。あ、数以外は弄らなくていいよ』

 対策、というのは、やはり魔術だったらしい。

 とりあえず使う。

「《展開:風纏 並列二重展開 発動》」

 

 僕とハルカの身体の周りに、立体的な魔法陣が現れ、それが一際強く輝くと、消える。


「何か変わった?」

 ハルカがアルに聞く。

 

『身体に触ってみ』

 触ろうとすると、手が弾かれる。


『身体の表面に、空気の膜が張ってあるのさ。これで臭いも防げる。ちょっとしたバリア機能も完備だ。

 これがほんとの風DEコート(フードコート)ってね!』

 そんなことを言って笑った。


 一体何を言っているのだろうこの人は。

 

 それが僕とハルカの気持ちだ。

 本当にこいつはあの始祖なのだろうか。

 とても信じ難い。


『……スベった? もしかしてスベった?』

 当たり前だろう。

 しょーもないギャグなんてかまして。

 すべりすぎて空中で回転するレベルだ。


「おほん! ……じゃ、行こうか」

 僕は魔術で灯りをつけ、下水道へと入っていった。


なんかもう、『ネズミスレイヤー』とかに題名変えた方がいいかもしれません。……しないけど。


2022/09/18

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