72/216
ヴィスタ奪還 その11
少し短いです。
―――カンカンカン―――
ルルカッタは塔に続く階段を駆け上がった。
そして目に見えたのは大きな鉄の扉だった。
「ここに、お姉さまたちがいるはずです」
――キイ――
「そこにいるのは誰ですか?私たちを誰か知っての狼藉ですか?」
そう告げたの同じ背丈で双子の魔人族だった。
「お姉さま、私です。 ルルカッタ・ヨル・ヴィスタです。 お助けに参りました」
「「ルルカッタ!? 貴方! 本当にルルカッタなの? 見た目が前までと全然違う! 」」
ルルカッタは片膝をついて、ここに現れた真意を告げた。
「お姉さま、ここに来たのはある人を探すためです。 お姉さま! 兄王はどこにいますか」
いつも読んでくださりありがとうございまs。
感想、ご意見、誤字脱字があれば報告おねがいします。