表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
168/216

災禍の街 その19

最大攻撃ですよ。

「うぉぉぉぉ!!」


クレイが星剣ソレスタを振り上げ怒号を上げた!

クレイの放つ気迫に反応するかのように、星剣ソレスタの魔法刃が赤く光り輝き出した!

その刀刃は赤く、紅く、朱く染まっていった。

振り下ろされた斬撃が古魔狼エンシェントフェンリルの右首に到達すると、轟音と共に大気を揺らした。


「はぁあぁぁ!!」


トゥエルブ・マキナの魔法銃マナカノンの銃口が古魔狼エンシェントフェンリルに向けられ怒号を上げた!

トゥエルブ・マキナが左右の手に握る魔法銃が光り輝いた。

右手の魔法銃マナカノンがガシャ、ガシャと音を立てて変形した。

先程までの古いリボルバーの様な形から大口径のブローバックハンドガンの形に変形した。

左手の魔法銃マナカノンが同じようにガシャ、ガシャと音を立てて変形した。

先程までのマシンガンの様な形からアサルトライフルの様な形に変形した。

二丁の魔法銃はさらに青く蒼く光り輝いた。

吐き出された魔法弾が古魔狼エンシェントフェンリルの左首に到達すると巨大な氷柱となり轟音と共に地面を揺らした。


「消え去れぇぇぇ!!!」


愛子はアヴァリーティアを握りしめ駆け出した。

義足の噴射口スラスターが稼働し紫の光と共に疾走した。

アヴァリーティアは愛子の気迫と共に紫色の輝きを増し刀刃は青と赤の混じった真紫に染まり光り輝いた。

そして振り下ろされた斬撃は閃光と轟音を持って古魔狼エンシェントフェンリルの眉間に襲いかかった。


「ウヴァぁあああああ!」


「「「はぁぁぁ!!」」」


ーーーバギンーーー


 古魔狼エンシェントフェンリルの首や眉間に描かれていた魔法陣は轟音と共に砕けた。


「「「くらえぇぇぇぇ!!!」」」


 愛子、クレイ、トゥエルブ・マキナの攻撃が古魔狼エンシェントフェンリルに到達した。

 まるで巨大な暴力の渦に巻き込まれた様に古魔狼エンシェントフェンリルの体が砕けた。 

古魔狼エンシェントフェンリルは大質量の攻撃により巨大な体を維持することもできずに消え去ろうとしていた。


「ウヴァぁぁ……感…謝…する…」


古魔狼エンシェントフェンリルが光輝き消えさった。

そして残されたのは、肩で息をしている愛子達だった。


「……やった…わね」


愛子達が一息つき呟くとドームの中心が光輝き、その場に不釣り合いな声と音が鳴り響いた。


ーーーパチパチパチーーー


「おめでと! よくぞあの古魔狼エンシェントフェンリルを倒したね? すごいじゃん!!」


いつも読んで頂きありがとうございます。


話が「面白かった!」「続きが気になる!」と思った方は、


広告の下にある☆☆☆☆☆の評価や、


ブックマークへの登録をお願いします!


また、ご感想、ご意見、誤字脱字があればご報告お願いします。


皆様の評価が、執筆の後押しになりますので、よろしくお願いします!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ