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ヴィスタ奪還 その11

少し短いです。

―――カンカンカン―――


 ルルカッタは塔に続く階段を駆け上がった。

 そして目に見えたのは大きな鉄の扉だった。


「ここに、お姉さまたちがいるはずです」


――キイ――


「そこにいるのは誰ですか?私たちを誰か知っての狼藉ですか?」


 そう告げたの同じ背丈で双子の魔人族だった。


「お姉さま、私です。 ルルカッタ・ヨル・ヴィスタです。 お助けに参りました」


「「ルルカッタ!? 貴方! 本当にルルカッタなの? 見た目が前までと全然違う! 」」


 ルルカッタは片膝をついて、ここに現れた真意を告げた。


「お姉さま、ここに来たのはある人を探すためです。 お姉さま! 兄王はどこにいますか」

いつも読んでくださりありがとうございまs。

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