選挙に行くのかい? 投票に行くのかい?
(* ̄∇ ̄)ノ 寄才ノマが極論を述べる。投票と民主主義ってなに? 極論だぞ。
投票とは、選挙や採決の際に、一定の様式に従い選出したい人や物の名を選び票を投ずること。
マンガ雑誌などではキャラクターの人気ランキングなどが投票で決められる。
かつてはアイドルの投票券つきCDが販売されるなど、様々な形の投票の仕組みがある。
政治では投票で選ばれた者が国政や地方自治に携わることになる。選挙とは公職に就任する者を選定する行為のことを言う。
民主主義においては国民の投票で選ばれる者が国政を担うことが重要になる。そのために投票率を上げようと様々な手段で選挙に行こう、といった呼び掛けなどが行われる。
ただ、いろいろとアプローチされているが若年者の投票率がなかなか上がらないのが実情。これは日本だけで無く世界の民主主義国家でも同じようだ。
■若者よ、選挙に行くな
『若者よ、選挙に行くな』この動画は、2018年にアメリカ大統領選の中間選挙で若者に投票を呼びかける『ノック・ザ・ボート(投票をやっつけろ)』キャンペーンの中で流されたもの。
「気候変動? それは、あなたたち若者の問題です。私はすぐに死にますし」
「学校での銃撃事件は悲しい。でも、学校にはもう50年も行っていないからさ。その命が大切かなんて、考えていられない」
といった内容で高齢者が若者に選挙に行くな、というネガティブメッセージを綴った動画だ。若者を挑発することで若い世代の投票率を上げる狙いがあった。
これを参考にして日本版の若者よ選挙に行くな、も作られ動画投稿サイトにて見ることができる。
また若者に政治に関心を持ってもらおうと、『君に届け』をパロディ化した『国に届け』というものも作られた。これは『君に届け』のファンからは、ふざけるな、と怒りを買うものとなった。
投票に行こう、と呼び掛けるものはいくつもあるようだ。
■投票に行かない理由
民主主義の国では義務教育のうちに投票の重要さなど教育されるわけだが、現状なかなか投票率は上がらない。
中高生に若者が選挙に行かない理由を聞いたアンケートの結果では。
『自分が投票しなくても政治に影響はないと思うから』
が、76%で1位。
『面倒くさいから』
『若者向けよりも、高齢者向けの政策が目立つから』
『政党が打ち出している政策の違いがわかりにくいから』
これらが上位に。自由記述の欄では、
『選挙に行く意味がよくわからない、関心がない』
という意見が多いという。
選挙に行かない理由総合ランキングでは、1位と2位は、
『予定があった、急用が入った』
『時間がない、忙しい』
年代別に見ると10代と20代では、
『住民票と違うところに住んでいる』
が、3位に上がっている。これは若者の投票率を上げるには解決しなければならない問題ではなかろうか?
■合理的な人
合理的な人は選挙に行かない。
成人人口が約1億人とすると、1票の価値は1億分の1。1票の重みが全体に与える影響は1億分の1となれば、『自分が投票しなくても政治に影響はないと思うから』という理由が1位に上がるのも当然だろう。
効果値1億分の1とはゼロに近い。そんな選挙の為に行動することは時間と労力の無駄だと、合理的な人には判断される。
逆に投票に熱心な人とは合理的な判断を超越する。
これは私の親戚で投票活動に熱心な人の意見だ。
『日本の国民が全員この宗教に入信し、この宗教が背景にある政党が与党になり、誰もが教祖様の言うとおりにすれば、景気も良くなり少子化も解決し日本は平和で豊かな国になる』
投票行為に力を入れる人とは、政治的な信条を持つ人か、宗教的な信念を持つ人になる。
■自由な投票
選挙の投票とは投票者の代弁者を政治に送ることが目的だが、そのために自由な投票ができるのかどうか。
これは私がかつてアルバイトをしていた会社での話だ。
ある日、社長が朝礼で従業員にこう言った。
「次の日曜日は選挙の日です。皆さん投票に行きましょう」
政治に関心のある社長だな、と思い聞いていた。
「そして〇〇さんに投票しましょう。△△に投票する奴はクビだ!」
ホントに政治にとても関心のある社長だった。
このような会社で正社員として長く勤めようとすれば、
「社長、この前の選挙、〇〇さんに投票しましたよ」
とゴマをするなどしなければならない。
これは社会人となり企業に勤めるとなれば、自由に投票することは難しくなる一例になる。
こういう話をすると選挙法違反だ、と言う人もいるだろう。だが選挙法とはどれほど守られている法律なのか?
公職選挙法や政治資金規正法を全て厳守する事は難しい。
また、選挙法を守るために仕事を辞めることになってしまっても、選挙法が無職になった人の生活を守ってくれるわけでは無い。
選挙よりも今の自分の暮らしを守ることの方が大事、という人が多いだろう。
■選挙に望むこと
民主主義という思想を現実に適応させるために、と作られたのが選挙。
選挙については聞いてみたいこと、言いたいことはいくつかあるが、今回は私の要望をひとつ述べよう。
選挙ポスターの隣に立候補した人の履歴書と職務経歴書を張り出して欲しい。
選挙というのは見方を変えれば、政治家が議員になるための就職活動だ。選挙演説は面接のようなものだろうか。
国をひとつの巨大企業に例えるなら、投票権とは新入社員を選ぶ人事権ともなる。誰を選べば『巨大企業日本』の経営が改善されるか、健全化されるのか。そのためにはどんな新入社員を採用すればいいのか。
それを判断するのには、就職希望者の履歴書、職務経歴書が簡単に見られるようにして欲しいと思う。
一応説明すると、別に立候補者の住所や連絡先が知りたい訳では無い。そこは隠しておいて欲しい。知りたいのはどのような資格や技能を持っているかだ。何ができるのかと判断するのに参考にするのは資格と経験だろう。
従業員を雇うかどうかと判断するのに、履歴書と職務経歴書は必要な情報ではないだろうか?
就職活動において、資格とは能力があることをアピールすることができるもの。ならば立候補者という就職活動家は自身の能力をアピールするために、選挙ポスターの隣にでも所持資格を職務経歴書と一緒に張り出して欲しい。
有権者という採用人事担当に見えやすいようにして、判断材料とするために。
例えばデジタル技術は日本は遅れている。
スイス・ローザンヌを本拠とするビジネススクール国際経営開発研究所(IMD)による世界のデジタル競争力ランキングでは、日本は27位と低迷している。
日本のデジタル技術の分野を進歩させようとなれば、IT企業出身者などが多く国会議員となれば良いとなる。
私は、C++やPythonでプログラムが組める人。できればシステムエンジニアかプログラマーの実務経験があり、TOEIC400点以上の立候補者に投票したいと考えている。
選挙演説などの面接では志望動機など聞くことはできる。どの政党が何をしたいかなども各種メディアで伝えられる。
だが立候補した人の保有する資格や技能、何が得意で何ができるか、という部分はあまり伝わって無いように思えるのだ。
就職活動では重要な部分の筈なのだが。
■理想の投票とは?
理想の投票、理想の選挙、というものは存在しない。アビリーンのパラドックス、投票のパラドックス、満場一致のパラドックスなど。
また、日本の高齢化は深刻だ。そして投票とは数が重要となる。選挙の結果は多数決で決まる。
高齢化が進んだことで、若年者の総数が減り高齢者の総数が増える。
結果、20代30代の投票率が増えたとしても、投票の総数で全体に影響を与えることが難しくなった。
年代別人口で見ると、20代と30代が合わせて約2690万人。65歳以上は約3580万人。(2019年)
投票の総数で見ると選挙では、高齢者のための政治家が選ばれ、高齢者のための政策が行われることになる。
数だけで見れば若者の意見が反映されない政治になるのは当然の成り行きとなる。
今の状況で20代が選挙で投票して得られるものは、『社会の一員として義務を果たした』という気分だけになるのではないか?
選挙のシステムが変わらないまま、若者よ投票に行け、などと言っても効果は無い。
民主主義とは、主義とつくように思想の一種だ。
民が自分達のことは自分達で決めよう、という思想が先にあり、この思想を現実に適用させようと選挙という制度が考えられた。
民の代弁者を民が選び、政治の世界に送り込むための制度が選挙。
だが、選挙とは制度のひとつでしか無い。
例えば、人を騙して利益を得るのは良くない、という思想がある。
この思想を現実に適応させようと、詐欺を取り締まり犯罪として罰則を与えよう、となり法律ができる。
ところが法律にさえ違反しなければ犯罪では無い、というのは本来の思想を見失っている。
売買は売る者と買う者が納得して品物と金を交換すれば契約は成立する。
だから頭のボケかけた高齢者を口先三寸で騙してハンコを押させるのは、取引として成り立ち違法でも犯罪でも無い。というのはどうかしていると思う。
合法詐欺というややこしいものが現れたのが現代だ。だが、合法でも悪事は悪事だろう。
選挙という制度さえ維持すれば民主主義、だから選挙に行こう。というのは目的を見失ったまま手段に固執しているように思えるのだ。まるで法律さえ守れば人を騙すのも犯罪では無い、とでも言うような。
選挙という制度ひとつだけを大事にしても、民主主義の思想が達成できるわけでは無い。
■選挙の先の民主主義
投票以外の政治活動となると、署名活動やデモ、ストライキなどがある。
〇デモンストレーション
デモ行進や抗議活動など世論に訴えるもの。反戦歌やラップやヒップホップなどを取り入れ、パフォーマンスとして行うものもある。
〇署名運動
署名運動とは、あるテーマや議題に関する意見に賛同する人々の同意を集め、国や自治体、企業等に提出すること。
〇支援活動
募金などの金銭的支援。
〇ボイコット
経済的圧力を加えることを目的とした不買運動。武装勢力やテロ組織の資金源となる商品を買わない、児童労働などで利益を上げる企業の商品を買わない、といった運動。
これらの従来のものにくわえて、インターネットの発達から新しいものも現れた。
〇#ハッシュタグ
ハッシュタグをつけてSNSなどでテーマを拡散する。世論に訴えるという面ではデジタルなデモンストレーションだろうか。
〇オンライン署名
インターネットを使った署名活動。
『安心して性の知識が得られるサイトが検索結果の上位に出るようにしてほしい』
性被害にあった人が支援を求めて性についてネットで検索すると、アダルトサイトばかりが上部に表示される。このテーマについてオンライン署名が行われた。
このキャンペーンはSNSで共感を呼び、約3万の署名が2ヶ月で集まる。
そして検索サイト『ヤフー』は性犯罪や性暴力に関わる言葉が検索されたとき、被害者向けの相談ダイヤルを表示する運用を始めた。
一方でオンライン署名の内容が後から変更されるという事件も起き、信頼性を獲得するためにシステムの改善が求められてもいる。
〇クラウドファンディング
ネットを介した寄付活動。
このように選挙以外にも政治的な活動はある。
私としては今後、広まるといいと思う2つを紹介する。
■学生議会
『もし市役所にこんなトイレがあったら、“セクハラ”だと騒がれますよ』
京都府亀岡市議会の中学生議会で、大成中(同市大井町)の生徒がトイレの改善を求めて桂川孝裕市長を追及する一幕があり、市教委は急きょ対応策を講じることになった。
出典:京都新聞
京都府亀岡市議会が行なう中学生議会は、市内8中学校の23人の中学生が議員となり、『中学生に市の業務内容の一端を知ってもらうことにより、地方自治への関心を高めてもらう』という目的で開催されている。
この学生議会が制度として広まれば、中学生、高校生、大学生が行政に意見できる機会が増える。
また、若い世代の声が政治に活かされることにもなる。
日本の社会問題を補うことにも繋がるだろう。
2012年、経済協力開発機構(OECD)が実施した国際成人力調査(PIAAC 2012)では、日本は成人の学習率は1.6%とランキング18カ国の中で最下位だった。
日本は大人が勉強しない国と示された。これは、政治や経済の知識について、40代50代では学校を卒業した20年前、30年前の知識のまま、という人も多いことになる。
政治家の平均年齢は、2017年の衆院選当選者の平均年齢は54.7歳、2019年の参議院選挙の平均年齢は54.4歳。彼らが学校で学んでいたのは30年も前だ。
最新の政治と経済について学べるのは未成年の学生になる。そして日本では未成年の学習率は高い。
学生議会に意見してもらえば、最新の知識を政治に活かせることになる。
また、学生は未成年のうちから社会に能動的アプローチをする手段を獲得できる。社会との繋がりを育てる仕組み作りは、引きこもり対策ともなる。
選挙とは民の代弁者を選定する重要な行為だ。だが選挙で選ばれた者がどんな仕事をするのか、どのように進めていくのかの方が、投票よりも大事なことだろう。
学生議会が行政に意見し提案する。ゆくゆくは学生議会が政治を監視し、またマネジメントするなどできるようになればいい。
学生議会の活動は地方から既に始まっている。
■PoliPoli
『PoliPoli』とは政治コミュニティアプリ。
政治家の政策が分かりやすく説明され、利用者は政策の進捗状況を活動報告として受けながら応援や問題点の提案などできるサービス。
政治家は自らの政策をプラットフォームに投稿し、これに賛成したユーザーの応援が得られるというもの。
クラウドファンディングのように、政策を前に進めるために、応援者を募れる場を目指しているという。
この『PoliPoli』に、
「不妊治療の費用は高額。明確な期限もないため、経済的な不安がある」
「心の負担が大きい。精神面でのサポートも拡充してほしい」
といったコメントが寄せられた。
これに現職の議員がPoliPoliユーザーとの意見交換会を実施。その後、不妊治療の勉強会を開き、保険適用や治療技術の課題とその解決策を議論し、不妊治療者へのサポートの拡充へと繋がった。
政治コミュニティアプリは政治の世界と民衆の世界の分断の架け橋となるかもしれない。
■ユーチューバー
私が個人的に期待しているのはユーチューバーやVチューバーだ。
政策に必要な物は資源と人材。逆に言えば資源と人材さえ集まれば、政府でなくとも政策はできることになる。
人望のある人が提案し、投げ銭などで資金が得られるなら個人でも政治的な施策を行えるのではないだろうか。
例えば、ソーラー充電器。
太陽の光を利用し蓄電。スマホやタブレットを充電することができるもの。
これをひとつの街の一般家庭に普及するとした政策を行うとする。
停電時における通信手段の確保は災害対策になる。また一般家庭で日常からソーラー発電を利用し、普段使いするスマホを充電できるようになれば、わずかではあるが電気代の節約ともなる。
一般家庭における自然エネルギー発電の利用率を上げることは、石炭火力発電、原子力発電を減らすことにも繋がる。
石炭火力発電廃止のための小さな一歩となる。
しかしこのような政策を政府が行うことは不可能だろう。
一般家庭の電気代節約になるということは電力会社の不利益になる。また、大掛かりな政策として行うには原発マネーに代わる利権も用意しなければならない。原子力発電、石炭火力発電を推進してきた政府には難しいだろう。
再生可能エネルギーを主力電源として『エネルギー基本計画』を進めることが閣議決定されたが、そのためには先ずは再エネ発電いじめをやめるところから始めないといけない。
ソーラー充電機拡充政策を行うには民間で進めるしか無いのだろう。
ユーチューバーなどが提案し、投げ銭やクラウドファンディングで資金を集め、このような小さな政策を実行できるようになるといい。
これが新たなビジネスへと繋がれば、政治というジャンルを新たなビジネスの市場として開拓することにも繋がるかもしれない。
■民主主義と選挙
繰り返すが、民主主義とは主義のひとつであり思想であり人の理想。いわばファンタジーだ。これを現実に実行しようとして選挙という制度が考えられた。
選挙とは制度のひとつであり、他にも民主主義の思想を実現させようという手段や制度はある。選挙だけに拘ることも無い。
投票に拘るのであれば、まだまだ未完成で未熟な選挙制度そのものをアップデートしなければならない。不具合を直さなければならない。これをおざなりにして、若者よ選挙に行こう、と言うのは無責任ではないだろうか?
社会の一員として義務を果たした、という気分だけを満足させるための投票であれば、本来の目的や社会問題の解決からは遠ざかることだろう。
■まとめ
とは言ったものの、実は私は民主主義というのは好きでは無い。民主主義とは聞いてみれば耳障りは良いのだが、現実に実行しようとなればどうにも胡散臭いものに見えてしまう
以下は、科学史、教育学の研究者、板倉 聖宣の『いま, 民主主義とは』より引用。
『私は〈多数決というものは、もともと少数派を奴隷的な状態に置く決議法である〉という理解のもとに、〈できるだけ決議をしないということが大切だ〉と考えています。〈決議をするときは、少数派を奴隷にしなければならないほど切実なことだけ決議しろ〉というのです』
民主主義の正の面を説く人は多い。なので私はダメな大人として民主主義の負の面を述べておこう。正負の両面から現実的な手段を考える参考になると良い、と期待して。
民主主義とは多数派が少数派を奴隷として支配することで成り立つ、多数決原理主義だ。
そして皆で持ち回りで交代で奴隷役を務めることで成立する。
働いて金を稼ぎ、その金で自身の立場を守る。経済は資本主義、政治は民主主義という組み合わせは相性が良かった。これで民主主義の流行は長く続いてきた。
誰もが奴隷になりたくは無い。そこで民主主義は新たな奴隷を発明した。
まだ生まれていない未来の世代の人達だ。
年金や健康保険はネズミ講と似た性質を持つ。先に会員になった方が利は多く負担は少ない。後から会員になる者ほど負担は増える。
そして新たな会員がネズミ算のように増えることでシステムは成り立つ。
これから大人になる人達を強制的に会員として加入させ、負担を強いることで維持できる。
各世代の個人が生涯を通じて、政府に対して税や保険料といった形でどれだけの負担をし、年金、医療、介護といった公共福祉サービスからはどれだけの受益を得られるか。
この『世代会計』では、90歳の世代で約2600万円の黒字。0歳世代は約2600万円の赤字になる。
この『孫は祖父母よりも損をする』という世代間格差は『財政的幼児虐待』とも呼ばれる。
今の社会保障制度は課題を先送りしたまま、未来の子供に負債を背負わせている。
有権者が有権者以外に負担を押し付けるのが、民主主義の大きな欠点だ。
民主主義の先進国から少子化の問題が現れるのは、これから生まれる子供に『誕生税』を負わせるのがしのびないからではなかろうか?
『これまでも多くの政治体制が試みられてきたし、またこれからも過ちと悲哀にみちたこの世界中で試みられていくだろう。民主主義が完全で賢明であると見せかけることは誰にも出来ない。実際のところ、民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば、だが』
ウィンストン・チャーチル
BGM
『フィロソフィー』
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