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ヴィスタ奪還 その12

二人の姉はボンキュッボンの予定です。

 ルルカッタは姉たちに、兄王の居場所を尋ねた。

 二人の魔人族の女性は、首を横にフルフルと振った。


「ルルカッタ……兄王は……ギンゲムはまだ見つかっていないみたいなの」


 魔人族の女性はつぶやいた。

 ルルカッタを見つめる瞳は、エメラルドのような美しさだった。


「ケイラの言う通りよ。ルル……まだギンゲムは見つからないのよ」


 そう告げた魔人族の女性は赤い瞳を持っていた。

 それはルビーのような美しさだった。

 二人の女性は体を寄せあい、不安げな表情でルルカッタに言った


「私たちはどうなるのでしょうか……」

「ケイラ……」


 悲し気な表情でお互いを見つめる魔人族の女性達。

 そのとき、ルルカッタが告げたのは意外な言葉だった。


「ケイラ姉様、ライラック姉様! まだ兄王様が捕まっていないなら勝機はあります!」


「「えっ!それはどういう……」」


―――バンッ!―――


 ライラックがルルカッタに確かめようとしたときに入口の扉が強引に開かれた。


「みつけたぜぇ!第三皇子ぃ! いや厄災カラミティの異名をもつ天才魔法師ソーサラーさんよぉ!!」


いつも読んでくださりありがとうござます。

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