表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
178/216

災禍の街 その29

首都到着です。

 愛子達がグラマナス・エンヴィのダンジョンを攻略した時から二日ほど遡る。


 ルルカッタ達は暴れるアンジュルムを取り押さえ、猿轡を咬まして竜人国の首都を目指し進んだ。

 途中で、虫型の中型魔物にも遭遇したが、ルイカの火炎魔法とルルカッタの獣魔召喚術やアウロト達の剣技で切り抜けた。

 そしてルルカッタとルイカ達は、二日かけて竜人国の首都、竜都カグラに辿り着いた。


「ここが、竜人国の首都ですか。 魔法学院アカデミーで話を聞いた時から一度は訪ねたいと思っていたんです」


 ルルカッタが瞳をキラキラと輝かせながら竜都を覆うように聳え立つ白い城壁を見つめた。


「はぁ……あんた、前も思ったけどお城とか都市とか好きよな?」


「ええっなんでわかるんですか?」


「だって前の機人国エンドアートでもエクス・マキナのお城を食い入るように見てたやん?エクス・マキナが困るくらい質問しまくってたんやんか」


「えへへ。 お恥ずかしながら、僕は大きな建物が好きなんですよ〜特に聳え立つ城門とかすごい好きです」


 恥ずかしそうにルルカッタにルイカに答えた。

 そんなやりとりを行いながらルルカッタ達は、フレイの案内で竜都での最高司祭の居城たる白亜の城に向かっていた。

 

「さぁ! フレイさん。 ここまでお連れするというのがお約束でしたね」


「はい。 ルルカッタはん、ルイカはん。おおきにどした。 ではうちは最高司祭様に街での窮状をお伝えして参りますぅ」


 フレイはルルカッタ達にペコリとお辞儀をした。

 そしてフレイは尋ねた。


「つかへんことお聞きするけど、あんた様はどちらに行かれるんどすか?」


「えっと…僕たちは…」


 ルルカッタを見つめるとにフレイは恥ずかしそうに体をモジモジしながらルルカッタの言葉を遮るように話した。


「もしよろしかったら、うちの謁見に立ち会うてもろうてもよろしいどすか?」



いつも読んで頂きありがとうございます。


話が「面白かった!」「続きが気になる!」と思った方は、


広告の下にある☆☆☆☆☆の評価や、


ブックマークへの登録をお願いします!


また、ご感想、ご意見、誤字脱字があればご報告お願いします。


皆様の評価が、執筆の後押しになりますので、よろしくお願いします!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ