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災禍の街 その16

ーーーガコンーーー


 レイジィとトウエルブ・マキナが倒されるとまるで何かのロックが外れるような音が響いた。

 切り倒されたレイジィがまるで蜃気楼の様に消えると光の通路が現れた


「すすめってことかしら……いいわ。 行こうじゃないの。 私にこんな思いをさせたことを思い知らせてやる」


ーーーコツコツコツーーー


 愛子が光る通路を進むと、先程の部屋よりも広い、まるでドームの様な場所に出た。

 そのドームには何かが引っ掻いた跡の様な傷が至る所に入っていた。


「ココは……」


 愛子が周りを見渡していると、愛子から2mくらい離れている壁が光り輝き扉が開いた。

 思わず、アヴァリーティアを構え、警戒する愛子だったが出てきた人影を見ると構えを解いて走り出した。


「アイコさん?」


 出てきたのは魔法銃を両手に握ったトゥエルブ・マキナだった。

 愛子は勢いのまま、おもいっきり飛びつくと強く抱きしめた。


「トゥエルブ! 良かったあぁ!!」


「アイコさん! 本物ですわよね? ああ…良かったぁ…生きてて本当に良かったぁ」


 愛子とトゥエルブ・マキナが互いに熱い抱擁をしている所、壁が光り輝き新たな通路から人影が現れた。


「……主人! トゥエルブ! 生きておったか!! おっとまた偽物かぁ!」


「レイジィ! 良かったぁ!! あと偽物ってなによ!」


「とぼけるな! 主人が女性趣味とは冗談にも程がある!」


「誰が、女性趣味か! 私はヘテロセクシャルだ!」


 通路から出てきたのは星剣を手に握りしめたレイジィだった。

 レイジィの口から出た発言に、思わずツッコミをする愛子だった。

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