表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/216

ヴィスタ奪還 その7

過去の修正を急いでいますが、なかなかできていません。

それでも物語は進めていきます。

 ラスタの剣を愛子は拾った。


「正直なところ私のウィップて、リーチが長いけど剣に弾かれたら次に放つのが難しいのよね。この剣なら近接戦闘でもなんとかできるかな」


 愛子は剣を見据えて唱えた。


完視ヴィジョン!」


 愛子の目の前に魔法陣があらわれ、愛子の目が薄い紫色に変わった。


「どれどれ、へぇ…これ魔剣アヴァリーティアって名前なんだ。えっ!これなんか付与が付いてる……」


 そう呟くと愛子は完視ヴィジョンで読み取った言葉を告げた。


「えっと……これ少しはずかしいな。でも試してみないといけないし…’喰らえ!アヴァリーティア’」


 愛子が剣を構えて叫ぶと魔剣アヴァリーティアは薄い紫色の魔力を刀身に浴びた。


「ヲルフガング流、刀剣術’桜舞フェァリー’」


 愛子はロイエルから教えてもらった剣技を思い出し、魔剣を斜めに振り下ろした。


―――フォン!―――ドゴッ!


 剣先にまとった薄い紫の魔力刃が飛び出して壁にぶつかった。


「…なんか、これ遠隔攻撃……」


 愛子が壊した壁は斜めに断ち切れていた。


「まっいいか。さて、この部屋には用は無いし…王座はどこかしらね」


 そう言うと愛子は廊下にでて歩き始めた。

 すると物音に気が付いた神人族の魔法師ソーサーラーが前から現れた。


「いたぞ!あっ女がひとりだけだ!」

「なにっ!ここに賊がいるということは、ラスタの奴はやられたのか?」

「うそだろ、あいつ俺たちより強いはずなのに…」

「数でいけば俺たちが有利だ!行くぞ」


 4人の魔法師ソーサラー顔を見合わせると、覚悟したように魔法を唱えた

 

「「「「極大滅獄氷弾ジオブルガ」」」」


 青色の魔法陣が4人の前に現れた。

 そして魔法陣から放たれたのは……


「うっそ!こんなん避けれるかぁ!」


 通路いっぱいに広がった魔法陣から勢い良く放たれたのは、青く透明で極厚な氷の塊だった。

 

いつも読んでくださりありがとうございます

感想、ご意見、誤字脱字があれば報告お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ