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ヴィスタ奪還 その8

咬ませ登場!

「こんなん避けられるかぁ!!」


 愛子は叫んだ!

 そして愛子は鞭を放った。


―――ヒュン―――ガギィン―――


 愛子の鞭は、分厚い氷の壁に阻まれて押しかえされた。


「くっ!やっぱり、鞭じゃだめかぁ!」


 そして愛子はウィップを投げると手にした魔剣を構えた


「喰らえ!アヴァリーティア!」


 魔剣が薄い紫の光に包まれた。

 そして息を吸った後に、ゆっくりと吐いた。


「すぅ!はぁぁぁ!ヲルフガング流刀剣術’桜舞フェアリー’」


 魔剣が強い光を放つと同時に、魔法力が吸われたように愛子は感じた。

 そして愛子は斜めに魔剣を振り下ろした。


―――ガギィィン!―――


 魔剣から魔法力の刃が氷塊に向けて放たれた!


「ちぃ少しだけ削れただけかぁ…でもこれなら!」


 氷塊が削れ、中心にヒビが入ったのを愛子は見た。


桜舞フェアリー! 桜舞フェアリー! 桜舞フェアリーぃ!!」


 愛子は三度、斜め切りをはなった。


―――ガギィィン! ガギィィン! ガギャァ!―――


 氷塊は砕けた。それも粉々になって!


「「「「うそだぁ!僕たちの力が、こんな女に負けるなんてどういう事だよぉ」」」


「しかもなんであいつ、ラスタの奴の剣つかえてんだよぉ!」


 魔法師ソーサラーは、青い顔で愛子を見ながら叫んだ。

 その時には愛子は鞭を放っていた。


「それだけじゃないわ、あんた達ぃあまいわよぉ!」


―――ヒュゥゥン―――ガン!ガン!ガン!ガン!―――


「「「「ぐほぉぉぉ」」」」


 4人の魔法師ソーサラーは愛子のウィップに弾け飛ばされ壁に叩きつけられた。

 そして愛子は通路を進んだ。

 その先には下に降りる階段が現れた。

 愛子は周りを見渡した。


「この道しかないわね。しかたない、一度降りるしかないわね」




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