第9話 第1回戦、メモリーズ・マギアvsビースト・テイマーズ!
遅くなって申し訳ありません!
それでは第9話どうぞ!
本日のサブテラーは快晴。催し事を執り行うには絶好の天候。
街中にあるモニターはどれも魔法決闘祭関連の情報を映している。会場の周りでも飲み物片手に画面を眺める人たちが大勢いた。
闘技場内部は綺麗に観客席が埋まり、開始前にも関わらずかなりの賑わいを見せていた。
「はぁー、よくもまぁこんなに大勢集まるものだ。暇なのか?」
「勝負事は基本的に水ものだから、相性や戦略で格下と思われているチームが勝ち進むなんてざらにある。いつでも目新しく盛り上がれるっていうのは最高の娯楽なのさ」
「なるほど、確かに一理あるな」
観客席の一つに腰を下ろす白衣姿のナムコットは納得気な様子。その左隣の席に座る黒ローブを身に着けたベネトと会話を弾ませる。
そこに一人の女性が近寄ってくる。
「ただいまです。買ってきましたよー」
「おっ、ありがとね」
「いえいえ。どういたしましてです」
やってきたのは私服姿のリーズネット。彼女の手にする二枚のトレーには、飲み物とハンバーガーのように具材がパン生地に挟まれた食べ物がセットになっていた。
リーズネットはトレーの一つをベネトに手渡し、ナムコットの右隣の席に腰を下ろす。食べ物を片手に頬張りながら、もう片方の手でトーナメント表を見つめていた。
「みんなは初戦ですか。勝てますかねー」
「どうだろうね。まぁ、少なくとも初戦は負けないだろうと思うけど」
やけに自信満々に言ったベネトに首を傾げるリーズネット。そんな時、再び会場に設置されたスピーカーから司会者の声が発せられた。
「さあ今回も始まりました魔法決闘祭地上戦部門! 実況席からお送りするのは前回決闘祭に引き続き司会進行役アリアと、解説役として現役国防軍からサー・ルーネさんが来てくださいました! お忙しい中、本日はありがとうございます!」
「いえいえ。決闘祭は大好きなので、こうして解説役に抜擢していただき感謝の極みです。みなさん、よろしくお願いします」
観客たちから拍手が巻き起こる中、所々からアリアとルーネに対しての声援が投げかけられる。それに対してルーネは丁寧に礼を返していた。
「僭越ながら簡単なルール説明を! 今回の魔法決闘祭地上部門は一騎打ちの決闘を五回行い、勝利数が多いチームが勝ちというシンプルな勝負です!」
「チームごとによって誰をどこに配置するのか重要ですね。今回は初出場のチームが多いみたいなので、どこも優勝を狙えると思いますよ」
「なるほど、そこのところ注目ですねっ! さぁ決闘祭の開始を飾る一回戦第一試合! 対戦カードは『メモリーズ・マギア』と『ビースト・テイマーズ』だー!」
入場口より紗百合と若い男性が決闘場に現れると一気に歓声が巻き起こり、それに合わせて司会者は言葉を紡ぐ。
「『ビースト・テイマーズ』は言わずとも知れた魔獣を愛してやまないな三六名で構成される古参チーム! 決闘祭を見てくれてるみんななら知っていると思うが、彼らは地上戦だけでなく空中戦や水中戦などあらゆる部門に出場するために組織内を部門分けしているヤベー奴らだ! そんな奴らが魔獣の良さを布教するために再び闘技場に帰って来たぞォー!」
司会者の煽り文言に会場のボルテージは最高潮を迎える。それを全身に浴びながら胸を張り自信満々に闘技場へと歩を進める成人男性。ノースリーブジャケットから露わになる腕はかなり鍛え上げられたことが伺える筋肉量だ。
「対する『メモリーズ・マギア』はなんとプラネット・アース、つまり地球から今回初参戦、ナムコット博士が開発した使用すれば姿が女性へと変わってしまうあのイカれたデバイスを引っさげて登場だ! しかし侮るなかれ、事前に入手した情報によると彼らは地球に迫った危機からその手で星を守った防人たち、今回の決闘祭注目の新人だァー!」
逆サイドから闘技場へと現れる紗百合。その顔には笑みが浮かんでおり少女らしい容姿と新人らしからぬ雰囲気に会場も色めき立った。
「ふふ、よせよ。照れるじゃあないか」
「博士、あの紹介の仕方は褒められてませんよ」
観客席で得意げに胸を張るナムコットと、それをジト目で見るリーズネット。場所が闘技場だろうとも、研究所で普段しているやり取りが行われていた。
そして両者が闘技場の中心で互いに視線を合わせ、がっちりと握手を交わす。
「私の名前はドーク・ラモン。いい戦いをしよう」
「紗百合っていいます! よろしくお願いします!」
身長や体格の差を感じさせる握手。しかし両者には相手を威圧するといった雰囲気はなく、むしろこれからの戦いを楽しみにしているような笑顔が浮かんでいた。
「さて解説のルーネさん、この対戦どこに注目したらいいですかね」
「そうですね、まず事前情報としてサユリ選手はチーム『メモリーズ・マギア』の中では戦闘経験が浅いらしいです」
「はえー、魔法決闘祭を戦い抜いて来たドーク選手が相手では厳しい戦いになりそうですね」
「しかし彼女たちのチーム名にもなっているデバイス、メモリーズ・マギアはそのカタログスペックが尋常ではなく高いです。彼女の実力が未知数だということもあり新人だと侮っていると平気で足元を掬われますよ」
「なるほど、初戦からなかなか目が離せない展開になりそうです! さあ決闘前解説もここまで! それでは両者、戦闘準備をしてください!」
その声を聞き紗百合はケースから『TRANCE』のメモリアを抜き左腕に銀腕が装着されるとスロットに差し込む。
【TRANCE, Stand-By】
「メモリアライズ!」
【Yes Sir. Magic Gear, Set up】
紗百合の体が黄色い光に包まれると次の瞬間にはその姿が魔法少女の物へと変わり、会場の中にいる男性の観客から歓声が上がる。その他にも彼女が握るその身長よりも長い銀色の鍵型武器に視線が集まっていた。
「ふむ、それが戦う時の姿か」
「そうです! さぁ、ドークさんの番ですよ!」
「フッ、レディーを待たせることはせんよ。……さぁ、共に行くぞガイ!」
ドークはジャケットの内ポケットから大きな手のひらに収まるほどの黒い機械の立方体を取り出すとそれを空中に放る。それは幾何学模様を走らせ展開されると空中に現れた魔獣が地面に着地し揺れた。
巨体を支える4本の足、巨大な2本の角と特徴的なフリルからその見た目は地球にかつて存在したトリケラトプスに近い。しかしその角とフリルは陽の光に晒されているとまるで金属のような光沢を放ち、見る者たちに自然と頑丈であることを想像させた。
「とうッ!」
ドークは跳び上がると魔獣の背に装着されている機械で出来た鞍に跨ると、その鞍から魔獣と彼を繋ぐように幾何学線が現れ彼らの顔には同じ模様が現れる。
彼がその手に握った手綱を引けば魔獣が大きく後ろ脚で立ち雄叫びを上げると同時に会場が爆発したような歓声に包まれた。
「これぞ『ビースト・テイマーズ』がその名前たる魔法『ハートフル・リンク』! 彼らは自身の相棒である魔獣と繋がることでそのスペックを全力以上に発揮させることが出来るのです!」
「いやぁ、これを見ると魔法決闘祭始まったなって感じしますよね」
「何度見ても飽きないこの迫力! 会場から見ている人だけでなく中継の人たちにも伝わっていると思います!」
司会と共に止まるところを知らない会場の熱気。その歓声を受けながらこれから戦う2人は視線をぶつける。
「レディーよ、闘技場では身分も性別も関係ない。この場に上がったからには全力で打倒させてもらうッ!」
「それを言うならこっちもですよ! 今に吠え面かかせてあげますから!」
ドークは手綱を、紗百合は銀の鍵を握り直すと会場が静まる。
しかしその静寂は場が冷めたわけでは無い。その様子はまるで火山の噴火のように観客たちはその熱気を溜め込んでいるようだった。
「それでは……決闘開始っ!!」
瞬間、両者が動く。
紗百合は鍵の杖からメモリアを3枚取り出しスロットに装填し跳び上がった魔獣による攻撃をその足で跳ぶことで避ける。目標を失った攻撃は地面へと衝突し大きな地響きが辺りを襲った。
「ロード!」
【Loading, SHOOT】
鍵の杖を振るうと魔法陣が展開し複数の魔力弾が射出されその全てが魔獣の胴体へと当たると、その身体が少しよろける。
しかしドーク側も負けていない。敵からの攻撃を受けて手綱を素早く操ると魔獣は魔力を角へと集めると輝き始め、まるで大砲の弾の如き勢いで角と同じ魔力弾が紗百合へと襲い掛かる。間一髪で避けられたそれは闘技場の壁へと当たると途轍もない破砕音を鳴らしたことからも、その威力は喰らったらひとたまりもないということが解るだろう。
「最初から激しい戦い! 互いに魔力弾の撃ち合いだー!」
「サユリ選手しっかりと動けていますね。これで経験が浅いほうだといいますから、『メモリーズ・マギア』はかなり選手の質が高いですよ」
観客たちはドークの攻めを華麗に躱していく紗百合に歓声を上げる。それに合わせてコールも増し更に盛り上がりを見せていた。
大きく回避運動を取り魔力弾による射撃を行いながら紗百合は思考する。
この魔法決闘祭はトーナメント形式、勝てば勝つほど優勝へと近づいていくがそれだけ戦う回数が増え自分たちの情報を晒していくことになる。
チーム『メモリーズ・マギア』の他に勝っている点は初出場故に情報がほとんど出回っていない事。つまり、どう戦っていいか対策がされていないことが一番大きい。
そこで問題になるのが、優勝を狙うとしてもどこまで自分の力を見せるか。
対策を取られてしまえば戦いづらくなり、その結果勝ちを拾いづらくなる。そういう意味では時として情報を絞るためにわざと負けるというのもチームを勝たせるうえでは戦略としてありだろう。
だが――紗百合はそれを望まない。
姉である桐花と些細なことで喧嘩、もとい勝負を行って生活していた紗百合にとって敗北とは途轍もなく悔しいこととして身体と記憶に染み付いてしまっている。それ故に自分から進んで手加減をして負けるなど、彼女にとっては万が一にも取りえない選択肢なのだ。
結論、ほどほどに手札を使って戦う。
イマイチな結論だが、この戦いで晒す札はもう決めていた。
「ロード」
【Loading, CHARGE】
敵の魔力弾が着弾すると同時にその音に紛れるように魔法を発動させる。するとその魔法の効果か彼女の杖にある6段のゲージがひっそりと一段階分上昇していた。
一方、ドークも自身の敵として立ちはだかる紗百合を見下ろしながら思考していた。
戦闘の初心者としてありがちなのは、敵の攻撃に目を瞑ってしまうことや足がすくんでしまうこと。これは無意識に自身に襲い掛かる痛みを想像してしまうために起こる条件反射の類いのものだ。
普通は訓練などで徐々に解消していくのだが、紗百合は魔獣の攻撃に対しても一切目を逸らすことがない。少しの予兆でも見せれば直ぐに回避体勢を取り、隙を見せれば反撃をしてくる。軽々と攻撃を避ける様子からも戦闘の経験が浅いとはとても思えない。
とはいえ、このまま撃ち合っていては千日手のようになってしまう。これでは折角の決闘による観客の熱が冷めてしまうだろう。
そこから導かれる答えは一つ。それは、自分から戦況を動かすこと。
『ビースト・テイマーズ』は勝利こそ求めるが、最重要視するのは相棒である魔獣との絆。そして、この祭典を見物している人々に熱狂を与えることだ。
ドークは手綱を握り直し指示を飛ばすと、魔獣がそれに合わせ大きく吠える。巨大な角が輝き出し、今までと違う雰囲気を纏っていた。
杖を構え直し攻撃に備える紗百合。
魔獣が上体を持ち上げ地面へとその足を叩きつけた瞬間――紗百合の体が空に向かって吹き飛ばされた。
「……ッく!」
攻撃を受け苦悶の表情を浮かべる紗百合の視界に映ったのは、地面から突き出すように出現した魔獣から生えているものと同じ形の角。魔獣は魔法によって地中からの攻撃を行ったのだ。
再び地面にヒビが入り魔法で造られた攻撃が落下してくる彼女に襲い掛かるがこれを杖で受け流すことで無事に着地を果たした。
「魔力弾の撃ち合いから一転、手に汗握る激しい激しい攻防! ていうかサユリ選手あれを捌けるとか本当に経験が浅いんでしょうか!?」
「やはり魔法を使う経験が浅いだけで体を動かすことには慣れている様子です。武術などで戦闘の経験があるのだと思われます」
「なるほど、そういうことなら納得できますね!」
解説も合わせ会場が沸き立つ中、次々と地面から突き出る角を華麗な身のこなしで躱していく。時折『チャージ』の魔法を使用しながらも、紗百合は周りに視線を巡らせる。
――仕込みは終わった。
ゲージは現在三段階。それを確認したことで小さく息を吐く。
迫り出した角を躱した瞬間、地面のヒビに気を付け踏み込む。魔法によって換装された身体が一気に敵に向かって跳び出した。
「来たか!」
ドークは自身の魔獣へと素早く指示を送ると、その巨体が即座に駆け出す。勢いが十全に乗った鋭利な角を突き刺す――といったところで紗百合が身を屈め、股下を綺麗に潜って行った。
結果的に互いの位置を入れ替えることとなった先の交錯。しかし紗百合の動きは止まらず、すぐさま振り返ると右半身を下げ、杖の先端を相手に向ける。
「セット!」
【MEMORIA BREAK】
コードと共に杖に黄色の幾何学線が走り魔法陣が展開される。杖の先端に黄色の魔力が集まり始めた。
「迎え撃つぞ、ガイッ!!」
「ギュルァァァァッ!」
これに対しドークは迎撃を選択。魔獣を巧みに旋回させると地面に脚を食いつかせる。
直後角との間に魔力が球体を為し、それがさらに成長していく。
両者収束させた魔力が限界まで膨れ上がると一瞬収縮し――解き放たれた。
「ハァァァァッ!!」
【EX-CELION SMASHER】
「うおォォォォ!!」
互いから発せられた魔力砲撃が闘技場中央でぶつかり合う。鍔迫り合いでもするかのように拮抗していたが、遂に衝突点で激しい光を発すると共に爆発し闘技場を揺らした。
「りょ、両者互角! 互いの決め技は惜しくも相殺されました!」
「……いえ、互角ではありませんね」
「へ? そ、それはどういうことでしょうか?」
アリアが困惑する中、解説席に座るルーネはしっかりと視線に捉えていた。
二人の攻撃がぶつかり合う瞬間、紗百合の口元が僅かに上がっていたことに。
「セットッ!!」
【MEMORIA BREAK】
爆発して静まった闘技場を切り裂くように紗百合の声が響く。再び魔法陣が展開され、先ほどと同じ一撃が繰り出されようとしていた。
それを見たドークは、不敵に笑った。
初めは小さな少女かと思った。しかしいざ戦ってみれば、紗百合が立派な戦士であることに気付いた。
彼はこの勝負を何よりも楽しみ、勝ちたいと思っていた。
「いいだろう! ガイ、俺たちももう一度――ッ!?」
二度目の攻撃は叶わなかった。なぜなら、ドークの視界が大きな音を立てながら傾いたためだ。
直ぐに原因を探し出す、そして見つけた。何もないはずの闘技場で、相棒の後ろ脚がまるで落とし穴に嵌ったかのように埋まり動けなくなっていたのだ。
「な、なにィ~~ッ!?」
魔獣は必死にもがくが、見事な嵌り具合で必死に抜け出そうとも中々上手くいかない。しかも身体が変に上に向かって傾いてしまっているせいで魔力砲を撃っても敵には当たらない。
ドークは紗百合の動きをしっかり観察していた。だからこそ分かる、これは紗百合によって作られたものではない。
そしてふと思い出す。この場所――先ほどまで紗百合がいた場所では無かったかと。
「し、しまったァ!?」
答えへと辿り着くドーク。
そう、この場所は先ほど入れ替わるまで紗百合が立っていた場所――自分たちの攻撃によって地中をザクザクと貫いた場所だ。
あんな攻撃を何度もやれば地面にはガタが来る。それに加えて先ほどの魔力砲撃の衝突による爆発の揺れと、魔獣の巨体による体重が重なり崩壊してしまったのだ。
なんたる様か。彼らは自らの攻撃によって破滅への道を進んでしまったのだ。
「コネクトブレイク、ディスチャージ!」
【Count CHARGE:3. Full Burst】
紗百合はそれを視界に収めながら言葉を紡ぐ。
杖に表示されていた三段階のゲージが全て消え去ると共に銃に弾を込めるかのような機械音が4回連続で鳴る。紗百合か更に魔法陣が四つ周囲に展開されその全てから杖の先端にあるものと同じものが発生していた。
「エクス・セリオン……スマッシャァァァァァッ!!」
魔獣の咆哮にも劣らない叫びが闘技場を貫く。
撃ち出された魔力砲撃は絡み合うように収束し合体すると極光となってドークたちを包み込んだ。
その攻撃によって発生した衝撃によって観客席に居る人たちは悲鳴を上げ、外にいる人たちも闘技場から発せられる黄色の奔流に自然と視線が向けられる。
光が止んだ時、ドークと相棒である魔獣は闘技場にて倒れ伏していた。完全に気絶しているようで、数秒経っても起き上がることは無い。
そして、規定である一〇カウントが終わる。
「き、決まったァァァァ!! 勝者はサユリ選手だァァァ!!」
宣言により闘技場から大きな歓声が響き渡る。それと同時に紗百合は息を吐き出し構えた杖を降ろすと変身を解除した。
「しょ、初戦からまさかの結果! まずは『メモリーズ・マギア』が1勝です!」
「いやぁ、まさか敵の攻撃を利用した知略も張り巡らせるとはすごい戦いでした。これはこの後の選手たちにも期待できますね」
紗百合が退場していく中で、解説は止まることなく続いていく。
波乱を予感させる展開に、観客たちは盛り上がりを見せていた。
【用語解説】
・『SHOOT』
攻撃型魔法。
魔力を固め弾丸にして、任意の軌道で飛ばすことができる。
・『EX CELION SMASHER』
『シュート』のメモリアブレイク(必殺技)。
魔力を集積し一気に開放することで砲撃を行う。また後述の『チャージ』と連動することで高威力を発揮することができる。
・『CHARGE』
特殊型魔法。
最大6段階まで魔力を凝縮、蓄積することが出来る。解放された魔力は威力が高くなり、6段階目まで蓄積した魔力と共に『シュート』を使うとメモリアブレイクと同等の威力になる。
またメモリアブレイクの際「コネクトブレイク、ディスチャージ」の詠唱で蓄積した魔力を開放、威力を爆発的に強化することができる。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
本編で出て来た魔法とかは章が終わった後に番外編で全てまとめるつもりだったんですが、それだと読んでいて楽しめないかなと思い、後書きに書くことにしました。
番外編は番外編で、整理して見やすい様にしたいと思っているので把握のほどよろしくお願いします!
では後書きもここまで!
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それではみなさん、また次話でお会いしましょう!




