第7話 紫の魔法少女、参戦
第7話になります。
「なんで葵が……!?」
普段着に身を包んではいるが、その特徴的な銀髪は間違いなく何度も会話を交わした学友だった。目の前に広がる光景が悪い夢かと思っってしまうがその思考もすぐに打ち切られる。魔獣が体勢を変え今にも襲うと言わんばかりだったからだ。
「ッ、させるか!!」
自然と動き出す体。最高速で葵に向かって突っ込むとそのまま押し倒すように地面に倒れるが魔獣の爪が掠ったのか背中が焼けた感覚に襲われ顔を歪める。
すぐさま起き上がると空を見上げれば魔力で煌めく翼を羽ばたかせ悠然と佇む敵がいた。大きな翼に鋭いクチバシを持つその姿は鷲に似ていた。
「レン、ちゃん……?」
背後からの声に視線を向けると、葵が目を見開き信じられないように俺を見つめていた。鷲型魔獣の方を視線を移すとこちらをただ見つめている。どうやら突然現れた俺の存在を警戒しているらしかった。
意識を魔獣から逸らさないまま葵の元へ近づく。
「な、なんなのアレ。それに、誰もいなくて、それで、それで……」
学校で見慣れた葵の姿は影すら見えず、体を両腕で抱きしめ縮こまるその姿は明らかに恐怖に怯えきっていた。混乱し言葉を吐き出し続ける彼女の傍にしゃがみ込むと手を添えてその顔を上げる。
「大丈夫。助けに来たから」
「……あ」
瞳を見つめ優しく話しかけると目の焦点が自分に合うのを確認し、立ち塞がるように鷲型魔獣の前へと躍り出る。黒いケース状態のメモリーズ・マギアを取り出すと銀色の装置が左腕に装着、『TRANCE』のメモリアを装填した。
「よくも葵を傷付けようとしたな……メモリアライズッ!」
【Yes Sir. Magic Gear, Set up】
機械音声と共に魔法少女へと変身し、籠手に包まれた拳を強く握りしめ上空の敵を睨みつけた。
「絶対に、ぶっ飛ばす!」
「ピギャァアアアアアーッ!!」
恋が魔法少女へと姿を変え魔獣と戦うなか、その後ろで彼女――立花葵はただその姿を見つめていた。
「なに、あれ。レンちゃんが、女の子に……?」
その姿は確かに先ほどまでは男だったはず。普段中性的な顔立ちをしているといっても今の彼は間違いなく女にしか見えない容姿をしていた。
それに加えて姿を変えて化け物と戦っていることが、何よりも視線を釘付けるのには充分だった。
「大丈夫? 怪我はないかい?」
突然聞こえた声に葵の体が飛び跳ねた。振り返れば小さなカラス――ベネトが話しかけていた。
「か、カラスが喋った……?」
「あー、やっぱりそういう反応するかぁ。まあしょうがないよね」
葵の瞳に映るベネトが翼で頭を軽く掻きながらも宙に浮いていることに不思議さを感じる。しかしそれを飲み込むかのように唇を強く噛みしめ意を決し口を開いた。
「あ、あの……なんで、レンちゃんがあんな怪物と……」
「――――、」
「……え、と。あの……?」
ベネトは無言で葵を見つめる。声が聞こえてないのか、反応は一切存在しない。ただ燃えるような瞳で目の前の少女を観察する。
そんな気味の悪い無言の時間は突如として終わりを告げた
「ああいや、ジロジロ見てごめんね。僕にも色々あるんだ」
「は、はあ……大丈夫、ですけど……」
謝罪の言葉を述べるベネト。葵は戸惑いながらもそれを受け取った。
「あの、それで……レンちゃんはなんで、あの怪物と戦ってるんですか……?」
葵の視線の先には建物を足場にして跳び回る櫻木恋と彼女を襲っていた鳥の化け物が何度も交錯していた。
「うーん……まあ簡単に言うと、悪と戦う魔法少女ってところかな?」
「魔法、少女……?」
「そう。巻き込んじゃったのは僕だから申し訳ないんだけどね」
肩を竦めたような仕草をするベネト。そんな時、轟音が二人の聴覚を揺らす。
音がした場所で上がる土煙の中には魔法少女姿の恋が地面に叩きつけられていた。その光景に葵の体がそちらに向かおうとするがベネトによって押さえつけられてしまった。
「離して! レンちゃんが……!」
「駄目だよ! キミは一般人、早くここから逃がさないといけないんだ!」
そう言うとベネトは素早くデバイスを取り出しシャドー・ワールドから脱出するための魔法を発動させる。
「な……なんで!? 転移出来ない!」
しかしその魔法は効果を発動されることなく霧散する。再び魔法を発動させるがそれも無効化されてしまった。辺りを注意深く観察すれば空に佇みこちらを睨む魔獣……その翼が常に薄っすらと魔力を帯びていることに気が付いた。
「なるほど、獲物を逃がさないための魔法ってことか……!」
その結論を出したベネトはどこからともなく恋が持っていた黒いケースを取り出すと葵の手に握らせると白い光が小さく灯った。
「あの、これは……?」
「それはキミを守ってくれる道具。仮登録はしたから、ある程度なら大丈夫なはず――ッ!」
上空から風を巻き起こす音が聞こえるとベネトが2人を包み込むように魔法でバリアが展開されると火花が散る。そこには鋭い鉤爪をバリアに突き立てている鷲型魔獣の姿があった。
「ピギュァアアアッ!!」
「ぐ……ッ、僕は支援型なんだからもっと優しくして欲しいなぁ……!」
ベネトは必死に結界を維持するが魔獣の爪が輝いた直後、ガラスが割れるような音と共に爆発が起こった。巻き起こる煙の中からベネトと葵が吹き飛ばされるのを見た魔獣は追撃しようと翼を広げるが何を思ったのか真上に飛び上がる。そこから一瞬遅れその位置を弾丸のように何かが通過した。
「お前の相手は……俺だぁあああッ!!」
建物の壁にある突起を利用し屋上へと昇るとひと際大きく飛び上がり魔獣の頭にその拳を叩きつけた。空中でよろめく魔獣だったが、直ぐに立ち直ると恋をその脚で掴み急降下すればその勢いのまま地面に押し付けた。
「ぐ、がぁあああああああああああッ!?」
彼の叫び声と共に大きな削り跡を道に残し止まった魔獣はその脚に向かって翼の先端を向ける。銀色の魔力光が煌めくとその翼はまるで鋼のような色合いになり翼を構成する羽1つ1つが刃物のように光り尖っていた。
「ロードッ!」
【Loading, IMPACT】
恋は魔獣の脚から逃れようと何度も魔法を発動させる。発生した衝撃が魔獣を襲うがそれに対抗するように彼にかかる重量が増していく中、魔獣はその翼を勢い良く振り上げる。勿論あれが突き立てられれば無事に済まないことは容易に察しがつくだろう。
「く、クッソ……!」
絶体絶命、それが恋の状況を表す言葉だった。
「……っ、何が……」
轟音と振動でに気付き瞼を開き近場を見る。
近くには守ってくれていた喋るカラスがぐったりと倒れている姿。呼吸が問題なく行われているため私と同じく気絶してしまったらしい。
「あ、これ……」
自分の手の中にはあの喋るカラスさんに貰った黒い箱のようなものがあった。白色に淡く光っているが、これのおかげで爆発から助かったのだろうか?
「そうだ、レンちゃんは――」
何が起こっているか把握するために、地面に腕を立て上体を起こし辺りを見渡す。
――自身がいる場所から少し遠く、視界に怪物の脚で踏みつけられている彼の姿が映った。
「……あ、あぁ……」
その姿に声が漏れる。怪物はその翼を刃物のように変化させ構えているが、どうやらアレを彼の体に突き立て殺すつもりらしい。
「……や、めて」
今日は訳の分からないことばかり起こる。
空から突然怪物が襲い掛かってきて、血を吐きそうなくらい走っても誰もいなくて。
もう無理だって諦めたのに、ここには居るはずのないレンちゃんが居た。
それからレンちゃんが女の子……魔法少女になって、あの化け物と戦い始めた。……私を守るために。
『大丈夫。助けに来たから』
こんな私にまた手を伸ばしてくれた。
そんな彼が、私を助けるために怪物に苦しめられている。
いつだってそうだ、私は助けられてばかり。
それを見るだけの……何もできない、無力な私。
そうしてまた、大切なものを失おうとしている。
「………………ろ」
力が要る。レンちゃんを助けることが出来る……あの怪物に負けない力が。
「…………やめ、ろ……!」
強く握りしめた黒い箱に紫色の光が灯る。
「私の、大切な人を……傷付けるなぁあああああああッ!!」
――大切なものを守れるくらい強くなりたい。
それを願った瞬間紫色の光に包まれると同時に自身の手には“海に沈みゆく人影”が描かれたクリアカード、左腕には銀色の機械が装着されていた。
「……助けるんだ、レンちゃんを」
腕を思いきり振るう。光の中から飛び出した紫色の物体が遠くにいた魔獣の眼に突き刺さった。
「ギャアアアアアアアアアアアアッ?!??!!」
「ッ、ロード!」
【Loading, IMPACT】
光が止むと同時に抜け出した彼の元へ歩き隣に並ぶ。なんとか抜け出せたようで安心したがそれでもボロボロなその姿を見ると、何もできなかった自分が嫌になり空いている拳を握りしめる。爪が食い込んで血が滲んだが、そんなのどうでもよかった。
「……もう嫌なの。ただ見てるだけしか出来ない、弱い私は。レンちゃんは……私が守る……! もう何も失いたくないッ!」
「葵……」
隣を見れば、彼が心配したような表情を浮かべている。
本当に、レンちゃんは優しい。
そんな彼を苦しめたあの怪物は……絶対許さない。
【TRANCE, Stand-By】
さっきレンちゃんがやっていたように手に持ったカードを装填するとくぐもった機械音声が鳴り響く。魔獣の方へ視線を移すと痛みが引いたのか唸り声を上げながら憎悪の籠った眼で私を睨みつけていた。
――私もお前が憎い。私の大切な人を傷付けるだけでなく、奪おうとしたお前が。
「メモリアライズ……ッ!」
【Yes Sir. Magic Gear, Set up】
――だから、絶対に倒す。
葵が起動詠唱を口にすると紫色の魔法陣が展開される。
足は膝下までブーツで覆われその下を黒のボディスーツが包む。全体的に紫で彩られた服装はスカートの上から垂れ下がる腰布がその足元で風で揺らめき、腰にはメモリアのケースが括り付けられていた。元々持っていたショートの銀髪には紫色の花の髪飾りが着けられている。
そして何より目を引くのがその手に持つ機械感が色濃く出ている巨大な弓で、銀色の中に紫色が所々に散りばめられている。
「……これが、魔法少女。すごい……力が漲る……」
変身を完了させた葵が空いている手を握り開きを繰り返す。それに見とれたのも束の間魔獣の咆哮が響き渡り再び空へと離脱して行く。
「くそ、また空に……!」
「……大丈夫」
そう言い葵は一歩前に出て空いている手を開くとその中に紫色の光を帯びた矢が現れそのまま弓に番え魔獣へ向かって弦を引き絞る。
「……落ちろ、害鳥」
「えっ」
聞き間違いかと思ってしまいそうな言葉が葵から発せられたその瞬間、彼女の手元にあった矢が一瞬で魔獣へ到達し残っていたもう片方の目を貫いた。視界が無くなったことで落ちる魔獣を見つつ彼女が行ったその絶技に思わず口が開いてしまう。
「……レンちゃん。私が殺ってもいい?」
「え、あ、はい」
「ありがとう」
突然の質問に思わず了承してしまう。
花が咲くような笑顔でお礼を言われると今更撤回も出来ない。俺は何故か、あの笑顔に恐怖心を感じてしまったのだ。
そんな俺を尻目に葵は腰に括り付けられたケースからカードを全て取り出し暫く眺めていると”厚い壁を突き破る弾丸の絵”が描かれたカードを抜き取り他は再びケースに仕舞い、手元に残ったカードを弓へと装填した。
「ロード」
【Loading, SPIKER】
葵の音声コードと共にその手には先ほどよりも大きく先端の尖った矢が現れ一度大きな深呼吸をするとそれを番え弦を引けばギリギリと音が鳴る。そして彼女のその視線は目が潰れ視界が無くなったことで暴れまわる魔獣……その頭部へと向けられていた。
「――死ね」
「ちょ」
手を離すと同時、先ほどと同じような速度で放たれた矢はまるで未来でも見たかのように魔獣の頭部、そのど真ん中へと吸い込まれ……その頭蓋を貫通した。
ひと際大きく痙攣した魔獣は大きな音を立てて地面へ崩れ落ちるとその体は黒い粒子となって空へと溶けていった。
「……ん、十点」
そう呟く葵の声はどこか満足したようなものだったので、俺はもう何も言う気にもならなかった。
普段とのギャップに頭が混乱しているなか弓を下ろした葵が俺の方へと振り返る。
「レンちゃんを傷付ける奴、殺したよ。……偉い?」
「……お、おー。え、えらい……ぞー?」
普段とは全く違う様子から発せられる言葉に日常との酷いギャップを感じ思わず顔が引き攣ってしまう。とりあえず褒めてみると笑顔を浮かべたのでどうやら嬉しいようだ。
今回の戦闘では葵に助けられたばかりか戦闘でも足を引っ張るようなことになってしまったことに落ち込む……が、直ぐにシャドウ・ワールドが崩壊を始めた。しかしそれと同時に忘れていた存在に気付く。
「そうだ葵! ベネトは!?」
「……べね、と?」
「ええと……葵のこと守っててくれてた喋る鳥のこと!」
「……あ、カラスさん。カラスさんなら……あそこ」
そう言い指が示す場所を見ると確かにベネトは居た。……気絶したままの状態で。
「おい起きろベネトぉおおお!!」
「――ふがっ!? あ、アレ、魔獣は……ってもう終わってる!?」
「そうだよ! 早く戻るぞ!」
「わ、わかった!」
浮遊感に身を任せると次の瞬間に目に映る景色が帰宅地点に設定している公園に切り替わる。初めて転移したからなのか葵は地面に腰を落としていた。
「葵、大丈夫か?」
「……大丈夫。不思議な感覚だった」
手を差し出し相手の手が乗せられればそれを掴み優しく引っ張り立ち上がらせる。ほぼ同じくらいの身長のせいか視線が真っすぐに交錯する。
「……それで、魔法少女ってなに? どういうこと? なんでレンちゃんがあんな怪物と戦ってるの」
「ですよねー」
矢継ぎ早に繰り出される当然な質問に頭を悩める。
襲われたとはいえ俺が魔法少女として戦っていたのを見られただけでなく葵は魔法少女になって戦ってしまった。もはや何も教えません、では納得しないだろう。
『ベネト、いつもみたいに記憶操作はできるか?』
『無理だね。メモリーズ・マギアは本登録が完了した時点で所有者に保護魔法が生身でも発動される。この保護魔法の対象に精神干渉系統の魔法も入っているから、よっぽど強くないと貫けないよ』
念話による相談をしてみるも空振りに終わる。もう腹をくくるしかないようだ。
「あー、葵。俺の家に来てほしい」
そのためにもまずは話が出来る場所に案内しなければ。
あれから話をするために家に招くと、葵は頻りにきょろきょろと部屋の中を見渡したりと落ち着かない様子。しかし安全に内緒話が出来る手ごろな場所は俺の家しかなかったので、申し訳ないながらもそのまま説明会が始まった。
連日起きている行方不明事件に魔法が関わっていること、葵のように巻き込まれたけど自分から望んで魔法少女になったこと、ベネトのこと、メモリーズ・マギアのこと、敵であるエノ・ケーラッドのこと……俺がベネトから聞いた話、体験したことは思いつく限り話した。それが終わると頷きながら聞いていた葵は口を開く。
「……なるほど、大体わかった」
説明が終わってからの第一声はそんな淡白な内容だった。
「大体わかったって……葵、ほんとにわかったのか?」
「……? 私も魔法少女になって、レンちゃんと一緒に敵をやっつければいんじゃないの?」
「いやいや! 葵を巻き込むわけには……!」
「僕は彼女が魔法少女になるのは賛成だよ」
身を乗り出しなんとか止めさせようとしたところにベネトからの声が聞こえた。
「ベネト!」
「確かに不可抗力だったかもしれない。でも今回の戦闘、彼女がいなかったらレンは危なかった」
「ぐっ……そうだけど!」
事実、今日の戦闘ではあの鷲型魔獣に対抗する策と言えるものが俺には無かった。だが、それでも自分の学友が非日常に関わることは、納得できるものではない。
「彼女の魔法少女としての武器は弓。近接格闘型のレンとカバーし合えば様々な敵に対応できるし、何よりレンの負担が減る。僕としてはレンの安全性を向上させるって意味でも戦力として参加してほしい」
確かにそれは正しい。
実際に一週間以上魔法少女として戦ってきたが危ない場面もあった。それをなんとか武術の経験と機転で乗り切っていたが、今回の戦闘で自分が対応できない敵が出てくる可能性を嫌でも考慮しなければならないことを実感した。
それでもやはり他人を巻き込むのは譲れないものだった。何故なら、それは俺が守らなくてはいけないものだからだ。
「それなら俺がもっと強くなれば――」
――いいだろ。そう言おうとしたところで急に後ろから服を引っ張られる。その力は強くはなかったがなぜか震えが伝わって感じられた。
「……レンちゃんの助けになりたいの。お願い」
振り向けば何時にも増して真剣な表情を浮かべる葵がまるで弓を射るときのように真っすぐ俺のことを見つめている。
その視線から逃げるように目を逸らすと大きく深呼吸して熱くなった頭を冷やせば再び視線を合わせる。葵の視線は変わることなく俺を射抜いていた。
「…………わかった。葵……力を、貸してくれ」
「……! うん……!」
俺がそう言うと葵は満面の笑みを浮かべた。
1人で心細いのも事実だし、実際遠距離攻撃の援護があればありがたいのも事実だ。しかし、そればかりに頼っていては今度は葵の負担を増やしてしまうことにも繋がる。やはりもっと強くならなければいけないのは変わらない。
「レンちゃんは、私が守るから」
微笑みながらそんなことを言ってくる葵に自然と笑顔が浮かぶ。彼女が出す柔らかい雰囲気に釣られて肩の力が少し抜けた気がした。
何はともあれ、紫の魔法少女――立花葵が、戦線に参加することになったのだった。
あとがきに何を書くか以前から考えていたのですが、とくに何も思いつかなかったのである程度固定化してしまおうと思いました。今回からそんな感じで行くのでよろしくお願いします!
さて、この作品を読んでいただたきありがとうございます!
評価、感想をくれると嬉しいです!
また誤字、脱字等を見つけた場合は報告をお願いします!
作者のTwitterはこちらとなっています。名前通りの白い鷺のアイコンが目印です!
〔@Ameno_Shirasagi〕
ここまであとがきに付き合っていただきありがとうございました。
今後もこの作品『メモリーズ・マギア』をよろしくお願いします!
それでは第8話で再びお会いしましょう!